日々を笑いと共に

日々楽しかったことを綴っていこうかな

実感がわかない

2020-10-17 11:14:36 | 雑記
今週月曜日に義父が亡くなった。齢89で長生きであったがここ数年は歩く事が出来ず介護センターに居て、たまに自宅に帰るという生活。それがコロナの影響で家族すら会えない状態になっていた。田舎特有のものもあるので今年は夏も戻れなかった矢先の出来事。GoToも始まっているしせめて娘であるK子さんだけでもと思ったのだが、関東人であると同時に職業的なものもあり拒絶された。

自分も有病者の方と接する機会が多いので、老人の多い場には相応しくないのは重々承知している。また、万が一があった場合喪主の義兄が全責任を負わなければならないので、これについては異論を唱えるつもりもなく全てはコロナのせいなのだ。これらの状況から不謹慎ではあるが現実味が無く悲しみが湧いてこない。。。これはK子さんも何処かで起きた何かの話しの様で、さすがに身内と電話で話している時こそ涙を浮かべてはいるがそれ程落ち込んでいる様子もなく、帰郷した時の思い出話なんかも普通に出来る。勿論感情を抑えている部分もあるのだが、普段はそれが出来ない人なので驚かされる。

人間の感情は外部から刺激を受けないと、どんどん衰退していく。そう考えると徐々にでも出掛けた方が良いのかもしれないと考え、11月頭に以前お世話になったキャンプ場に行くことにした。報道される様なファミリー向けキャンプ場ではなく、4サイトしかない100坪のドッグランサイト。各サイトにお勝手、トイレ、シャワーが付いているので、そこだけで完結してしまうので人と接触することが無い。特に予約したサイトは他の3サイトが柵で仕切られた併設であるのに対し、道を隔てた独立サイトで入退場で管理人と接触する位なので心の抵抗感が小さい。4月も大丈夫だからおいでと言われたが、結局キャンセルした経緯もあるのでその穴埋めも兼ねている。

自分のスタンスは否応なしに崩せないが、人と接する可能性のほぼない所に限り少し緩める事にする。義兄の感情と同じでうつしてもうつされてもダメージは計り知れないので、しかも貰った場所相手でも大きく異なるので安易な行動はとれないのである。


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