●○-風吹く街で-○●

簸川平野のど真ん中「風吹く街で...」
恵みに生かされてるクリスチャンぴーちの日記です。

試練…。

2006年11月22日 | 交通事故
人生には時として、予期せぬ重大な出来事があります。一生に一度あるかないかのような…
今、私の甥がそのただ中を歩んでいます…19歳の若さで大きな試練を受けて苦しんでいます

甥は息子と同じ会社に勤めていますが、土曜日の夜勤明けに、先輩に誘われてボーリングに行き、その後好きなゲーセンで遊んでの帰り道…事故してしまいました。相手は81歳のおばあさんで自転車での横断でした。意識不明の重体。しかし、火曜日の昼に亡くなられました。

普段から車の運転は慎重ですし、穏やかでおおらかで無邪気な良い子なんです
「あの時なぜ?…」と言う偶然のような事の積み重ねですが、私は偶然はないと信じています。うなだれる甥には
「こう言う事が起きる時には、そんな不運と思える事が積み重なるものだからね」と励ましました。
18歳の若さで人生が終わってしまったと思って欲しくなかったから必死でした。友達にも、従姉妹にも、教会でもお祈りしていただきました。こんな時には祈るしかないですよね。人間とはかくも無力な生き物です
幸いに相手の家族の方が、びっくりする程に親切で気遣って下さった事が、こんな不幸の中で唯一の救いでした。また、厳しい会社ですが、辞めなくて済みました。

甥や妹にはこの出来事を、真摯に受け止めて、おばあさんの死を無駄な死にしないような生き方をして欲しいと望んでいます。そのおばあさんもご家族にとっては、掛け替えのない大切な方だったのです。

そのおばあさんの家のリーダーである、三十歳過ぎのお孫さんが、毎日泣き腫らした目をしながらも、甥を気遣って下さった事が本当に印象的でした

今日は葬儀です…。