パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

顔合わせ

2019年10月01日 | おでかけ
10月1日(火)晴れ

日曜日は、娘のフィアンセYさん宅との両家顔合わせ。
お父様は亡くなられており、お兄様が来られるとのこと。
場所は横浜中華街の老舗中華料理店。
話を聞いた時、我が夫、一瞬顔を曇らせる。
訳を聞くと・・・「中華って、テーブル廻るだろ?どれくらい取ればいいか迷いそうで・・・」
彼は結婚当初、出した食事をよく食べてくれるのはいいのだが、六個あったら迷いもなく四個くらいバクバク食べては「普通一人二個ずつって思うよねっっ!」と怒られていた。
4人兄弟で育ったわりにはそういう思考が働かないなんて、さすが九州の長男だ!
それ以降、子供のように、「これはいくつ食べていい?」とか「もう俺の分は食べた!」とか確認するようになっている。
と。そんな話を友人達にしたら、彼女たち可笑しそうに「高級中華料理店だったら、隣に立ってて分けてくれるはずよ」
またその話を娘にすると「え〜!?そうなの!?なんかイヤじゃない?ずっと隣に立っていられるのって。」
全く、どいつもこいつも庶民の代表のようなこと言うのね!

前夜、夫がふと「何か手土産を持って行くもんじゃないのか?」
ふぉ〜っ!!!そんなこと全く頭に無かった!そうよねそうよねお近づきのしるしなるものを用意すべきだったわ。
横浜中華街に1時集合。逆算して・・・
運悪く、この日の朝、我がマンション群では年に一度の避難訓練があり、我が家は班長なのだ。
夫は、8時半に各家のピンポンを鳴らし、安否確認してから集合場所へ行き、点呼するという使命がある。
ってことで、夫はそれをすませてから家を出る。
じゃあ、ワタクシは一足先に出て、「お近づきのしるし」を調達して、日本橋で待ち合わせましょう。

班長のベストを着て夫が出て行き、ワタクシも髪の毛をセットする。
10年前くらいに、習字の賞(末端)をいただいて表彰式の時に着たワンピースを着る。
あの頃より少々ぱっつんぱっつんだが何とかファスナーも上がった。
鼈甲のペンダントなんかして、10年ぶりくらいにストッキングを履く。
何とか形になったわと自己満足。
鹿児島出身なんですのよ〜ってことでCOREDO室町に入ってる薩摩揚げ屋さんで手土産調達。
日本橋の駅にて夫を待つ。
来た夫を見て「は〜〜〜っ!???なぜにそんなカジュアル???スーツで来るとばかり思ってたのにポロシャツっっ!!!???」
しかし、ここであまり責めると臍を曲げる。
静かに、「なぜ?」と聞くと「俺は◯にちゃんとドレスコードを聞いた。スーツじゃなくていいって言ってた。」
これだ。
よくあるんだけど、娘のもの言いは少々あやふやなところがある。
実際、後で娘に聞いたら「スーツじゃなくていいよって言ったけどスーツで来ると思ったんだけどなあ。」
まどろっこしいことするんじゃないわよっっ。スーツで来てねって言ってよ!!

お店の前で・・・ビシッと決めたYさんとワンピースの娘、隣に黒いスーツのお母様、カジュアルめなオシャレスーツのお兄様。
ほら〜〜〜っっっ!!!

静々と案内された個室の、丸テーブルの上にセットされたナプキンやらカトラリーを見て一気に緊張が高まる庶民代表な母。
対するYさんのお母様は上品なたたずまいで穏やかに微笑んでおられる。
おちつけあたし。
ビールで乾杯して、前菜登場。
緊張しているが、もう今後二度とこんな有名店に来ることは無いと思うと目に焼き付け、舌で味わうべし。
鶏の焼き物がすごく美味しい。
一周回ってまだクラゲが残ってる(←前菜は自分たちで取り分けた。後はお店の人がお料理乗ったお皿を見せてくれた後取り分けてくれた)
ちょびっと二回目を取る。
マナーとして二周、三周回していいものなのか。55にしてまだこんなことを悩むとは。
娘より10歳年上のYさん、さらにお兄様は年が離れているので、ものすごく落ち着いておられる。
なのに(・・・)サーファー。
それも、エセじゃ無いガチなサーファー。
色黒で、シュッとしてて、チェックのボタンダウンにスーツを着こなせる大人をあたしゃ初めて見たよ。
そうね〜例えるなら、真面目な「高田純次」って感じか(・・・褒めている。まぢで。あれ?嬉しくないかなあ。)
どれほどガチかというと・・・
平日でも朝サーフィンしてから仕事に行く。
週末は毎週行く。
先月は、予定していた九州行きの飛行機が台風で飛ばなかったから車で山陰へ行ってサーフィンした。
すごい・・・
この兄弟は、ぐーーーーっとのめり込むタイプなのだと思った。
帰宅後、夫が「オレも山へ行こう」的な事を言い出していた。
あたしは、何をしようか。

高級中華なのに(・・・)最後の炒飯の量が多い。泣く泣くお残し。
思わずいつもの調子で隣の夫に「食べる?」
夫「こういうところでは・・・」
そうですね。失礼しました。

無事にデザートまでいただき、会食は終了。
お母様が娘をちゃん付けて呼んでくださるのが、なんだか嬉しかった。
可愛がってくださってる。
至らぬ娘ですが、なにとぞなにとぞ。
ワタクシも、全力でYさんを可愛がるっっっ(なんか怖いです、お母さん←Yさん心の声)
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