久しぶりの出撃である。10月はキャンプの際に立ち寄って30分ほど釣りしただけ。1ヵ月以上もまともに釣りをしないのは何年ぶりになるだろうか。
しかし、今回の出撃には不安もある。台風の影響もそうだが、一番は手首の痛みだ。10月、転倒して怪我をしたとブログに書いたが、あの時に痛めた箇所である。
ブログには、年だから手が出ずに顔から倒れたと書いたが、後で考えてみると、手はちゃんと出ていたようだ。なぜなら両手首の関節のところが転倒後に痛み出したからである。確かに、顔から倒れていたらもっと大怪我になっていたはずだ。
ところが、その手首の痛みがいつまで経っても引かない。バンテリン・・・ではないが、鎮痛消炎効果のある湿布を貼ってみたりもした。1箱全部使い切ったが何も変わらない。もう転倒から1ヵ月以上になるというのに。
そして、その手首の不安は現実のものとなった。
北利根に着いて、キャスト! 痛い! キャストができない。特にオーバーヘッドは全くもって無理だ。手首を返さないようにして、何とかキャストをするが、コントロールはめちゃくちゃで狙った所にルアーが入らない。
バイブレーションをキャスト。アシ際に飛んだ。うわっ、ミスキャスト! グン! うわっ、きた!
いきなりヒット。しかし・・・「痛てててて」。竿が支えられない。慌てて両手で抱え込む。ウッ、アシに突っ込むぞ。竿を抱えたまま、2 、3歩後ずさるがダメ。巻かれた。そこから無理に引っ張ると、アシからルアーは外れたが、ルアーからバスも外れていた。
それにしても、いきなりバイブレーションで食うとは。手首が痛くても何とかなりそうだゾ! というのは勘違い。その後は何をやっても反応がない。
与田浦へ移動。フォークのオダを攻めてみる。ルアーはファットクローのテキサス。枝を一本一本乗り越えては底まで沈めていく。ゴツン! きた!
ここがテキサスの利点。手首に負荷がかからないように持ち替えて、それからガツーンとアワセを入れる。フィッシュ!
嬉しいレギュラーバスでした。
これで何とかボーズは免れたが、この日は何とこれで終わり。その後はどこへ行っても、何を投げてもアタリ一つなし。
八兵衛に勧められた利根川に行っても、台風の爪痕を見せられただけだった。
以前は台風の後も、こんな風にはならなかった。こうして埋まっている分、川のキャバが下がっているわけで、これを修復していくのも一仕事だな。
最期はこの利根川に出て、三角テトラの穴の中を撃つ。以前、神がボコボコに釣っていたやり方だ。トモが同じように撃つと、ごく稀に釣れていたから、人間がやっても釣れるはず。いつか、このやり方で釣れるといいな。
※ヒットルアー
ノリーズ ファットクロー3inテキサス ウォーターメロンレッドペッパー 30up × 1