ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

ポクポクと新川沿いを。

2008年04月15日 | 四方山話
 ♪すずめの学校は~ 川の中 あっ違った、めだかだった、

♪チィチィパッパチィパッパ すずめの学校の先生は~

 晴れた夕方 新川沿いをいつのものように散歩をしていたら、ガードレールに並んだすずめを見つけた。思わず、シャッターを。

すずめって凄く音に敏感だから、これ以上近づけない。(写真をクリックして下さいね。)

 またまた話が脱線してしまうが、「トンビに油げさらわれる」という諺はまごまごしていたら大切なものを横合いからさらわれるという意味らしいが、私の愛読書の寺田寅彦(吾輩は猫であるの寒月先生)のエッセイに面白い事が書いてあった。

 トンビもさることながら、鳥が高空から地上の餌を発見して、まっしぐらに飛び降りるというのは、目がいいからだと言う説を、寺田は見えるはずないと言い切る。
この本が手元にあるけど、書けば長くなるのでかいつまんで話すと、トンビの滑翔する高さから、地上の獲物を食べ物か石ころか判断する事は出来ない、ミクロの世界だからということなのだ。
では なぜトンビは獲物を見つけて降りてくるのか?というと、匂いらしい。
東大の物理学者の寺田寅彦が懇切丁寧に説明をしているとなーるほどと納得してしまう私です。長くなるでこれから先は本を読むか、直接私に聞いてください。
寺田寅彦に負けないように懇切丁寧に説明をします。

最もすぐ忘れるけど・・・

 で 話は新川沿いに戻り、そのまま何時もの日本海までのコースをテクテク、ポクポク歩く。

この花は、長実雛芥子 地中海沿岸から中欧原産の帰化植物らしい。
この花もアヘンの原料とかで、6月ころ厚生省が草刈をする厄介な雑草みたい。
しかしこうして調べてみると雑草も国際色豊かだなぁ、
オランダあり、アメリカあり、ヨーロッパ原産あり、中国あり・・
これらの雑草は始めに日本のどこにたどり着き、どうやって、何年かかって、この新川沿いに花を咲かせているんだろうね。不思議だこのバイリンガル雑草は・・え?バイリンガルとは言わない?しゃべれないんだから、ハイハイ。

何時もの見慣れた川沿いなれど、土筆がスギナになり川土手はやはらかい緑に包まれている。
中洲には黄色のセイヨウカラシナ(これもヨーロッパ原産)が群生して揺らいでいる。
いい匂いが春風に乗って漂ってくる。夕陽を顔に受けて歩いていると、ながーい影がついてくる。
雲が流れる、歩きながらふと思う。
あの雲は二度と表れない雲だ、同じような雲はあっても全く同じ雲は二度と現れない。巻きもどしのできない、人生一度きりの風景なのだ。そう思って歩くとやはり発見の連続なのだ。

  そのまま日本海まで歩いた。
日本海に手が届く所に建っているアパート。

 いつもながら、「時間」というものが頭をよぎる。
巻きもどすことも パッと手でつかみ取ることもできない「時間」というもの。
こんな得体の知れない不思議なものは、ほかに見当たらないんじゃないだろうか?
そもそもこの「時間」というものに始まりと終わりがあるのか?
う~ん こんなこと考えて60数年過ぎてしまった。尤も 始めに時間について不思議だなぁと思ったのは二十歳のころかな?

もう少しでその答えがわかるような、ううん理屈じゃなくて感覚的にだけど。

あ~ またくだらないことをだらだらと 、お許しください。

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晴れ 18℃ 暖か・・

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2 コメント

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Unknown (サンシャインジン)
2008-04-16 16:34:45
そのへんになるとアインシュタインを読むしかないんじゃない。

時間は空間との関係でしか成り立たない概念ですからね。
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ジンちゃん (その)
2008-04-16 19:08:53
ホーキング博士の「ブラックホール」の本も挫折した私ですから、アインシュタインとなると挫折でしょうね。
不思議を解明しないほうが楽しいかもです。
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