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MotoGP : 第8戦 アメリカGP 予選後コメント

2009-07-05 23:01:36 | MotoGP 2009

MotoGP 第8戦 アメリカGP 予選後コメント

■開催日:2009年7月4日(土)予選
■開催地:カリフォルニア州/ラグナセカスピードウエイ(3.610km)
■コースコンディション:ドライ
■気温:21度 ■路面温度:46度
■PP:J・ロレンソ(ヤマハ/1分21秒678)




ライダース コメント

YAMAHA

J・ロレンソ選手談(予選1位/1分21秒678/27周)

「もっともっとプッシュしていこうと思っていたんだけれど、前にたくさんのマシンが走っていたことと、タイヤがなかなか暖まらなかったことで、タイムアタックには適さない状況だった。
2回も転倒してしまったことは本当に悔しい。
でも幸い身体のほうは問題ないから、明日は走れると思うよ!
アメリカの医師とクリニカ・モバイルのスタッフが協力して僕を診てくれていて、少しでも気分よく走れるようにと、いろいろ考えてくれている。
みんなのサポートに感謝しているよ!」

R・フォルカダ、フィアット・ヤマハ・チームクルーチーフ談

「ホルヘは今日も絶好調だった。
それだけに2度の転倒は非常に残念だ。
1度目の転倒は新品のハードタイヤが原因。
そして1度目は、2ラップ続けてゆっくり走ったあとのペースアップだったので、リアタイヤがまだ暖まっていなかったことが原因だと考えられる。
そんな状況でもポールポジションを獲得できたことは、彼がマシンに良いフィーリングを感じていたことの証明だ。
幸い、怪我の状況もそれほどひどくはない。
明日の朝、もう一度検査をして最終決定することになるが、グリッドに並んでくれることを願っている。
そしてエキサイティングなレースを見せてほしい」


V・ロッシ選手談(予選2位/1分21秒845/34周)

「何よりロレンソとストーナーの怪我が心配。
だって明日はこの3人で素晴らしいバトルを展開する予定なんだからね。
僕自身は、今日はセッティングが完璧ではなくて、とくに最終セクションでいくつか問題があった。
思い通りにマシンをコントロールすることができず、マックスまで攻めることもできなかったので、この点は明日までに何とかしなければならない。
ロレンソとストーナーの状態によるんだけれど、今はとにかく、ふたりがいい状態で決勝を走れるよう願うだけ。
そうすれば必ず、エキサイティングなレースをみなさんにお見せできるからね」

D・ブリビオ、チーム監督談

「フロントロウを獲得できたことは良かったが、小さな問題がまだいくつか残っているので、これを明日までに解決しなければならない。
かなりいいところまで来ていることは間違いないが、さらにもう一歩、前へ進めると考えているからだ。
ウォームアップで最終的な変更を行ったとしても、朝は気温が低いのでその成果をチェックするのは難しい。
でもベストを尽くすしかないんだ!
ホルヘとケイシーがともに激しい転倒をして心配したが、大事にはいたらなかったようで本当に良かった。
明日は3人揃って、いいレースを見せてほしい」

C・エドワーズ選手談(予選7位/1分22秒490/28周)

「マシンの感触は昨日よりも良くなっているけれど、完全に満足というところまではいっていなくて、明日までに解決しなければならないことがいくつか残っている。
午前中のセッションではミスをしてしまい、右手の指に怪我をしてしまったが、走るときには大きな問題にはならないから大丈夫。
でも第10コーナーでの転倒というのは気分のいいものじゃない。
だってかなりの高速だからね。
頭から落ちて、それから背中を打って...そう考えれば指の爪がなくなっただけで済んだのは本当にラッキーだよ。
今の一番の問題はフロントのフィーリング。挙動が大きく、コーナーに進入するやいなや、まったく安定感がなくなってしまうんだ。自分の思い通りにプッシュすることができない状況で7位になれたのは良かったと思う。
明日のウォームアップで、これらの問題を解決できれば、きっといいレースができるだろう。
今の状況で表彰台を狙うのは簡単ではないけれど、アメリカのファンのために、そしてスポンサーのモンスターのために僕は全力を尽くす。
ここではたくさんの人たちが僕を支えてくれている。彼らに恩返しがしたいんだ」

J・トーズランド選手談(予選15位/1分23秒390/27周)

「厳しいセッションになってしまった。
課題は非常に多い。
アッセンではあんなに素晴らしいレースができたのに、あの時のようなフィーリングがつかめないんだ。
最終コーナーでの転倒は、決してハードに攻め過ぎていたわけではなかった。
ただフロントのセッティングを変更していてい、それがどうもしっくりきていなかったんだ。
転倒したのでスペアマシンに乗り換え、フロントにまた別のセッティングを使ったけれども、それもうまくいかなかった。
目標には遠く及ばなかったことが悔しい。
でもいつも通り、モンスター・ヤマハ・テック3のみんなと一緒に力を合わせ、少しでも成果を得られるようベストを尽くす」





HONDA


ダニ・ペドロサ(MotoGP 4番手)

「とてもいい感じで予選セッションが始まり、最後まで気持ちよく走ることができた。
ただ、セッション終盤に向けて、タイヤの温度が上がりにくかった。
そして、終盤になって何人かが転倒しているのを見たので、ラップタイムを上げるのは難しかった。
もちろん、フロントローに並びたかったが4番手は悪くない。
今回の目標の1つはたくさん周回することだったし、それを達成できてうれしい。
明日のウオームアップで、さらにアベレージを上げたい。
このサーキットは、いつも厳しいレースになる。
集中を切らさないようにしないといけない。
昨日、今日と順調だった。
トップグループについていけたら、自分のリズムを取り戻すことができると思う。
決勝が楽しみだ」

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(MotoGP 5番手)

「午後の予選は気温が上がることを予想してハードタイヤで走行した。
思ったほど上がらなかったが、午前中のフリー走行よりラップタイムを改善することができてよかった。
決勝レースは、さらに路面のコンディションがよくなると思うし、ハードタイヤにはいい条件がそろうはずだ。
今日はいいペースで走れたと思う。
2列目に並べたこともよかった。
予選セッションでは、ソフトタイヤでアタックしているときに、ロレンソが転びイエローフラッグが出たので、完ぺきなアタックにはならなかった。
それを考えれば、今日の結果には満足している。
明日はいいスタートを切ってトップグループに加わりたい」

トニー・エリアス(MotoGP 6番手)

「初日から好調で今日もすべてが順調だった。
バイクの状態はよかった。
今年のベストグリッドとなる6番手から決勝に挑めることもうれしい。
すべてが完ぺきだった。
明日はいいレースをするチャンス。
ロッシとストーナーについていける自信はあるし、スタートを決めてトップグループで戦いたい。
今年はチーム一丸となってバイクのセットアップに取り組んできたが、ここまでなかなか結果につなげられなかった。
今回のレースは、我々にとって大きなターニングポイントになると思う。
今度こそ結果につなげたい」

アレックス・デ・アンジェリス(MotoGP 12番手)

「バイクのセットアップに苦しんできたが、今回は大きなステップを刻めたと思う。
予選12番手というのは、決して喜べるものではないが、レースに向けてのアベレージはよかった。
特にフロントの安定性が出たので気持ちよく走ることができた。
1つだけ問題があるとすれば、ハードタイヤでちょっとだけチャタリングが出たこと。
これもソフトタイヤにチェンジしたら解決した。
明日のウオームアップでもう一度セットアップを確認したい」

ランディ・デ・ピュニエ(MotoGP 14番手)

「午前中のフリー走行から午後の予選にかけて、バイクのセットアップはかなり進んだ。
しかし、ソフトタイヤでアタックしたときに、セッティングが完ぺきでないことを感じた。
加えて、クリアラップが取れなかったし、アタックしているときにミスもした。
順調だったとは言えない一日だった。
バイクの状態は決して完ぺきではないし、明日のウオームアップでさらにセットアップをしなければならない」

ガボール・タルマクシ(MotoGP 17番手)

「ラグナセカは挑戦的なコースで、とにかく気を抜けるところがないサーキットだ。
フリー走行ではラップするごとにタイムを上げられた。
しかし、予選ではタイムアタックのときにタイヤをうまく使えなかった。
明日の決勝に向けてウオームアップでトライしてみたいことがある。
それがうまくいけばアベレージをもう少し改善できると思う」

山野一彦|Repsol Honda Team 監督

「小さなステップだが、確実にバイクのポテンシャルを向上させることができた。
両ライダーともに、それを体感できたと語っていた。
しかし、強力なライバルたちからは、まだまだ劣っている部分もあり、決勝に向けて、最後までバイクのセットアップに努めたい。
この2日間、全体的には順調に推移した。
明日はいいレースをしてくれると信じているし、楽しみにしている」




SUZUKI




クリス・ヴァーミューレン (9位)

「昨日は転倒したが、今日は満足できる仕事ができた。
今週末で一番いい仕事だった。
スタッフの仕事は最高だった。
昨日の転倒でマシンを大破させてしまったが、クルーが懸命に修復してくれた。
とても感謝している。
彼らの働きのよって今日のセッションが可能となった。
今日は大きく進展した。
一貫して速くて、昨日の事がうそのようだ。
レースでも戦えるレベルになった。
フロントはかなり良くなったが、リアのグリップがもう少しほしい。
今、解決策を考え、明日、試してみたい事がいくつかある。
グリッドは3列目で思ったより良くなかった。
スタートが重要だし、失敗は許されない。」



ロリス・カピロッシ (10位)

「フリープラクティスを終えた時は問題が多かった。
テストライダーの気持ちがわかった。
様々なセットを試したけれど、結局スタンダードな仕様が良かった。
最後にはタイムも改善できたので間違いは犯していないと思う。
予選10位は良いグリッドとはいえないし、状況は難しいが、明日のウォームアップで改善していく。
前向きに考え、明日、何が起こるか楽しみにしてほしい。



ポール・デニング (チームディレクター)

「思っていたような結果とならなかった。
しかし、悪い事ばかりでもない。
クリスは昨日転倒したが、ベースセットが見つかっているし、予選アタックのときは、ホルヘとケーシーのクラッシュに影響されたかもしれない。
ロリスは、クリスよりも難しい状況だ。
プッシュするのが難しい状況だったが、クリスと同じくらいのラップまで改善できた。
プレーキングの安定性を増せば、状況が良くなるだろう。
レースはがむしゃらに攻める彼の姿が見る事ができるだろう。」




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