●○-風吹く街で-○●

簸川平野のど真ん中「風吹く街で...」
恵みに生かされてるクリスチャンぴーちの日記です。

日本教?マインドコントロール

2006年11月05日 | 思うこと
今回の「必修科目未履修問題」では、茨城県立高校の校長先生の自殺まで起き、とても大問題に発展してしまいました。
個人的には、校長先生の遺書の一部を読み「良い先生だったんだろうな」と思いました。でも、個人的な事は分からないので、案外「疲れてらっしゃったのかも知れない」ですし、「他に理由があったのかも知れません」ので、この問題が全ての原因ではなかったのかも知れないな。。。と思ったりもしています。

しかし、しかしです。時間が経っていろいろな角度から見てみると
「なぜ?先生も保護者も生徒も…黙認してたであろう誰かも、同じ価値観で生きているの」と思いました。日本中の大多数の人々が(熊本県と、娘の高校を除く・苦笑)
「生徒のためにそうしよう」と思ったのでしょうか?

受験勉強を優先して良い?大学に行く事が、生徒にとっては一番良い事と決め込んでいるのが奇異な感じがします。思想統制下にある国ならまだしも、こんなに大勢の人々が、全く同じ価値観で生きているのが「変!」です。
いろんな職業があって、いろいろな方面に生きる方法があって・・・浪人してでも行きたいなら行けば良いと思うのですが。

息子の周りには、中学の時に「ヤンキーさん」に限りなく近い人がいましたが、3年間ラーメン屋で働いて、遊んで、事故って・・・なりたい職業を見つけたらしく高校卒業検定を受けに大阪に勉強に行ってます。息子が言うには、100点満点中95点とかetc.・・・元々、勉強をする能力があるのは分かっていましたので「Y太は、やる気になればやるよね~」と息子とも話してました。お母さんは、上の子供さん達が優秀だったので、大変心配してオロオロしていらっしゃいましたが・・・。「大丈夫ですよ!Y君はきっと、大物になられますよ」と言って励ましていました。でも、私は本気でそう思っていたんです

息子の先輩は、高校を退学になったので(成績理由)バイトしながら通信高校に行って、やりたい事見つけて「専門学校」に行って、今は「ケーキ職人」しています

娘の同級生は、普通高校を辞めて「専門学校」に行くためにパン屋さんでバイトしてます。理由は聞いていませんが、高校へ行く意味と経済的な理由でしょうか

今、「良い大学」と呼ばれている所へ行って、「良い企業」と呼ばれる所へ就職して、必ずしも「安泰~しあわせ~」って言う時代でしょうかもちろん、勉強のしたい人はして下さい。それも大切な人達です。必修科目が必要か?どうかは、私もどっちでも良いと思っています。

ただ、一番感じた事は「画一的な考え方」に、こんなに大勢の人達が固まっている事に、驚いてしまったと言う事です。大学に行く事が目的になっていて、どう言う生き方をするか?が吹っ飛んでいるんです

人の数だけ、いろんな生き方があって良いんじゃないかなぁ~~