Pegasus_rc's blog

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MotoGP in crisis

2009-01-08 23:31:26 | MotoGP 2009
MotoGP情報

●ドルナのエスペラータがカワサキの首脳陣と会談を持った模様。
詳細は明らかではないが、会談の中で、この興行主と2011年まで参戦の契約を締結しており、契約不履行の場合は多額の違約金が発生する事や、カワサキのマシンをどうすればグリッドに並べられるかの幾つかのオプションを話し合った。
そして決定事項は明日発表するであろう、との事。

●クリス・バーミューレンは、MotoGPマシンの電子制御を制限するとうロッシの意見に賛成すると述べている。
電子制御の力ではなく実力で勝負したい、すくなくとも990㏄の時代は、タイヤをスピンさせる事が出来たのにと。

●LCRホンダのチェッキネロは、コスト削減の方法としてこう述べている。
エンジンの開発を凍結し、エンジンの数を減らす、エンジン回転数を制限する、エンジンのライフを伸ばす。そうする事により20~30%のコストを減らす事が出来ると。
LCRチームのライダーは、ドピュニエ一人だけだが、使用しているエンジンは8機あるそうだ。
このメンテナンスだけでも相当な出費がかかり、回転数が高くなればなるほどメンテとパーツ費用がかかるので、チームとしてもコスト削減は至上命題との事。




MotoGP公式にクラッシュ統計が出ていた。
その中のライダー編を見ての感想。

最多転倒記録はランディ・ド・プニエで3年連続。転倒数22回。決勝レースでも、最多7回。
カワサキでもホンダでも転倒しまくりで、決勝のリタイヤ率も28%って、ちょっと問題じゃないの。

アレックス・デ・アンジェリスは、19回転倒。決勝6回、5レースタイヤ。
チームメイトだった中野は、決勝での転倒無しと言う事で、実績的にも中野が優秀だったのにデ・アンジェリスをとったグレシーニ。
イタリア人びいきとしか思えない(ホントはサンマリノ人だが)。
中野も決勝で転倒が無いとはいえ、無難な走りをするより、リスクがあっても攻めて欲しかった。
見ていても勢いもアグレッシブさも感じられなかったからね。
そんなところをグレシーニも見ていたのかも。

意外に転倒が少なかったのが、コーリン・エドワーズ。6年間のうち4度目の最少転倒数だと。
ヘイデンとトップ争いしていた最終コーナーで転倒するなど、大事な場面での転倒のインパクトが強かったせいか意外に感じてしまった。

(公式抜粋)
2008年ライダー別転倒数
R.ド・プニエ:22回(決勝レース:7回)
A.デ・アンジェリス:19回(6回)
J.トーズランド:13回(3回)
J.ホプキンス:11回(1回)
C.ストーナー:10回(3回)
S.ギュントーリ:8回(0回)
J.ロレンソ:8回(4回)
M.メランドリ:8回(2回)
T.エリアス:7回(0回)
中野真矢:7回(0回)
D.ペドロサ:6回(2回)
A.ウエスト:6回(2回)
L.カピロッシ:5回(1回)
A.ドビツィオーソ:4回(1回)
N.ヘイデン:4回(1回)
V.ロッシ:4回(1回)
C.エドワーズ:3回(2回)
C.バーミューレン:3回(0回