パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

カフェでのおしゃべり

2024年02月21日 | おでかけ
2月21日(水)雨

雨のウエンズデー。
付けっぱなしのテレビから「菜種梅雨」というワードが聞こえた気がしたが、嘘でしょ?どんどん季節がずれ込んでいってるの???

昨日は、ママ友Sさんとランチ。
去年の夏にオシャレカフェに行って以来だ。
その間の、お互いの状況を語り合うと、双方健康的に諸々不都合が出ていたとわかる。(ちなみに彼女はワタクシにひとつ上の現在60歳)
特に彼女は、舌にしこりができてひどく落ち込んだと言う。
病院へ行き、おそらく血腫だろうから定期的に様子を診ましょうということで今は少し落ち着いている。
大腸癌検査をするとポリープが見つかってその日は入院になるしさぁ〜
痴呆症になりかけている彼女のお母様の面倒を夫に頼んだけど、色々やって欲しい事が漏れてしまうし・・・と彼女が愚痴った時、
つい「でもさあ、ご主人、優しいよねえ。人によっては義理のお母さんの面倒なんて見てくれない人もいる中で、シモの世話に近い事までしてくれるなんてさあ」
これで彼女のガードが外れてしまったのだろう。
一瞬の沈黙の後・・・
まだ話したい事、あるのよ・・・

そこから、夫の浮気発覚事件の話が始まる。
へ?浮気?Sさんのご主人が?
彼女一家とは、娘が小学生の頃からの知り合いである。
言っちゃなんだがこのご主人、「優しい方ね」としか言いようがないほど、彼女曰く「いい意味じゃなくて空気のようでしょ」
存在感がないと言うか、だから邪魔にならないと言うか(褒めている)、そしてなぜか彼女は、うちの夫と自分のダンナが「似てるよね〜」とのたまう。
ま、まあ、うちの夫も邪魔になりませんけど・・・
よって、彼女のダンナと浮気というのが全く結びつかない。
話を聞いていると、どうやら幼なじみの同級生とラインのやりとりを続けている。
どうやら二十年くらい前にも一度そんな事があって揉めた過去があるらしい。
ダンナから、孫の写真や動画を俺にもくれと言われてた事を思い出して、ダンナのスマホに写真を転送しようとしていたらラインの画面の一番上にその女の名前。
過去に見たことある、見覚えある名前。
開いてびっくり、朝昼晩とラインを送り(いつもダンナの方から)、パワースポットだか運気が上がるだか朝日の写真を送り、ご丁寧にその女の自撮りの写真もあったり・・・
Sさん「何が腹たつって、ちょうどその頃、あたし舌癌かも・・・って悩んでた時期で、ダンナに相談もしてて。
運気上がるなら、その写真、あたしに送るべきじゃない?」
明るくケラケラと話すので、ついおもしろ話のように聞きながら、でも、どうしてもあのダンナと浮気という事が結びつかず「田舎の幼なじみってさあ、私達都会人(・・・)にはわからない濃さがある気がするのよ。
島の、数人しかいないような小学校で、兄妹みたいな感じで育ってきてるんじゃないの?」
いや、ワタクシ、彼女のダンナを庇う気など全くないのだが、ただただあの朴訥とした、ちんまりとした、無口なおっさんと、浮気というものが結びつかないだけでして。
しかし、ワタクシが言えば言うほどダンナの不利な情報がぼろぼろぼろぼろ。
はい、了解です、ダンナ、クロでした。真っ黒でした。
いや、ダンナはそういったなんと言うか肉体関係的なものはないと言うらしいが、腹たつのはそこじゃないと思うんだよね〜この歳になると。
Sさん、その女の写真を見て「あたしゃ、このおばさんに負けたのか」と腹たつほどのおばさんだったらしく、いや、若い女だったら良かったのかという事でもないのだが、そこに腹たつ気持ちもすごくわかる。
マメな男じゃ無く、スマホもしょっちゅう自宅に置きっ放しで仕事に行ってた男が、やけにスマホを肌身離さず持つようになったなあとは思ったらしい。
妻には滅多にラインも送らず、必要な連絡すらよこさないダンナが、朝昼晩マメにラインを送っていた事が腹立たしいと。
舌癌の恐怖に怯えながら、年末年始には三人の子供達が家族で帰省してきて、総勢13人のお世話をしている妻を横目に、ダンナはウキウキラインして、下手すりゃ自分が島に帰省しようかとも目論んでいた事もラインの文面でバレてて。
でも、彼女は不敵に笑う。
「離婚なんかしないわ。離婚しても、あたしには一個もいい事ないから。」
ひたすら頭を下げるダンナをチクチクネチネチ苛めながら、修復を試みているようだ。
Sさんのダンナよ、彼女に謝り倒して、枯れきった穏やかなじいじになって孫達と仲良く暮らす老後の方が幸せだと思うよ。

それにしても、人は見かけによらぬもの。あのSさんのダンナがねえ〜と、気持ち悪さがこみ上げる。
60越えても、まだ惚れた腫れたの世界にウキウキしたいものなのか。
「失楽園」に、みんながうっとりしたのは、役所広司や黒木瞳だからだよ。
還暦の赤いチャンチャンコで仲良く並んで子供や孫達と一緒に写真を撮ったら、もう愛だの恋だのにときめくのは勘弁してくれと言いたい。
もっと他にすべき事あるだろ。

今日の一枚は・・・
従姉から「nちゃん、絶対好きだと思う!」と教えてもらったらカフェでのランチとデザート。
本と雑貨のカフェで、古いミシンがあったり、棚もいちいちオシャレで、器もオールドファッションな小鉢やらカップやらで、そちらが気になりつつも、
話が浮気の話で・・・
お店自体を堪能しにもう一度行きたい・・・
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2 コメント

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Unknown (chanmiya)
2024-02-22 09:47:58
nさんへ、

とても素敵なカフェですね。

勧善懲悪派、貞操賢固な私~←使い方合ってます?その手のハナシは、熱くなってしまいます。
でも、そーと見えない人に限って…とびっくり👀の感覚もわかります。
卓球界、テニス界…ありがち…。
あ、かつての職場も…。
最近の職場環境では、さすがにコンプラ的になくなりましたけど。

ハリセンボンの春菜と同じく、私もキレっきれで語ってしまいそう。

素敵なカフェでのランチをもう一度楽しめますように…。
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chanmiyaちゃんへ (n)
2024-02-22 11:15:39
ね〜
あんな華やかな時代に生きたワタクシ達の、この貞操堅固を見よ!って話ですよ!!!
一度こんな話を聞くと、もうワタクシの中でのSさんのダンナの評価はダダ下がりです。
Sさんは許しても、ワタクシは許さん。
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