ぱおんの小部屋

水郷爆釣隊隊長のひとりごと…

タイプR

2014-04-21 08:03:02 | Weblog
ゴールデンウィーク中のデモ販売で使用する部材の受け渡しに、日曜日、会社の同僚と会った。各営業が、部材を自宅に抱えているが、その一部を融通し合っているのである。CR-Xに部材を載せ、待ち合わせの某所へ出かけた。

同僚はシビックで来ていた。シビックタイプRだ。そこで、これに試乗させてもらう。茨城の田舎道でタイプRで風になった。

CR-Xとはまるで違う。悲しいかな、その性能は比較にならない。エンジンのパワー、反応、ブレーキの剛性、ハンドルを切った時のタイヤの接地感、ちょっと次元が違う。ボディの剛性も、カチカチ決まるシフトフィールも、みんなCR-Xに有ればと思うものばかりだ。

これが25年の時の流れか。いや、そんなことは分かっていた。CR-Xはホンダが飛躍的にレベルアップする前の、最期のクルマだからである。

ボクのCR-Xは1987年から91年にかけて販売されたクルマだが、まさにその販売期間中、1990年にホンダのクルマを一変させた出来事があった。NSXの発売である。このクルマの開発過程で、ホンダはボディ剛性の重要さに気付き、それを市販車全てにフィードバックさせて、クルマの品質を一気に押し上げた。NSXの前のグランドシビックと、NSXの後のスポーツシビックでは、まったくレベルが違うのだ。

当時、ホンダの営業マンがインテグラの試乗車をボクのところに持ってきたことがある。CR-Xから乗り換えないかと。乗ってみてレベルの違いに驚いた。NSXの後に開発されたクルマは、これほどの完成度なのか。特にタイヤと地面の接触具合が手に取るように分かるハンドリングには心を動かされた。丸目4灯のデザインが好みでなかったから買い換えはしなかったけれど。

あの時のインテグラよりも、さらにレベルアップしていたシビックタイプR。しかし、ボクはカッコ重視なので、いくら性能が良いからといっても乗り換えることはない。願わくば、CR-Xのスタイルのまま、現代の性能へアップさせたCR-XタイプRを出してほしい。それならすぐに乗り換えるぜ。
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