ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

教育的指導

2007年09月16日 | スポーツの事
               
 こういう後味の悪い騒動がおきるたび、ホント柔道ってどうなってるの?と腹立たしく思う。

私も詳しい柔道のルールが、きちんと頭に入っているわけじゃないから、偉そうな事はいえないけど、シドニーオリンピックの篠原選手の内股すかしから始まって、夕べの鈴木桂治選手、井上康生選手の判定は腑に落ちない。
鈴木選手は左大外刈りで相手を倒した、一本!と私は叫んだ その時悲劇は起こった。相手の一本勝ちを示す、主審の右手!
なに?何がいけんの?どうなっているの?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・私の抗議の気持ちです。
相手は既に死に体だった、それに弾みでひっくり返されたのだ、完全に相手の方が先に倒れていた。完全に・・なのに・・。と言いながらこういう事が起きるたび自棄ビールが増えるんです。

まだ綺麗に投げられて負けた方がすっきりして諦めもつく。

少し前 山下氏が、国際柔道連盟の理事に落選したとの記事を新聞で読んで、なんだか もやもやとしたものを私は感じられたが、やはり、やはり、その思いは的中した。
私は 人が判定を下すスポーツは、いつも人間だから当たり前とは思うけど、腑に落ちない事の方が絶対に多いと確信している、乱暴な意見の持ち主なんです。

 子供の頃読んだ「姿三四郎」とか、「柔道一直線」の漫画とかは、もの凄くかっこよかった。子供達に夢や勇気を与えてくれた日本の柔道。
「柔能く剛を制し、剛能く柔を断つ」の精神はもう見られないのか?
世界で勝つためには綺麗に投げて有無を言わせぬ一本!しか通用しないのだろうか?
新聞には斉藤コーチの「こんなの柔道じゃない。」と言う言葉も紹介されていたが。
 
 世の中が混沌としていて、すっきりしないのでせめて柔道世界選手権ですっきり決めてもらいたいと願っていたけど、その私のささやかな夢を台無しにした、これらの審判に両腕をぐるぐる回して「教育的指導!」と叫びたい。

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