今週やっている仕事、それはパッケージの入れ替えだ。店舗へ赴き、納品、陳列された商品のパッケージを破り、新しい袋に入れる。そして、また陳列。鞄に入っているのは入れ替えた後のゴミだ。
なぜ、こんなことをしてるのか。
それは商品パッケージが不評だったからだ。
今回の新製品は外部のデザイナーがパッケージをデザインした。しかし、これが全然ダメ。何と取引のある全ての店から断られた。こんなデザインの物は置けないと。ある意味スゲー。完全試合だからな。
それでパッケージを作り直した。何とか置いてもらえるように。そして、この新しいパッケージのアドバイスをしたのがボクだったのだ。随分と適当なことを言ったが、まあ前のデザイナーズパッケージが酷すぎたから簡単だった。何しろ一番の問題が無駄にデカくて場所を取ること、次が何も書いていないから何の商品か分からないことだったのだ。
大きさを普通にして。商品の説明を入れて。アドバイスはそれだけ。「文字のデザインは?」と訊かれたが、何でもいいと答えておいた。
その適当パッケージに入れ替えると、早速注文が入ってきた。150店舗ほどにすぐ導入。ホント、何だったんだろう、あの外部デザイナー。あれでデザイン料が200万とか、詐欺みたいなものだな。
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