日々を笑いと共に

日々楽しかったことを綴っていこうかな

Basic Dressage 144&145鞍

2013-05-03 17:58:24 | 乗馬
お昼休みに撮った画像。なんかのどかで平和で、喧騒とは別世界にいる。こんな中で乗馬が出来る幸せを感じつつ、昼ごはんを食べながら中級レッスンを見学。最高だ!

今日も良い天気の中2鞍乗ってきた。日向は暖かく日陰は少し寒いくらい。この時期にしては、やや厚手の長袖シャツだったので、レッスン中は汗が出る程だった。連休中という事もあり、人はそれ程多くなく時間は詰まっていたが、蹄洗場も何処か落ち着いた様子。

144鞍目:アインシュタイン 会○指導員



専用馬アインシュタイン久々の騎乗。最近、スケジュールの関係で障害はもちろん馬場にも乗れて居なかったので、久々の馬場レッスン。本音は6日に向けてジュリに乗って駈歩をしたかったのだが。。。しかし、得てしてこういう時のレッスンの方が実りが多いもの。A指導員は、馬場レッスンでは初めて教わる。ベーシックのうちは、色々な指導員のレッスンに出ると、今まで悩んでいた事が嘘の様に晴れるきっかけの言葉に、巡りあえたりもする。今日は、元々教え方の上手い方とお聞きしていたが、それは駈歩レッスンでも実感していた。馬場レッスンの期待値も↑その期待に違わず、感動的ですらあったのが誘導。残念ながら、速歩の誘導までは至らなかったが、それでもとても良かった。

・中に入られるのは、少なからず騎乗者のバランスのズレ
・誘導の際は、早目にポイントを見る
・誘導したい方向の鐙を踏み込む
・手綱を左右均等に引く(馬の顔が片方に向きやすい人は、そちらの引く力が強い)
・脚は常に1割の力で締めておく(脹脛であって、膝を締めない)
・脚を締めておけば、多少手綱を引いても馬は止まらない
・そうすると、速歩の時も脚の位置も変わらない
・手綱を強く引き易い人は、手綱の持ち方を工夫する
・馬の頭は拳の高さまで上がらないと、速歩は出ない
・頭が上がってくるまで、扶助を強める
・その時のスピードを落すには、バランスバックと手綱を引く事
・頭が下がっている時に、頭を上げるには、手綱を引いて起こすのではなく、
 鞭を入れて、即座に拳で持ち上げる
・速歩で誘導の時、脹脛が緩んだり、手綱を引いて誘導しようとすると止まる

まだまだ、やる事てんこ盛り。紫文字は、上で書いた感動した部分。今までも言われていたのかもしれないが、実践しながらの事だったので、ここまでしっかりと頭に入ってきたのは初めて。いや~誘導の苦手意識が吹き飛ぶかも。アインちゃんが反応するのがはっきり分かったし、蹄跡行進の時も外方脚を踏み込んで内方脚で押してみたら、今までが嘘の様に簡単に押し出せた。これは、ブライトシティーにも、もしかすると有効かも。12日に専用馬で取ったので、早く実践してみたい。

最後にもう一言心に残ったのが、『皆さんがどんなに必死に圧迫しても、私の10分の1程度』…。

145鞍目:フォクシィ 越○指導員


馬装中も眠そうなお騒がせフォクシィ

一般選定、久々のフォクシィ!これも嬉しい。内心喜びながら馬房に行くと座り込んでじっとしている。慌てて根○指導員を呼びに行くと、多分やる気が無いだけで大丈夫との事。


(これは根○指導員が呼びかけている所)

呼びかけながら口籠で突っつくと、今度は横たわってしまった。本当に大丈夫か?と心配になった。根○指導員でもダメで、越○指導員を呼んで来られると、同じ様に呼びかけながら口籠で突く。暫くすると、仕方がないなと立ち上がる。ありゃ?本当になんとなかったんだ!いろはとか、グレースの苦しそうな感じを見ていただけに、心配したぞ!なんでも、寝藁が新しくなって気持ち良過ぎて起きたくなかったのであろうとの事。たまにある事らしい。。。さて、気を取り直してレッスン。K指導員も初めてのレッスン。こちらも非常に良かった。障害レッスンの方がお得感もありそうだけれど、今日の内容は満足。テーマは”脚”前の時間のA指導員の事と合わせて考えると、今の自分には2,3倍の価値になる。本当にこの2レッスンに連続で乗れたのはラッキーだ。しかも、アインにフォクシィとは言う事無しだね。自分の脚がブラブラなのがよく意識させられたし、扶助の際のおかしな動きもズバッと指摘してもらった。やっぱり歩様の変化の際に自分の姿勢が変わっていたんだなぁ~。これも駈歩に役立つなぁ。

・鐙は脚の中指で踏む
・その際、指の付け根に余裕を持たせる
・そうすると、自然と踵が良い状態の位置になり、それ以上に下げる時も下げ易い
・中指で踏んだ位置で、扶助を出すと馬が反応する。違う位置で使ってもダメ
・中指で踏んでいると、軽速歩の時もバランスが良くなるので立ち易い
・正反動は、中指で鐙を踏めていれば、脚は動かないので、腰が跳ねても構わない
・お尻を常に付けていようと頑張ると、間接が硬くなり疲れるしどんどん大きく跳ねられる
・そうなると、脚の柔軟性が失われているので落ちる

これ実践してみると言われた通りで、特にキック一発で8頭の馬の歩様が大きく変わったのに驚いた。自分が指摘された部分については、速歩の扶助を出す時に”さぁ、行くぞと構え過ぎて少し後傾になり、すると脚が若干前に流れるらしい。このズレが速歩を出難くしている部分になる。

今日、改めてこの2時間で思った事は、とにかく姿勢を保ち続ける事の重要さであり、そのまんま駈歩に当てはまる事。結局、駈歩レッスンだけが独立している訳ではなく、障害でM田指導員が言われていた通り、どんなレッスンにおいても乗り方は変わらないし変えてはいけないと言う事だ。



今日も新緑が綺麗で、エントランスから撮ってみた。朝は、やや雲が多かったけど、それは朝だけで気持ちの良い天気。


子馬ちゃんとお母さんの2ショット。手が邪魔だ(怒)


これ食べてる真似をしてるだけなんだって。T春指導員が教えてくれた。こうやって覚えていくのかなぁ?


こうやってお尻をガシガシ掻いてもらうのが好きだと、これもT春指導員。実際やってみると、寄って来る。

そして伊奈杯に向けて、チーターに2鞍乗り、良い感触を得て俄然やる気になって来たコンビ↓

一鞍目、先頭で軽速歩に満足し、常歩に落とした後余韻に浸り、後ろが大渋滞。
さらに、速歩での誘導、ちゃっかり自分だけ体験して満足感いっぱいだったらしい。。。