フェリーターミナル行きのバスが来た。しかし、まあ分かりにくい。なぜなら、このバスは行き先を表示していないからだ。
いや、何も表示していなければ、まだいい。表示は貸切である。
さらに乗り場。バスターミナルの1番線6番乗り場となっているが、1番乗り場から5番乗り場までは灯りが点いているのに、6番乗り場だけは真っ暗である。1番、2番と歩いて来て、5番……あれ!? あの闇の中に6番乗り場があるのか? と思ったところへ貸切バスがやって来るのだ。
運転手に「これがフェリー乗り場へ行くバスですか?」と訊くと、訊かなくても分かるだろという感じで、ハイと言われたが、普通は分からないぜ。冥界へ連れて行かれそうな雰囲気じゃないか。
薄暗い車内に、疲れたような乗客が3人。水木しげるの漫画に出てきそうなおどろおどろした気配。後ろの客が「はあ~」とため息をついた。
ちょっとしたミステリーツアーだ。
いや、何も表示していなければ、まだいい。表示は貸切である。
さらに乗り場。バスターミナルの1番線6番乗り場となっているが、1番乗り場から5番乗り場までは灯りが点いているのに、6番乗り場だけは真っ暗である。1番、2番と歩いて来て、5番……あれ!? あの闇の中に6番乗り場があるのか? と思ったところへ貸切バスがやって来るのだ。
運転手に「これがフェリー乗り場へ行くバスですか?」と訊くと、訊かなくても分かるだろという感じで、ハイと言われたが、普通は分からないぜ。冥界へ連れて行かれそうな雰囲気じゃないか。
薄暗い車内に、疲れたような乗客が3人。水木しげるの漫画に出てきそうなおどろおどろした気配。後ろの客が「はあ~」とため息をついた。
ちょっとしたミステリーツアーだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます