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パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

『人間の器が小さい』比べ

2010年02月09日 | 夫ネタ
2月9日(火)晴れ
昨日の朝のこと。
A夫人から電話。
彼女には小学生の双子の男の子がいる。
とあるサッカーチームに通ってて、彼女は来期このチームの代表を押し付けられた。
姉御肌で面倒見のいい彼女、「ま、しょうがないか」ってな感じで引き受けたらしいが、
その他の役員さん決めでトラブルが発生し、悩む。
で、相談というか愚痴めいたことを夫に話したが、
そもそもこの夫はマイペースを絵に描いたような人なので
「じゃあやめれば?なんでそんな嫌な思いまでして、やらなきゃいけないのか理解できん」
彼女、かち~~ん。
「あんたみたいに生きられたら、そりゃ楽だよっっ!
社長がゴルフに誘おうが、飲みに誘おうが、『行きたくありません』なんて断れるのはあんたぐらいだよっ!
こんな小さな会社で、社長は絶対なんだよっ!
社長がゴルフに行くっつったら、行くんだよっ!
みんながみんな、ついて行きたくて行くんじゃないんだよ。
我慢して、ついて行くんだよ。それが会社ってもんだよ。」
と、ケンカになったらしい・・・
そんなケンカをした後、テレビで紳介が語ってるのを聞く。
外務省の医務官だったというお医者さんの話。
アフリカに赴任するが、外務省の医務官としての赴任なので、現地の人を診るわけではない。
あくまで、そこに赴任してる日本人達を診る。
彼は、年収1700万の職を捨て、NPO法人を立ち上げ、そこの現地の人々の為に働く。
月収7万円也。
日本には妻と子供がいるが、妻は「どうせ止めても無駄ですから彼のやりたいように・・・」ってな感じで
仕事を探し、暮らしているらしい・・・
そんな話を聞きながらがA夫人「『あたしって、小せぇ~~~』って反省したわ。」
・・・静かに語り出すn・・・
もっと小さい人間のことをお話しましょう。
日曜日のことです。
朝起きたら、夫はすでにお出かけでした。
だらだら過ごした後、軽くチャーハンとスープを作りました。
お昼ちょっと過ぎに帰ってきた夫と、起きたばかりの娘と、三人で遅めのランチ。
さて、3人揃ってることだし、録りためている「24」でも見ましょう。
相変わらずジャックバウワーはカッコ良く、そして相変わらず裏切り者だらけの世界・・・
腐ってるぞアメリカ!
夕方になり小腹がすくが、でも大丈夫!
前日に大量に作ったチマキがあるのさ。
チマキを食べる妻と娘。夫は「まだ食べない」と言った。
ビルブキャナンの壮絶な死にショックを受けながら「24」は続く・・・
その間、夫は紹興酒を飲んだり、適当につまみを作ったりしていた。
7時のニュースも見ないで「24」を見続ける妻娘に
さすがに「まだ見るの?」
忘れていたが、彼は分別ある大人なので、せいぜい2話見たら、「もう今日はおしまい」と出来る人なのだ。
しかし、子供な妻と娘は「この先、どうなるのっ?」と、やめられない止まらない状態。
八時の「龍馬伝」まで引っかかるとさすがに機嫌が悪かろうと、やっとその日の上映会は終了。
「24」は特に集中して見てないと展開が早くてついていけないので
TVにかぶりつきの妻娘に対し、
夫は途中でパソコンで遊んでたり、つまみ作ったりしていたが
「何作ってるの?」と聞いた時「みそ汁」と聞こえた。
今度は、「龍馬伝」をかぶりつきで見始めた夫。
妻は何気にテーブルを見て、激怒する。
昼間妻が作ったスープには手もつけていない。
それなのに、みそ汁を作って飲むとは、どういうこと?
妻のスープはお口に合わなかったってこと?
さらにその怒りに油を注いだことは、なんと夫はみそ汁を一人分しか作ってなかったのだ。
インスタントではない。
ちゃんと鰹節でだしをとったみそ汁だ。
具はもやしだったようだ。
いや、飲みたかったわけではない。
なぜそこで一言「君たちもみそ汁飲む?」と聞けない?
髪の毛が逆立ち、ぼーぼー燃え盛る炎が自分で見えるようだ。
妻の作ったスープは口に合わなかった。
だから自分でみそ汁を作った。
その前に、どうして一言「今日はちょっとスープの気分じゃないんだ。」って言えない?
さらには、3人で暮らしてるのに、一人分だけ作るっていうその了簡が許せん!
売り言葉に買い言葉。
最近ケンカ慣れしてきた夫の逆襲も始まる。
「君は今日一日何した?」
休日にだらだらして何が悪いっ!
出掛けるのが好きな人は出掛けりゃいいさ。止めません。
でもあたしゃ家でだらだらしてるのが好きなのさ。
昼ご飯も作ったし、夜ご飯も、チマキがあるから良しと思ってた。
最低限のことはやっとるわい。
残されたスープを流しにぶちまけ、茶碗も割れんばかりの勢いで洗い物をする。
「ったく、あなたがモテないのがよ~くわかるよ。
優しくないからねえ~
人の心がわからないんだよ。
昨日張さんちへ遊びに行った時のご主人の言葉、覚えてる?
王クンに『君は世界一の幸せ者でもあるけど、不幸でもある。
君のママの料理は最高だけど、君は、結婚相手が、みんなママのようだと思ってはいけない。」
あんなこと言われてうれしくない妻がいると思う?
ま、日本人のあなたにそこまで要求はしないけど、
とにかくあなたがモテない人生送ってきたわけが、よ~く分かったわ。」
この「モテない人生」という言葉が、彼のハートをえぐったらしく
ものすごく激怒した様子に、少し溜飲が下がるいぢわる妻。
自分ちの夫婦喧嘩の愚痴を聞かせるつもりだったA夫人、
もっとくだらないnんちの喧嘩を聞かされ、少々困惑気味。
しかしさすが大人な彼女、「う~~ん・・・でもさ、なにはともあれ、みそ汁一人分作るってのは、小さいね!」
と、妻の肩を持つ。
でしょ?でしょ?
言いたいことを言って、すっかり気が晴れた妻であった。
あなたっ!「スープの件は俺が悪かった」って謝れば、許してあげます。
小さい・・・小さ過ぎる・・・

コメント (2)
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