仕事のために水郷へ出撃できなかったので、車中泊用ホビオのカスタム作業をすることにした。
今までは2名乗車2名就寝の仕様にしていて、それを変更するのが困難な作りにしてあったのだが、今度は3名乗車1名就寝のスタイルと、2名乗車2名就寝のスタイルを簡単に変更できるようにしたい。そのためには後部を単なるフラットな形状にするだけでなく、シートを一つ起こせるようにしなければならない。
とりあえず荷物を下ろしてホビオの後ろを空にする。
本当に久しぶりに荷室の床が出てきた。
今まではここにマットを敷いていたが、それではマットを外さないと椅子が起こせない。なので、マットを分割できるようにして、椅子を起こす際には、その椅子の部分のマットだけを外せるようにする。
併せて、エンジンのメンテナンスの時にも、マットの一部のみを外して作業できるようにしたい。
設計に当たって、エンジンのフタの位置を確認してみた。すると、思ったよりも荷室の中央にある。この部分だけを外せるように分割するのはちょっと厳しい。
設計に当たって、エンジンのフタの位置を確認してみた。すると、思ったよりも荷室の中央にある。この部分だけを外せるように分割するのはちょっと厳しい。
そこで、エンジンのメンテナンスに対応させるのは諦めて、後部椅子の起倒にだけ対応することにした。
本当は助手席側の椅子を起倒させて、3名乗車2名乗車を切り替えるつもりだったが、後部シートは助手席側が運転席側よりも大きく、助手席側の椅子を起こしてしまうと就寝スペースの確保に難がある。
本当は助手席側の椅子を起倒させて、3名乗車2名乗車を切り替えるつもりだったが、後部シートは助手席側が運転席側よりも大きく、助手席側の椅子を起こしてしまうと就寝スペースの確保に難がある。
なので、可動させるシートは運転席側として、助手席側をフルフラットにするよう設計をしてみた。
その設計図がこれ。
何だ、これ? 実にいい加減。実はクルマの中というのは、微妙な曲線になっているので、正確な設計図を描くのは大変なのだ。大まかな形を作っておいて、あとは微調整する方が手っ取り早い。
さて、この設計図を基に、ホビオのカスタムを進めていこう。