”赤岩の渡し”から18.5km上流に”島村の渡し”があります。
この島村の渡しをスタート地点にして赤岩の渡しまでW さんと二人でカヤック川下りをしてみました。
予定では3時間で下るつもりでしたが、昼食や面白そうな流れで遊んでしまい結局4時間かかってしまいました。
ここが島村の渡しの岸辺です。
島村の渡しとして名前は残ってますが実際に常時渡し船が運航しているわけではありません。
後ろに見えるエンジン付きの木造船も渡し用なのか川漁師さんの物なのかは定かではありません。
午前11時30分ここをスタートして18.5km下流の赤岩の渡しを目指しました。
スタート地点を川から見るとこうなってます。
後ろは砂地です。
スタートして2kmの所に掛かっている上武大橋につきました。
新しい橋が出来て古い上武大橋と脇にあった自転車・歩行者用の狭い橋の撤去工事が進められています。
この辺の流れは赤岩の渡し付近と違いかなり速いです。
川幅が狭くなっていますのでスピード感があり楽しいです。
上武ゴルフ場付近の流れはご覧の通り瀬になっていてチョットスリルを感じました。
スタート地点から6km下流の新上武大橋(国道17号)まできました。
この頃は青空も広がり気持ちよく川下りを楽しんでます。
何しろ漕がなくても目的地にドンドン向かっているのですから嬉しい限りです。
利根川の支流の小山川と利根川の出会う岸辺で昼食を取ることになりました。
W さんが年代物の石油コンロを持参してきました。
中の燃料も年代物だそうです。
でもチャンと点火してガンガン鍋が煮立ちました。
が、W さんが何やら慌ててます。
どうやら中の具材を車の中に置き忘れて来たようです。
残念ながら雑煮は次回にお預けとなりました。
更に下って12km下流の刀水橋に来ました。
ここは本流と中州を迂回してきた流れが出会う場所で小さいながらも渦が発生してカヤックがクルクル回ります。
W さんが笑っているのはそれが楽しくて笑っているのです。
私は少々お疲れ気味です。
遡上に比べたら全然楽で疲れて居ない筈なんですがね!
途中岸辺にこんな物がありました。
車です。
ナンバーは外されていましたので捨てられた物が台風19号の増水で流されたのだろうと勝手に想像しています。
スタートして4時間余り、ゴール地点が近づいてきました。
流れは穏やかで風も無く水面が静かです。
この後赤岩の渡しの埼玉県側で上陸して、スタート地点に置いてきた車を取りに行きます。
また機会をみて長めの川下りをしてみようと思います。