ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

優性遺伝とは?

2008年09月12日 | 四方山話
今日は小雨の愚図ついている江津です。写真は昨日の午後です。

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♪ いまはーもう秋 誰もいない海~・・

久しぶりに凪の日本海に行ってみた。誰もいないと思ったらそれがいました。



散歩中のわんちゃんとヘンなおじさん。こんなところで日向ぼっこしなくてもねぇ。

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 キリンの首が長いのは高いところにある葉っぱが食べたくて食べたくて、首を延ばしていたら長くなったと聞いていたけど、これって違うんだってね。

今週号の週刊文春で面白い記事を見つけた。
ダーウインの進化論によると、生物は努力により、自らを変えることは出来る。しかしそれは一代限りのものであり、次の世代に伝える事は出来ない。(例えば激しいトレーニングをしてマッチョな体にしてもその肉体が子供に伝わる事はない。)
ダーウインによれば、遺伝するのは精子もしくは卵子が運ぶ情報だけであり、もし何らかの変化がおきるとすれば それは固体の努力とは全く関係のいない、情報の伝達上に起きたごく些細な変異であるという。だからキリンの首が長くなったのも、そもそもは偶然に起きた遺伝子上の変異であり、それがたまたま繁殖に有利に働いた為にそのような形になったらしい。

え?じゃ親子で体操の金メダル選手とか、お父さんと同じ競馬の武豊騎手とか、あれって蛙の子は蛙じゃないの?サラブレッドの子はサラブレッドじゃないの?

そんなおバカな私の疑問にもちゃんと答えてありましたよ。
一流プロの子供が一流プロになっているのは一見DNAが伝わっているように見えるけど、実はプロを育てる」「環境」が伝えられているという。

一流と呼ばれる人々は、それがどんな分野であれ、例外なくある特殊な時間を共有している。幼少時を起点としてその事だけに集中し専心したたゆまぬ努力をしている時間、それが少なくとも10000時間ある。一日3時間練習するとして、1年に1000時間、それを10年にわたって休まず継続するということ。
そういう環境が親から子へ伝わっているらしい。

 そうか、それで納得した。一国の主に限らず、議員にしても二世、三世になるとおしなべて、何故、かくも弱く粘りがないのか、それは外形だけは親から伝えられるも、10000時間のプロとしての厳しい内実というその環境が、与えられてないからなのか。

問題が山積されているのに突然の投げ出しで、一見 華やかに繰り広げられている総裁選。私には、「蝸牛 角上の争い」のように思えるのは、それだったんだ。

ふーむ なるほど・・・

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