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MotoGP : 第3戦 フランス プレビュー

2010-05-20 22:37:39 | MotoGP 2010








MotoGP 第3戦 フランスGP



■開催日:2010年5月21日(金)1日目フリー走行、22日(土)予選、23日(日)決勝
■開催地:フランス/ルマン



CIRCUIT DATA


■開設:1965年

■コース長:4.180km

■サーキットレコードラップ:1分34秒215(2008年:V・ロッシ)

■サーキットベストラップ:1分32秒647(2008年:D・ペドロサ)

■2009年のリザルト:



[MotoGP]

1 ホルヘ・ロレンソ (ヤマハ) 47:52.678
2 マルコ・メランドリ (カワサキ) 48:10.388
3 ダニ・ペドロサ (ホンダ) 48:12.571
4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ (ホンダ) 48:13.133
5 ケーシー・ストーナー (ドゥカティ) 48:23.217
6 クリス・バーミューレン (スズキ) 48:30.140
7 コーリン・エドワーズ (ヤマハ) 48:32.869
8 ロリス・カピロッシ (スズキ) 48:38.099
9 ジェイムス・トーズランド (ヤマハ) 48:42.985
10 トニー・エリアス (ホンダ) 48:45.896


Pole Position: ダニ・ペドロサ
Fastest Lap: ダニ・ペドロサ 1:35.045 158.514km/h 27周



[250cc]

1.マルコ・シモンチェリ (アプリリア) 49'07.591
2.エクトール・ファウベル (ホンダ) +18.128
3.ロベルト・ロカテリ (ジレラ) +21.642

[125cc]

1.フリアン・シモン (アプリリア) 47'08.273
2.ジョナス・フォルガー (アプリリア) +27.084
3.セルジオ・ガデア (アプリリア) +30.916






■特徴

第3戦フランスGPが開催されるル・マンは、パリの約200km南西に位置し、世界でも屈指の伝統を誇るサーキットだ。世界的に有名なル・マン24時間耐久レースは、市街地コースを含むサルテ・サーキットで開催されるが、バイクレースの24時間耐久レース、そして、ロードレース世界選手権は「ブガッティサーキット」で行われる。
1周4.18kmのコースは、メインストレートが450mと短く、中低速の左4、右9ヶ所のコーナーで構成、1周の平均速度も160km/hとGPコースで5番目の低さ。
コンパクトなレイアウトでタイトなターンが連続するテクニカルなのが大きな特徴。
路面の滑りやすからも難易度が高く、転倒のリスクも高い。
また天候が変わりやすく雨が降ったり止んだりと安定しないので、セッティングも含めてライダー泣かせのコースでもある。
2009年は雨の影響で、125ccクラスと250ccクラスで転倒者が続出。完走台数より転倒リタイヤの台数が多くなるほどであった。
MotoGPクラスでも、スタート時に雨は止んでいたものの路面が濡れた状態だったため、全員がWETタイヤでスタート。
その後、路面はすぐに乾き出し、ピットインしてスリックタイヤに交換するという、フラッグtoフラッグのレースになった。
スリックタイヤに交換後、ロッシが転倒し、前半WETタイヤでリードを築いたロレンソ選手が優勝している。
2位にはハヤテのメランドリ選手がカワサキで表彰台に、3位にはホンダのペドロサが入っている。






■パッシングポイント

第1シケイン(ダンロップシケイン)
4コーナー入口(ラ・チャペル)
第2シケイン(Chemin aux Boeufs)
最終コーナー(Rsccordement)

どのポイントもブレーキング勝負となる。
スタート直後の1コーナーとシケインではアクシデントが多い。
抜きどころが少ない為、予選順位が非常に重要。
2009年と2007年は、フラッグtoフラッグのレースとなった。
ヤマハとの相性が良いコースで、ヤマハ勢とファンタスティック4との激しい争いが予想される。







■タイヤ


フロント : ソフト ・ ミディアム
リア : ソフト ・ ミディアム(左右非対称)



路面グリップが低く、低気温が予想される。
レイアウト的にブレーキングと立ち上がりのトラクションが重要。
低温でグリップを発揮させ、28週の周回をこなさなければならないので、タイヤにはシビアな状況となる。
決勝ではソフトタイヤを選ぶライダーが多いだろう。









フランス・ルマン地方の紹介



ル・マン(Le Mans)は、フランスの西部に位置する都市で、サルト県の県庁所在地である。
伝統的に、メーヌ地方の首都とされてきた。
現在、カトリック教会のル・マン司教座が置かれている。

地球を陸半球と水半球に分割した際、陸半球の極はル・マン市に存在する。

日本の鈴鹿市と姉妹都市になっている。




観光

旧市街(Cité Plantagenêt、Vieux Mans)
古代ローマの残余、河岸のローマ浴場

サン=ジュリアン・デュ・マン大聖堂



ロマネスク様式とゴシック様式を組み合わせた11~15世紀の建物






■天気

     






■タイムスケジュール(日本時間)


2010. 5.21


125cc FP1 19:40 - 20:40
MotoGP FP1 20:55 - 21:55
Moto2 FP1 22:10 - 23:10


2010. 5.22


125cc FP2 16:00 - 16:40
MotoGP FP2 16:55 - 17:55
Moto2 FP2 18:10 - 19:10

125cc QP 20:00 - 20:40
MotoGP QP 20:55 - 21:55
Moto2 QP 22:10 - 22:55


2010. 5.23

125cc WUP 15:40 - 16:00
Moto2 WUP 16:10 - 16:30
MotoGP WUP 16:40 - 17:00

125cc RAC 18:00
Moto2 RAC 19:15
MotoGP RAC 21:00



Your Time Zone: GMT +9 hours






■TVオンエア情報

G+SPORTS

予選

5月22日(土) 27:00~30:00(VTR)

決勝

5月24日(月) 5:00~9:15(VTR)

5月25日(火) 23:00~27:15(再放送)
5月29日(土) 17:00~21:15(再放送)
6月1日(火) 23:00~27:15(再放送)



※放送日時、内容は変更になる場合があります。最新の情報は、各放送局にお問い合わせください







REPORT

MotoGP


第3戦フランスGPは今週末、ルマンで開催。

ホルヘ・ロレンソがポイントリーダーとして登場する。ヘレステストではスタート練習に着手し、課題克服に取り組んだ。

ランク2位のバレンティーノ・ロッシにとって、2週間のブレークは、負傷した右肩を治療する時間にあてられた。昨年は転倒とピットスルーにより、厳しいレースとなってしまったが、2007年と2005年に優勝した舞台で、今年の目標でコンスタントな速さを取り戻したいところ。

地元ヘレスと新型シャーシの投入により、不振のプレシーズンを一掃するパフォーマンスを見せたダニ・ペドロサは、今週末に史上最年少となる通算150戦目を迎える。

プレシーズンから好パフォーマンスを維持するアンドレア・ドビツィオーソは、ヘレステストで試した新型シャーシを投入することを決意。

ルマンを一番難しいトラックと認めるニッキー・ヘイデンにとって、開幕から2戦連続4位の勢いを維持できれば、今後のハイスピードトラックに向けて、弾みとなる。

開幕戦の転倒により、上位陣とのギャップを背負ったケーシー・ストーナーにとっても、過去の成績から今週末は厳しいレースが予想されるが、操縦性が向上したデスモセディチGP10の戦闘力を証明する機会となる。

プライベート勢のトップを争うランディ・ド・プニエとコーリン・エドワーズにとっては、ルマンは地元グランプリ。特にド・プニエは、地元で上位陣とのバトルが期待される。

新人勢では、ベン・スピースが初体験トラックへの高い順応性を披露。チームの地元トラックで、どこまで上位に進出して来るか注目が集まる。

青山博一は、2週間のブレークを利用して、左手が痺れる症状を克服する手術を受けたが、週末には問題なく、ヘレステストで見つけたベースセッティングを試したいところ。

アルバロ・バウティスタは、モトクロストレーニング中に鎖骨を骨折。手術を受けたが、レースには参戦する。

第3戦フランスGPは、21日に開幕。決勝レースは、23日の14時、日本時間の21時にスタートする



Moto2


富沢祥也が2戦連続のポイントリーダーとして登場。
富沢は、昨年の総合ポイント(32ポイント)を上回った。

トニ・エリアスは、2週間のブレークを利用して、負傷した左手と右足首の治療に専念。

高橋裕紀は、初優勝を上げた思い出の舞台で、地元グランプリとなるテック3に優勝をささげられるか。

チームアスパーは、シャーシをRSVからシューターに変更した。

また、カルデロン・AB・モーターレーシングも、RSVからFTRに変更する予定だ。





COMMENT


YAMAHA


V・ロッシ


「肩はずいぶん回復してきたので、今度のルマンではいつもの力が戻ってきてくれると思うよ。去年は最悪のレースになってしまったけれど、それを除けば基本的に、ヤマハや僕との相性はいいほうなんだ。一番の気がかりが天候なんだけれど、去年があんなことだったから、今年はきっと太陽に恵まれると信じているよ。今シーズンはここまで、カタールでの優勝とヘレスでの表彰台と絶好調。でもマシンに関しては、まだいくつか課題もあるので、パフォーマンス向上を目指して今回もしっかりと取り組んでいきたいと思っている。ヘレスのあとのテストは順調だったから、そのときのデータを活用して初日から攻めていきたい」


D・ブリビオ 監督

「ルマンでの去年のことは、あまり思い出したくない。雨に見舞われ、たくさんの難しい問題があって、最終的にポイントをとることもできなかった。でも前回が特別なのであって、それまでヤマハは、ここで何度も好成績を残してきた。だから今、望むことは、好天だけなんだ。今シーズンはここまで非常に好調にきていて、これからもこの流れを維持し少しでも多くのポイントを獲得していきたいと考えている。6月以降はレースが多くなって忙しくなるので、その前にもう少ししっかりと地盤を固めておきたいという気持ちもある」


J・ロレンソ

「前回のヘレスで優勝して、今はランキングトップに立っているけれど、自分では僕がチャンピオン候補だとは思っていないんだ。だってシーズンはまだ始まったばかりで、この先がとても長いからね。とは言ってもヘレスのことは、ホームグランプリでのモトGP初優勝だったから、とても誇りに思っているよ。ところで昨年のルマンは信じられないようなクレイジーなレースだった。ウエットレースだと思っていたら雨が止んで乾いてきてしまって、もうめちゃくちゃ。でも経験豊富なチームのみんなが懸命に僕を助けてくれたんだ。僕自身もできることはすべてやったし、1周目から最終ラップまで本当に必死だったよ。今年もあのようなレースをファンのみんなは待ち望んでいるのかもしれないね。ルマンはいつも天気が問題になるところなんだけれど、僕としては今年こそ晴れを期待しているよ。ここで表彰台に上ったのは、去年と、250ccで2度目のタイトルを獲得した年との2回。だから今回は3回目を狙っていく。ヘレスから約3週間も経ったので、ヨーロッパラウンド第2戦が楽しみで仕方がないよ」


W・ツェーレンベルグ 監督


「ヘレスで優勝を果たしたあと、また長い休みがあったので、今は仕事に戻ることが待ち遠しくて仕方がない。そしてシーズン開幕以来の好調を、このままキープするべくチーム一丸となっている。シーズンは長いので、あまりエキサイトし過ぎるわけにはいかないが、とにかくひとつひとつ、同じ気持ちで取り組んでいきたいと思う。ルマンはヤマハにとっては相性の良いコースで、昨年はホルヘが、非常に厳しいコンディションのなかで優勝を果たしている。できれば今回はもう少し簡単な戦いになってくれるといいのだけれど…とにかく雨は降らないでほしいね」




HONDA


ダニ・ペドロサ

「前回のヘレスは、初日からいいペースで走れたし、決勝レースに向けてセットアップも順調だった。今回も、同じような3日間にしたい。ル・マンは、天候が不安定なので、どんなコンディションにも対応できるようにセットアップしなくてはいけない。昨年の大会も、予選はPPを取れたけれど、フラッグ・トゥ・フラッグになった決勝は3位になるのがやっとだった。今回は僕自身にとって150回目のグランプリなので、いい結果を残したい。ヘレスはいいレースができたし、大きな自信になった。今回も楽しみにしている」


アンドレア・ドヴィツィオーゾ

「ル・マンは好きなサーキットで、これまでもいい成績を残してきたので、すごく楽しみにしている。前戦スペインGPでは、決勝翌日のテストでニューシャシーのテストをした。その結果がとてもよかったし、今回はその車体を使うことになると思う。ル・マンは、ヘレスより旋回性が要求されるサーキットだ。改良されたシャシーで走るのが楽しみだ。昨年の大会は、表彰台争いができた。わずかの差で4位に終わったけれど、ル・マンに向けてモチベーションは高い。今回は、優勝争いに加わる自信がある」



ランディ・デ・ピュニエ

「どのレースもベストを尽くしているが、ル・マンは、自分にとってもチームにとっても、より重要な戦いになる。大勢の地元ファンが声援を送ってくれるので、いいレースにしたい。スペインGP後のテストで、車体のセットアップも進んだ。ル・マンはストップ&ゴーのサーキット。ハードブレーキングが要求されるが、いい走りができると思う、いつも全力を尽くしてくれるチームとスタッフの期待にも応えたい」


マルコ・メランドリ

「開幕戦カタールGPは思うようなレースができなかったが、前回のヘレスは、バイクのセットアップも進み、レースの内容も悪くなかった。レース後のテストも順調だったし、今回のレースをすごく楽しみにしている。ヘレス同様、今回もウインターテストをしていないサーキットなので、金曜日、土曜日の走行がとても重要になる、ル・マンでは06年に勝っている。07年、09年も表彰台に立っている大好きなサーキット。天候が不安定なサーキットだが、決勝に向けて万全の状態に仕上げたい」



マルコ・シモンチェリ

「スペインGPのあとのテストがすごくよかったので、今回はとても楽しみにしている。ヘレスでは、カタールで抱えていた課題が解消に向かった。決勝は11位だったけれど内容は悪くなかった。レースを終えた後、月曜日のテストでは、さらにセットアップが進んだし、今回のル・マンが楽しみでしかたない。ル・マンは、 250cc時代に優勝している。表彰台にも立っている。しかし、あまり好きなサーキットではない。ここでいい走りができたら、マシンの状態もよくなっている証拠。いいレースをしたい」



青山博一

「前回のヘレスはコースアウトして、まるでいいところがなかった。しかし、月曜日のテストでいろいろ試すことができて、方向性もマシンの性格も、かなりつかむことができた。スペインGPのあと、左手首の手術を受けた。神経を圧迫している個所があって、ときどき、左手にしびれが出ることがあったからだ。今回のレースに影響はないし、不安な要素がひとつ減ってさらにレースに集中できる。ル・マンは、ツインリンクもてぎ同様、ストップ&ゴーのサーキット。本来なら得意だし、好きなサーキットなはずだが、これまで一度も表彰台に立ったことがない。前回のレースで悔しい思いをしているので、今回は、みんなに喜んでもらえるようなレースにしたい」





Moto2



富沢祥也

「今週はチームにとってホームGPになる。ランキング1位でル・マンを迎えるなんて想像もしていなかった。チームスタッフやスポンサーが喜んでくれるようなレースにしたい。昨年は難しいコンディションになり転倒している。でも、ル・マンは好きなサーキットだ。前回のヘレスは、合同テストをしていたのでデータがあったけれど、ここから先は、初めて走るサーキットが続く。フリー、予選ときっちりとバイクを仕上げたい。みんなにチャンピオン争いのことを聞かれるが、まだ 2戦が終わったばかり。ひとつひとつ、キッチリ完走したい」



トニー・エリアス

「開幕前のテストのケガは前回のスペインより回復しているので、ヘレスより、いい体調でレースを戦えると思っている。しかし、レースは、ヘレスより激しいものになると思う。ここはスローコーナーが多く、一段とブレーキング競争が激しくなると思う。前回のヘレスの優勝は、自分にとってもチームにとっても、すばらしいものだった。まだシーズンは始まったばかりだが、マシンのセットアップも順調に進んでいる。今回も優勝争いに加われるようにがんばりたい」

高橋裕紀

「ル・マンは、チームにとってホームGPになるし、自分も好きなサーキットなので気合が入っている。GP参戦2年目の06年には、GP初優勝を達成しているので、Moto2クラスでも初めての表彰台に立てるようにがんばりたい。2戦を戦い、マシンのいい部分とウイークポイントがはっきりしてきた。前回のヘレスでは、スローコーナーの旋回性に課題を抱えていたので、ル・マンでは、この問題をきっちりと解決しなければならない。今回は、マシンのセッティングを大きく変えて、初日を迎える。それがいい方向に向かうことを期待している」





SUZUKI


ロリス・カピロッシ

「まるでシーズンが進んでいないような感じだから、早くコースに飛び出したい。もう6月なのに、まだ2戦が終了しただけ。これでは、僕たちのポジションを評価できないけど、テストはすごく良かった。
ルマンは天候が変わりやすいから、常に宝くじ。だから、どんな状況でも準備しなければいけない。」


アルバロ・バウティスタ


「不運にもちょっとしたアクシデントで鎖骨を折ってしまった。ダメージを受け、手術を受けたけど、週末に集中している。
ルマンは好きなトラックではない。一度も表彰台に登ったことがないから、この流れを変えないと。ヘレスの10位は、ルーキー勢の中でベストだったけど、もっと上に行きたい。スタートが良くなかったから、この仕事をしないと。テストでスタート練習をしたから、上手く行くといい。とにかく、重要なのは走ること。全力を尽くす。」









DUCATI


ケーシー・ストーナー

「昨年はすごく速かった走ることができた。上位争いをしたけど、最終的に望んでいたリザルトを獲得できなかった。今年は、ここ2年間と比べれば、期待することができる。それに向けて、全力を尽くす。」


ニッキー・ヘイデン

「もしかしたら、僕にとって一番タフなトラックかもしれない。一度も表彰台に登ったことがないし、1列目からスタートしたこともない。今回が楽しみだ。
僕たちはグッドなシーズンのスタートを切ったけど、地に足をつけ、仕事を続けないと。グッドなレベルをキープし、小さなギャップを切り詰めて行くことが目標だ。コンマ2秒。これが難しいけど、今後のシーズンに向けて、自信がある。」







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1 コメント

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富沢のおかげでMoto2が数倍楽しくなりました。 (pegasus)
2010-05-21 12:10:57
明るい性格でチームにも可愛がられるでしょうね。
高橋とチャンピオン争いしてくれれば更に良し。
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