「心眼」

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　八月になりました。
暑くて、暑くて、ブログにアップする写真を撮る気にもなれません。

雨が降らないし、夜中に待望の雨が降ったのに、雷が落ちたり、でもその雨もお湿り程度。

そんな暑い中　波子の海水浴場に来る人が平年より少ないらしい。
原因としてガソリン代高騰の煽りを受けて、広島からの海水浴客の足が遠のいているとか。
広島からの海水浴客はゴミばかり落として、お金は落とさないと近隣の人がいっていたから、町が汚れなくて良かったのかもですね。

　さて。
頂いた野菜でかき揚げを作ろうと、油吸い取りのため　古新聞を引っ張り出していたら、丁度開いたところに「時代の寵児　再び断罪」堀江被告　二審も実刑という記事が出てきた。
すでに５億円の保釈金を払っていながら　更に１億円の保釈金を払ったらしい。
すごいよね、お金はいくら持っているのだろう。
あの間に打ち出の小槌でも作ったんだろうか？
しかし夢のような奇跡には必ずある種の不安が付きまとうものだ。

天麩羅揚げながら、汗をかきながら、この記事読んで、たまたまこの前耳にした、落語の「心眼」というのを連想した。

目の不自由な按摩さんが、薬師様に「どうか目が開きますように」と願をかける。すると目が明くのだ。目が明いて按摩は始めて自分が二枚目で、気立てはいいが、妻が見られたものじゃないとう事を知る。按摩は忽ち浮気心をおこし、芸者と夫婦約束をする。それを知ったブスの妻は、怒って按摩の胸ぐらをつかみ・・・そこで目が覚めるのだけど。（すべてが夢だった事を知る。）
運命を受け入れるしかないと悟る噺なのだけど、時代の寵児ともれはやされた堀江被告も、あれは夢だったのだと、素直にすべてを受け入れればいいのに・・・
そんな事考えている間に　かき揚げがうまい具合にできました。
かき揚げ丼にします。美味しそう！

　今日の写真は記事とは関係ないけど、ジャコウアゲハ(オス） です。
蝶は完全変態をする昆虫らしい。
変態と言っても痴漢のことではなくて、一生を卵、幼虫、蛹、成虫と成長とともに体の仕組みや形を変えていく事です。
卵から成虫になるスピードは、種類や環境によってまちまちだけれど、早くて１月、長いもので約１年。

人の一生に比べてあまりに短いけれど、与えられた時間の中で子孫を残すため一生懸命生きている姿は　長短では測れないと思う。与えられた一生をどういきるか・・それが問題だなぁ。自信がない私です・・・

この前匹見川にいたアゲハチョウです。（クリックして下さいね。）

晴れ　３５℃

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Ｉさん　頑張れ！