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WSBK サンマリノ アフターザフラッグ

2012-06-12 07:55:28 | MotoGP WSB BSB JRR



Superbike World Championship 2012

Round 7.   Misano - San Marino   10 - Jun

- アフター・ザ・フラッグ -



スーパーバイク世界選手権 第7戦 サンマリノ大会 決勝
■開催日:2012年6月10日(日)
■開催地:ミサノ・サーキット(1周4,226m)




ライダース・コメント(総合ランキング順)



1. マックス・ビアッジ Aprilia (1位/1位) 210,5 Points

2. ジョナサン・レア Honda (5位/2位) 172 Points

「第1レースは厳しいレースでした。序盤はトップに立って気持ちよく走れましたが、そのあと、タイヤのグリップが予想より早く落ち始めたので、5位でフィニッシュするのがやっとでした。だから、第2レースは完ぺきなレースにしたかったです。8周目くらいからハスラムとの戦いになり、最後まで続きました。レース序盤はサイクスにつかまりました。そして、ジュリアーノは、かなりアグレッシブでした。そのせいで、少しリズムが狂ってしまいました。でも、落ち着いてサイクスをパスすることができました。ハスラムのプレッシャーは厳しかったのですが、ミスをしませんでした。終盤は全力を出しました。ここ数年、ミサノでは苦戦していたので2位でフィニッシュできてうれしいです。ついに夏が到来した気分です。ソフトタイヤでマシンが機能したことも、うれしいです。みんな落ち着いて仕事をしてくれました。この2年、苦戦したサーキットで表彰台に戻ることができました。次のアラゴンが楽しみです。昨年はケガで走ることができませんでした。初めてのサーキットなので楽しみです。こういうチャレンジはいつも楽しいですね」

3. トム・サイクス Kawasaki (4位/7位) 164,5 Points

「正直、第1レースは、それほど悪くはなかった。昨日の予選まで暑かったので、良いトラクションを見つけようと頑張ってきた。第1レースは、気温も路面温度も高くなかったが、それでもタイヤにとっては厳しいレースだった。トップ4でフィニッシュするために全力を尽くした。表彰台には立てなかったが、第1レースの結果には満足している。ベスト4に入ることができたし、トップとは8秒差だった。このタイム差は、去年と比べたらはるかにいい。去年は同じ4位でも20秒近く離されていたからね。今年の前半は、素晴らしい仕事をしてきたと思う。確実に前進してきたことを実感するレースだった。第2レースは、路面温度がかなり高くなった。今大会は、この路面温度の高いコンディションに苦しんできたので、集中しなければならなかった。しかし、第2レースはタイヤの選択を誤ってしまった。もう一つのタイヤに賭けるほどのデータも経験もなかった。もし、レイと同じタイヤを選択していたら、彼と同じところで戦えていたかもしれない。今日はポイントを少し失ってしまったが、チャンピオンシップではまだ3位なので、後半戦も全力を尽くしたい。」

4. マルコ・メランドリ BMW (リタイア/4位) 155,5 Points
5. カルロス・チェカ Ducati (2位/リタイア) 150,5 Points
6. レオン・ハスラム BMW (12位/3位) 123 Points
7. シルバン・ギュントーリ Ducati (8位/リタイア) 103 Points
8. ユージーヌ・ラバティ Aprilia (7位/リタイア) 95 Points
9. ダビデ・ジュリアーノ Ducati (3位/リタイア) 80 Points
10. ヤクブ・シュムルツ Ducati (9位/9位) 75,5 Points
11. ミシェル・ファブリッツィオ BMW (14位/6位) 58 Points
12. アイルトン・バドヴィニ BMW (11位/5位) 50 Points


13. レオン・キャミア Suzuki (10位/15位) 49,5 Points

「順位は決してよくないが、今日の我々のポテンシャルはまずまずでした。特に第2レースでの内容は良かった。第1レースは気温が低めだったこともあり、セッティングに関して少し賭けに出たのですが、それが上手く合わず、グリップもあまり良くありませんでした。タイヤがもたなかったので、無理のないペースで、できる限り粘って走った結果が10位でした。第2レースはマシンも良い感じになり、スタートから勝負していきました。かなりの台数をパスして、実際とても調子よかったんです。あの第4コーナーで、それまでより緩いスピードで、かつタイトに進入したかも知れません、突然フロントから転倒しました。再スタートして、その次のラップでは、それ以前のベストラップよりわずか0.4秒落ちのタイムでした。ビアッジ以外の上位のライダー達と同タイムで周回して、第4セクターでは最速タイム、第5セクターで2番目、第3セクターで3番目のタイムを出したことを見れば、フィクシィ・クレセント・スズキのポテンシャルがどれほど優秀かわかるでしょう。今シーズンで最高の状態です。自分もかなりポジティブな気分だし、あとはとにかく予選を頑張って有利なグリッドにつき、決勝でトップバトルをすることだけです。」

14. チャズ・デイビス Aprilia (6位/リタイア) 49 Points
15. マキシム・バーガー Ducati (13位/11位) 38,5 Points


16. 青山 博一 Honda (16位/12位) 34,5 Points

「今週もまた難しい週末になりました。第1レースは少し苦戦しました。遅いライダーたちにつかまってしまい、追い抜いたときには、前のグループと差が広がりすぎていました。すでにタイヤも消耗していたし、ポイント獲得圏内まで追い上げるのは難しかったです。第2レースはマシンの感触を得るのが難しかったです。気温が高かったせいかもしれません。とにかく、大変なレースだったけれど、ポイントを獲得できてよかったです。今日の結果にはあまり満足していません。次のアラゴンでは、いいリザルトを残したいと思います。そしてベストを尽くしたいです」

17. ニッコロ・カネパ Ducati (18位/13位) 28 Points
18. ロレンツォ・ザネッティ Ducati (リタイア/リタイア) 25 Points


19. ロリス・バズ Kawasaki (リタイア/8位) 19 Points

「第1レースの5周目を終えたところで、ギアシフターの調子が悪いと感じた。10周までは、シフターを使わずに走ったけれど、だんだんリスキーになってきたのでピットに戻った。今回は、いいレースペースで走れていたし、リタイヤせずに走っていれば、第1レースでは10位~12位の間くらいでフィニッシュ出来たと思う。第2レースは、あまりスタートが良くなかったので序盤からペースを上げた。第1レースでも感じていた通り、全体的なレースペースはとてもよかったし、サイクスや他のライダーたちと一緒に走ることが出来た。そのポジションが快適だったので、前方のライダーを無理にオーバーテイクして愚かなミスをしたくなかった。8位になれてとてもよかった。」

20. ホアン・ラスコルツ Kawasaki ( - / - ) 17 Points

21. ジョン・ホプキンス Suzuki (17/14位) 10 Points

「今日の結果に満足しているとは言えませんが、厳しい状況の中でトラブルなく48ラップを完走したことが自信になり、嬉しいです。第1レースはスタートも良くなく、さらに多くのマシンに前を塞がれる形になりました。少なからず影響はあったけれど、クリアになった後は安定した走りをしようと頑張って、終盤は良いタイムも出ました。だから初盤のタイムロスが残念でした。第2レースに向けてマシンセッティングを変えて、実際とても良い感じになりましたが、レースレベルが高くなればなるほど、グリッド5列目からのスタートはとても厳しい状況です。さらに悪いことに、メルカード(カワサキ)が目の前でハイサイドになり、マシンも彼も私にぶつかり、コースからグラベルにはじき出されてしまいました。すぐにリカバーしてレースに戻り、遅れを取り戻そうとひたすら頑張って、それからはかなり良いタイムも出たけれど、やはり後方のグリッドスタートからではどうしても限界がありました。」

22. レアンドロ・メルカド Kawasaki (19位/16位) 9 Points
23. デビッド・サロム Kawasaki (リタイア/リタイア) 9 Points
24. ピーター・ヒックマン Suzuki ( - / - ) 7 Points
25. マッテオ・バイオッコ Ducati ( - / - ) 7 Points
26. ブライアン・スターリン Kawasaki ( - / - ) 6 Points
27. マーク・アイチソン BMW ( - / - ) 3 Points
28. ジュシュ・ブルックス Suzuki ( - / - ) 1 Point




Standings (Manufacturers)

1. DUCATI 222,5
2. APRILIA 221
3. BMW 197
4. HONDA 176
5. KAWASAKI 170,5
6. SUZUKI 56,5




監督



ポール・デニング (スズキ・チームプリンシパル)

「ジョンは、この週末のレースで身体面、精神面ともに大きな自信を取り戻しました。順位だけで決して判断すべきではない、今回のジョンの48ラップは多くの意義ある内容でした。第2レースで他ライダーの転倒に巻き込まれたのは不運でしたが、その後は最後まで着実に追い上げました。レオンは、特に今日の第2レースで非常に大きなポテンシャルを見せてくれました。あのラップタイムなら、転倒がなければ確実にトップ5に入っていたでしょう。不運な転倒にもかかわらずレオンがすぐに再スタートしたのも嬉しかった。次戦のアラゴンに向けて事前に2日間のテストがあり、ジョンも走り込むことでさらに調子を上げるでしょうし、レースでその成果を発揮するでしょう。ライダーも我々もフィクシィ・クレセント・スズキがトップバトルをする、我々がそれを必ずできると確信し、チーム一体となって取り組んでいきます。」





Supersport



※ 決勝リザルト順

1. ケナン・ソフォーグル Kawasaki 36'44.023

2. ジュール・クルーゼル Honda + 1.228

「ケナンに追いつこうと全力を尽くしたましたが、届きませんでした。僕の方が速い場所はいくつかありましたが、それ以外では、彼の方が速かったです。終盤まで全力でプッシュしましたが、リスクが大きすぎました。2回ミスをして、リードを広げられてしまいました。しかし、2位表彰台に立てて、とてもうれしいです。これで3戦連続で表彰台に立つことができました。チャンピオンシップでも2位になれました。これはチームにとっても僕にとってもすばらしいことです。そして後半戦に向けてのモチベーションになります。次戦は優勝したいです」

3. アレックス・バルドリーニ Triumph + 20.597

4. ロベルト・タンブリーニ Honda + 21.8

「4位でフィニッシュできたし、悪くはありませんでした。スタートはよかったのですが、ほかのライダーが僕の前で速度を落としたので、アクセルを戻さなければいけませんでした。表彰台に向けていいバトルができましたが、一生懸命プッシュしなければいけませんでした。終盤、3位になったバルドリーニのタイヤはかなり消耗していましたが、自分も厳しかったです。今回はチームがいい仕事をしてくれたのでうれしいです。引き続きがんばりたいです」

5. ブロック・パークス Honda + 26.357

「最初のコーナーでぶつけられて13番手くらいまでポジションを落としてしいました。それで必死に追い上げました。しかし、目の前で転倒者が出て、それを避けるために、また遅れてしまいました。今週はあまりうまくいきませんでした。予選も決勝も100%の力を出すことができなかったです」

6. シェリダン・モライス Kawasaki + 26.935
7. ジェド・メチャー Yamaha + 33.183
8. ファビアン・フォレ Kawasaki + 34.587
9. ヴィットリオ・イアンヌッツォ Triumph + 36.853
10. アンドレア・アントネッリ Yamaha + 38.213
11. ラファエル・デ・ローサ Honda + 42.428
12. バラージュ・ネメス Honda + 42.446
13. イムレ・トース Honda + 48.802
14. ディーノ・ロンバルディ Yamaha + 49.992
15. ガボール・タルマクシ Honda + 53.515
16. ルカ・マルコーニ Yamaha + 57.766
17. ジョシュア・デイ Kawasaki + 58.76


18. サム・ロウズ Honda + 1'05.650

「いいスタートが切れたし、リードすることができましたが、すぐにクラッチを調整しなければいけませんでした。簡単ではなく、5番手くらいまで遅れてしまいました。5周か6周を終えたころ、リズムが戻ってきてペースも上がりました。そして、3番手へポジションを上げ始めようとしたときに転倒してしまいました。転倒をしたときにセンサーがダメージを受けてしまい、電子制御を止めなければなりませんでした。ブレーキペダルとブレーキレバーも損傷していたので、コントロールがとても難しかったです。最後まで全力を尽くして完走することができましたが、残念なレースでした」

19. マーティン・ジェソップ Honda + 1'10.291
20. アレッサンドロ・アンドレオーズィ Yamaha + 1'15.799
21. イブ・ポルツァー Yamaha + 1 Lap
22. オレッグ・ポズニーフ Yamaha + 1 Lap


RT. ファビオ・メンギ Yamaha + 4 Laps
RT. ヴァレンティン・デビーズ Honda + 11 Laps
RT. マレク・ツコペック Honda + 11 Laps
RT. ロベルト・アナスタシア Honda + 13 Laps
RT. ステファノ・クラチアーノ Kawasaki + 16 Laps
RT. ロナン・クォンビー Honda + 16 Laps
RT. エデュアルド・ブロッキン Yamaha + 17 Laps
RT. マシュー・ショルツ Honda + 18 Laps
RT. ロマン・ラヌーセ Kawasaki + 18 Laps
RT. マッシモ・ロッコリ Yamaha + 20 Laps
RT. アレッサンドロ・トルコラッチ Honda + 20 Laps





Standings (Riders)

1. ケナン・ソフォーグル Kawasaki 106
2. ジュール・クルーゼル Honda 84
3. サム・ロウズ Honda 76
4. ファビアン・フォレ Kawasaki 63
5. アレックス・バルドリーニ Triumph 54
6. ブロック・パークス Honda 53
7. ロベルト・タンブリーニ Honda 38
8. シェリダン・モライス Kawasaki 37
9. ロナン・クォンビー Honda 34
10. ヴィットリオ・イアンヌッツォ Triumph 32
11. アンドレア・アントネッリ Yamaha 31
12. ウラジミール・レオノフ Yamaha 26
13. ロレンツォ・ランツィ Honda 25
14. ジェド・メチャー Yamaha 23
15. マッシモ・ロッコリ Yamaha 18
16. イムレ・トース Honda 16
17. バラージュ・ネメス Honda 13
18. グレン・リチャーズ Triumph 11
19. ステファノ・クラチアーノ Kawasaki 11
20. ラファエル・デ・ローサ Honda 11
21. ルカ・マルコーニ Yamaha 10
22. ヴァレンティン・デビーズ Honda 8
23. トォワン・ヴァン・ポッペル Yamaha 8
24. ロマン・ラヌーセ Kawasaki 8
25. ジョシュア・デイ Kawasaki 8
26. ビリー・マコーネル Triumph 7
27. スチュアート・ボスカンプ Suzuki 6
28. ルーカス・ペセック Honda 6
29. トーマス・カイアーニ Honda 4
30. パトリック・ヤコブセン Honda 3
31. ディノ・ロンバルディ Yamaha 2
32. キーラン・クラーク Honda 2
33. マシュー・ショルツ Honda 2
34. ガボール・タルマクシ Honda 1
35. ルーク・モッセイ Triumph 1
36. マーティン・ジェソップ Honda 1
37. ファビオ・メンギ Yamaha 1



Standings (Manufacturers)

1. KAWASAKI 131
2. HONDA 131
3. TRIUMPH 67
4. YAMAHA 52
5. SUZUKI 6