パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

あなたはどっち?

2006年03月31日 | 本・マンガ・テレビ・映画
3月31日(金)快晴
朝から激晴れ。
気持ちいいーっ。
昨日はイマイチな曇り空だったが
スーパーに水汲みに行った帰り、写真を撮る。
今が一番いい季節だねえ~
花壇の花も、桜並木も、植え込みの花も、我も我もと綺麗に咲き誇って。
今日に日付が変わってから帰宅した夫はお茶漬けをさらさらっと
流し込んでいるところに、妻の写真を見せられる。
優しい夫は、丁寧に辛口の批評をしてくれる。
撮った時は「よいっ!いいのが撮れた!」と思ったんだけどなあ~
言われてみると、水仙の茎の部分を写し過ぎてたり
花の向きが逆なものがあったり・・・
週末のお花見でリベンジだわ。
その後も、まだ夫は眠れない。
なぜなら、今度は妻が見てた「どっちの料理ショー」の話に突入したから。
私はあまり料理番組を見ない。
子供みたいな所があって、見たものを食べたくなるからだ。
昔「料理の鉄人」という迷惑な番組があった。
これでもかこれでもかというほど超高級食材を使い、
一流の料理人達が料理をする。
こんなのを夜中見せられ、小腹のすいてる身としてはどーすりゃいいのよ。
どっちの料理ショーも、番組の流れはわかる程度で、
ほとんど見たことなかった。
しかし、夕べは、娘はいないわ、夫の帰宅はいつになるかわからないわで
早めの夕食をとり、お風呂にも入り、手持ち無沙汰でテレビをつけた。
へぇ~ラーメン対決なのね。
麺屋武蔵と柳麺 ちゃぶ屋となんつッ亭の三つ巴。
ちゃぶ屋と武蔵は塩ラーメン、なんつッ亭はとんこつで勝負。
店主のキャラクターとしてはちゃぶ屋の森住さんがタイプね。
緻密な計算によるスープ作り。
そうよ!母に分量聞くといつも「大体よ」と言われ困ってた私。
きちんと大さじ小さじ計量カップで量りたいのよっ。
いや、話のレベル違い過ぎです・・・
こじゃれたお兄さんの口から「マグネシウムの・・」と言われただけでもうよろめく
理系男子にとことん弱いワタシ。
それにひきかえ、全く相反するタイプのなんつッ亭店主。
ヤンキー上がりで、何かっていうと「~だぜ、ベイビー」
だめっ!ぜ~ったいダメなタイプ。
しっかし、私のラーメンの基本はとんこつ。
濃厚な白濁したスープじゃなきゃ物足りない。
それをこの男は知ってるかのようにぐらぐらと白いスープを見せ付ける。
挙句にトッピングにおこげだ。
私はおこげも好きなのよぉ~
好々爺予備軍のような前回チャンピオンの武蔵店主と、
理系で表参道ヒルズな森住氏が語るウンチクを
この男は「けっ!」と鼻で笑って突っ走る。
あ~、とんこつラーメン美味しそうぉ~
でも透きとおったクリスタルな塩ラーメンも食べてみたい。
こだわってこだわって器を佐賀に焼きにいき、
麺は自分の店の製麺コーナーでうつのだ。
そばのような細さと上品さをもっていて、「ラーメン」なのだそーだ。
あ~どうしよう。
え?武蔵の話は?
う~ん・・・前回のチャンピオンということもあってのプレッシャーからか、
それともこういうキャラの方なのか、懲りすぎの感あり。
煮卵までピンクに染められてきた日には引くぞ。
いよいよどちらか選ばなきゃ。
あ~決められない、あ~CM終わっちゃうよぉ~・・・って、どっちにしても
食べられないんだから落ち着けワタシ。
と、一人で大盛り上がりだったことを、夫に延々と話す。
夫は料理番組が大好きだ。
しかし「どっちの料理ショー」は料理番組としてはどうよ?って感じらしい。
この人は作る過程をきちんと見たいのよね。
で、自分の技として身に付けたい。
そのために見るには、その過程の映像が少ないらしい・・・
これは料理番組ではなく、ショーですから。
だって、あーた、いのししよ!自然薯よ!与論の塩よ!
器は有田焼じゃなきゃダメ!
作り方がわかっても、素材を集められませんって!
この話をしながら「で、弁慶のラーメンはね」
夫「弁慶?弁慶のラーメンも出てきたの?」
妻「あ、違うよっ武蔵だよ!」
またしばらくすると、
妻「それでちばき屋のスープはさぁ~」
夫「え?ちばき屋も出てきたの?」
妻「あ、違うよっちゃぶ屋だよ!」
夫「君、わざと間違ってる???」
もう真夜中だからね、思考回路がショート寸前なのよ。
さ、寝ましょ寝ましょ。
土曜日に桜行脚するこの夫婦、お昼は絶対ラーメン食べると思うよ。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする