ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

昨日の一日

2007年09月17日 | 私ごと
 まるで油の生きれたブリキのオモチャのように節々が痛い。
それというのも、昨日都野津町一斉清掃日で、早朝から川掃除とか近辺の草刈とかに借り出されたからだ。
台風の影響か、蒸し風呂のような石見地区。サウナかした中での作業がつらい。汗ダクダクで もう終わった時はぐったりだった。
ちょっと身体を動かしただけで、滝のように流れる汗をみると、人の体の大半は水で出来ていると言うのも頷ける。

 もうこんな日は温泉に行こう!とばかりサンコー観光で午後から三隅の美都温泉にに出かける事に・・・。
途中 浜田港に南極観測船「しらせ」が止まっていた。
普段見たこともないような車の数、見物人が港に車を止めてシャトルバスで「しらせ」まで見物に出かけているみたい。
私は、旧道から「しらせ」を撮影。こんな時10倍ズームはいいね。

曇りで視界は悪かったが、さらに進むと「大麻山入り口」の看板に時間があるので車で登って見ることに。
写真は、大麻山の頂上から見た日本海です。
写真をクリックしてみてください、益田沖に浮かぶ高島が見えます。
この日は曇りで地平線と海の境が見えなくて、でも凪で高島が天に浮かぶ竜宮城みたいに幻想的に見えた。

今日の目的温泉である「美都温泉」はサンコー夫人が例の「温泉博士」を4冊購入していたので、(ただで入れるからということで)今日の温泉はここに決めたのだ。
道中、突然の大雨にあい、蒸し暑かったので、多少は涼しくなるかと思ったが、降り足りないのか益々湿度は上がり、車から降りると眼鏡がすぐ曇る。
山道は紅葉にはまだまだ間があるものの、少しずつ色つき始めた落葉樹や、赤や白の萩の花が道路の垂れ下がっていた。
しばらく こんもりとした木々で覆われたトンネルのような山道をクネクネと走ると、突然そこだけポカーンと長閑な黄金色の絨毯をひきつめたような、田園風景に出会う。谷間の景色はうまく説明できないけど、太宰治の富士山には月見草が似合うの心境ね

山道を下りながら「わぁ。。」と声を上げる。
赤い瓦の家々が、緑の木立に囲まれて庭先には真っ赤なカンナが咲き、猫がいたりいなかったり、マリーゴールドやサルビアの花のプランタンが軒先を飾る。
なんだかそういうごくごく自然な田園風景なんだけど、稲のたわわに実った中にあると、パーフェクトに満ち足りた 平凡美を感じて、「いいなぁ、いいなぁ。」を連発する。
「猪や、さるとの戦いなんだよ。」とサンコー社長が言う。
全部いいことはないんだなぁ。

温泉の後 サンコー社長が私のお味噌汁が食べたいと言う。
そこまで言われたら作らないわけには行かないでしょう。
夕ご飯は我が家で、一緒に、ビールも一緒に、久しぶりに我が家も賑やかでした。

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今日も 雨が降ったり止んだり、また大雨が降ったり、蒸し暑く本当に嫌な一日だった。 32℃