タコ

愛車CR-Xがヤバイ。日曜日、ホームセンターへ買い物に出かけた際、タコメーターが死んだ。5速60キロ走行時はだいたい2千回転くらいだが、視界の隅で針がストンと落ちるのが見えた。

どうした？ と思ったが針はピクリとも動かない。どんなにスピードを上げても、メーターを見るとエンストしている。

また修理代が……と思っていると、突然バビョーンと針が跳ね上がり、タコメーターが復活した。しかし、回転数がおかしい。実際の半分くらいしかメーターに出ていない。

しばらくしたら回復したが、これは壊れる前の兆候である。エアコンも、先日高速を走っている時に、突然熱風が吹き出したりしていた。さすがにあちこちにガタがきているようだ。

仕方がない。よし、決めた。

我慢しよう。

CR-Xを手放す気はないもんな。仕方ない。古いクルマなんだから。

新体操

テレビをつけると、ちょうど新体操の日本代表が出てくるところだった。

体操はよく見るが、新体操は全然知らない。浅倉南がすぐにインターハイに出られるくらいだから、リボンとかをクルクル回す程度だろうと思っていた。

しかし、それはとんだ勘違いだった。団体の演技だったが、リボンって結構スゲーな。複雑なコンビネーションがあって、かなりの迫力。踊りじゃなかった。

踊りといえば新体操よりもテコンドーだな。何だ、あれ？ 格闘技？ 片足でぴょんぴょん跳びながら、もう一方の足でぺちぺち。オリンピックの競技はどれも面白いけど、あれだけはアホくさくなった。

オリンピックももう終わりか。

吉沢秋絵

部屋から発掘されたものは他にもあった。押し入れの奥から手紙の山。高校から大学にかけての頃のもの。大山荘とか、篠田荘とか、昔住んでいたアパートの名前が並んでいる。

送り主は因島高校の同級生や、高知大学の友人が多い。それにしてもこんな数の手紙をやり取りしていたのか。ネットが無い時代だったからな。「おい、何してる？ この住所にまだいるのか？」なんてハガキを見ると、若い頃に戻ったようだ。コイツ、いま何してるんだろうな。

そんな箱の中に写真のものがあった。マーカーペンのセット。おニャン子クラブ会員番号25番吉沢秋絵のサイン入り。

思い出した。ダンクの懸賞で当たったヤツだ。吉沢秋絵の大ファンだった…わけじゃないけど、スケバン刑事2は面白かったな。麻宮サキよりもビー玉のお京や雪乃さんのほうが好きだった。

夜が黒い影のようにこの街隠しても……♪
エンディングの曲は吉沢秋絵が歌っていたな、確か。

発掘

週末、部屋を整理した。いや、始めたと言ったほうがいいか。1日や2日で片付くようなものではないからだ。しかし、ゴミ袋で7袋、燃えるゴミを今日捨てた。燃えないゴミはもっと多い。

9月からは生活を一変しようかと思っての作業である。もう6月頃から変えてきているが、それを徹底しようというわけだ。心の中では年齢も10歳鯖読むことに決めた。

ところで、6畳の和室を整理していて発掘されたのが写真の紙袋だ。昔、部屋の隅にテレビを置いていて、今はその台だけが残っているが、その台の後ろから出てきた。持ち上げられないほど重い紙袋。それも二つ。

そう、これは埋蔵金である。中には小銭が入っていた。水戸藩の財政を立て直すのに使わせていただこう。軍資金として秋冬の準備をしなければなるまい。

ざっと数えて15万はあった。これでスーツも買うことができる。ありがたや、ありがたや。しかし、さすがにもう発掘されないだろうな。