田舎の田園風景
稲がたわわに風に揺れてました。夕べ大雨で 午前中はすっきりしない天気だったが 午後から青空が覗いた。なんとなく汗をかいた顔をなでる風が涼しい。
「批判より創造だ~」とけなげな 改心してみたが・・・
批判病は治らず。と言うわけで新聞タイム。
新聞の一面はすべて安倍総理の何もかも、顔面の筋肉までも垂れ下がって、うつろに宙を見つめ 心なしか涙ぐんでいる写真ばかり。
しかし総理大臣になるとみな顔つきが悪くなるね。
日本中のどこが崩れても島根だけは、あの竹下ー参議院のドンラインがまさか崩れるとは、誰が想像しただろうか。
出口調査や電話による調査でも 島根も岡山も自民惨敗と出ていたがまさかこれが本当に当たるとはね。
当選した亀井あき子さんが、「山(青木)が動いて 影(影山)が消えました。」といっていたのに思わず「うまい!」とつぶやいてしまった私です。
ところで、親子で国会議員なのほかにいる?
思い起こせば少し前 自民党分裂の時「自民崩壊」と騒いだ時とまでは行かないまでも、それに匹敵するぐらいの驚きだったのだ。
というのも私は 勉強不足ゆえ気がついた時は 自民一党支配の記憶しかなかった。そして そこに川があり山があるかのように動かしにくいものとして存在し続けてきたのが たとええ一時でも崩れてしまったのだから。
参議院だから いいぞ!いいぞ!これで島根も変わるなどとは思わないけど、
がいしてなにかうっとうしい大きなものが崩れ落ちるのは、やはり特別の感情がある。しかしこのような混乱期の初めは希望に満ちているのだが、またこれが続くと
それまで予想しなかったなにか別のうっとうしいものがハバを利かすようになるのよね。困ったものだ。
私は今回の島根の結果に満足しつつも、過剰な期待による田舎の景気回復は無理だと思ってる。いや絶対に無理。
今日の朝日新聞の天声人語に書いてあった。
古代ギリシャの哲学者タレスは天文学にもたけていた。ある夜 星の観測に熱中するあまり、井戸に気づかずに落ちてしまった。安倍総理も望遠鏡で美しい国というと遠くの空ばかり眺めていないで 足元を見て欲しいと。
話は少しずれるが、私が記憶にある今までの自民一党支配は、悪いところも一杯あるけど、何しろ今の世の中 国内の色々な問題や諸外国との事まで 任せしておけば、まぁ ほかの党より 無難なんじゃないだろうか、というような相対的選択の元に支持されてきたと思う、そして首相になった人の悪口をこころおきなく言って 毎日はけ口を求めてきた。ハイ私のことですが・・。
午後から厳しい顔して会見していた安倍さん。
解散しないし続投するらしい。サミットを他の人に任せたくないんだろうね。
曇り のち晴れ 26℃ 日陰は涼しい。