桃から生まれたpink太郎

日々感じていることを、少しずつ書いていきたいです。

あきらめない

2005年04月22日 | keep smiling
昨日、日本で家庭教師をしていたSくんから、メールが来ていました。
一言「悔しい」と・・。
何があったか、とても心配になりました。
彼は、今春から5年生。一年近く不登校で、去年の夏が終わってから
学校へ行けるようになった子です。
私が勉強を見ている間、Sくんは、自分にとっての学校という存在価値を確かめているようでした。
その彼からのメール。
学校へ行く前の時間を見計らって、Sくん宅へ、国際電話をいれました。
トレセン?ぅ~~ん。何の略かなあ~。
つまり、関東地方か、東京でサッカーのトレーニング選抜選手を選ぶテストがあったらしいのです。
その結果が昨日でて、落ちたんだと。。。
そっか。そんなことがあったんだ。。
監督は「Sが下手だったんじゃない。アピールできなかっただけ。
    運が悪かっただけ。」
そう言ってくれたと、昨日よりは多分落ち着いた様子で話してくれました。
私には、慰めの言葉がみつかりませんでした。
だって、どんな言葉も気休めでしょ?
「ねえ、Sくん。
 under10の試合でのsemi finalのとき、みんな負けて泣いてたよね。
 Sくんも、タオルかぶって、泣いてたよね。
 そして、一緒にイメトレしたね。
 次は、いいパスできるよ。
 勝って、ニコニコ笑ってここに戻れるよ。て。そしたら、
 本当にそうなったよね。
 Sくんは、サッカー大好きで、大好きなものがあるということは、うれしいことだよね。
 トレセンには、選ばれなかったけど、それで、あなたがサッカーを嫌いになったわけじゃないよ ね。
 受かったら、そりゃうれしいけど、落ちても嫌いなわけじゃない。
 そうでしょ?
 来年またあるんでしょ?
 来年のために、今から練習しようね。
 先生いつだって、応援してるからさ。」

こんなことしか言えない私です。
でも、あきらめないでおこうよ。
努力は止めたらそこまでだけど、続けていく限りきっといいことあるさ。