ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

嫌な事件ばかり

2008年09月09日 | 四方山話
今日もまた書き出したら止まらない症候群です。ごめんなさい。
日記@BlogRanking←でもクリックお願い致します。



   **************************************************


 ツユクサとは、早朝に咲き始め、僅か数時間で朝露が消えるようにしぼんでしまい事から付いた名前らしい。

ムラサキツユクサのように花びらが三つあるわけでなく、ハート型の可愛い花びらが、二枚仲良くついている。

子供の頃 この花びらをつぶして作った淡いブルーの色水も 数分で色が抜けてしまい、その儚さがなんとも清々しい。

そしてよく見るとミッキーマウスに似ていてなんとも可愛い感じがするが、これがなんとも生き方が巧みで、茎の分岐した節からも新たに芽を出し、ドンドンテリトリーを広げていくらしい。たくまし草花なのだ。
 

 さて。
後は野となれ山となれ、さよならだけが人生だ~、と福田総理がいったか言わなかったか知らないが、自民党総裁選のお祭り騒ぎのような新聞記事を読むと、『優先後楽』という言葉を思い出さずにいられない。国政に携わる政治家は世間一般の人より先に前途を心配し、世の中の人々が安楽になった後を見届けて楽しむようでなければならないという意味で、東京や岡山にある後楽園の名前の由来だと何かの本で読んだ事があるが、そんな立派な考えの人が日本丸の舵取りをして欲しいけど・・

 そして今日の新聞も またしてもお詫びの写真でいっぱい。
北の潮理事長でしょう、JR西日本の社長でしょう、大相撲の若ノ鵬でしょう、
そしてそして、一番許しがたいのは、事故米転売の三笠フーズの社長でしょう。
これって汚染されているってわかっていて利ザヤ稼ぎの為に、業者を騙して売りさばく、こんな汚い自己主義な手口は、日付改竄とか、巻き戻しとか、うなぎの産地偽造とか、そんな段階じゃないよね。
囁き女将のあの吉兆の鮎の食べ残し再販売なんて、この汚染お米に比べたら可愛いものよね。

もう見慣れてしまった気がするけど、ここ何年か、それも偉い人の「謝罪」の連続。これらは決まって自分勝手でお粗末な隠蔽工作がばれたり、内部告発だったり、そういう事が裏目に出て更に被害や騒ぎを大きくしての仕方なしの謝罪、そういったパターンだ。マスコミの前とかで頭を下げる、これで許されるのではないかそう思っている。

 実に偉そうだけど、私はこのような企業の責任の取り方は間違っていると思う。
それより具体的で実のある自己批判というか会社のやり方批判ではないだろうか。
自分の企業がどの時点で、どのような考え方をして、そして悪の道に走ったのか、その原因はどこにあったのか、これからどのようにしていくのか、どう改めるのか、そういう事をはっきりさせた方が、正しい責任の取りかたなのではないのだろうか、そのように思う。

「世間をお騒がせして申し訳ありません」という紋切り型の中に逃げ込んだり、床に擦り付けんばかりに頭を下げたり、そのようなお詫びはもうたくさん。

 それにしてもあの三笠フーズの社長。
仕事が終わってさぁ一杯飲んで、また明日は明日で頑張ろうと、至福の時間を楽しみにしていた焼酎党の方々は、もう八つ裂きにしたいくらい腹が立って許しがたいのではないだろうか。

晴れ 29℃