マヨの本音

日本の古代史から現代まで、歴史を学びながら現代を読み解く。起こった出来事は偶然なのか、それとも仕組まれたものなのか?

政権交代の成果がこんなところにも・・・

2010年04月06日 15時08分04秒 | ひとりごと
やはり、政権交代の成果がこんなところに現れている。
ネットニュースから・・・・「最高裁、再審判断を高裁に差し戻し 名張毒ブドウ酒事件
朝日新聞2010年4月6日(火)15:02

 三重県名張市で1961年、農薬入りのブドウ酒を飲んだ女性5人が死亡した「名張毒ブドウ酒事件」で、最高裁は、殺人などの罪で死刑が確定した奥西勝死刑囚(84)の再審を認めるべきかどうかの判断を改めて名古屋高裁に差し戻す決定をした。5日付。第三小法廷(堀籠幸男裁判長)は「犯行に使われた毒物の解明について、審理が尽くされていない」と述べた。

毒物の成分をめぐる科学論争に絞って、さらに同高裁で審理が続くことになった。」

なんだかんだと言われながらも、法務大臣が変わると裁判所も変わっていくのである。この調子で行けば「高知の白バイ事件」、「和歌山・毒カレー事件」なども再審請求が認められる日も近いだろう。

森山法相はマスコミなどではまったく評価されていないが、間違いなく現在の裁判所の判決に影響力を持って来ている。裁判所が独立性を持つといわれながらも自民党時代は自民党の意向が強く働いていたことが徐々に表面化してきた。
正しい裁判は法治国家の前提である。いくら検察が無茶な捜査を使用とも裁判所が正しい判決を出せば国民は安心して生活が出来る。ようやく日本も法治国家に近づきつつあるようである。