ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

雨 雨 雨 大雨警報

2007年07月10日 | 木馬の事
            

 小さな 雫がころころと滑って少し大きい雫と一緒になり、この繰り返しで膨らんだ水玉。目一杯に大きくなり支えきれないで消えていく。
葉っぱに絶え間なく出来ては消えていく無言の水玉は、何かを訴えているのか、それとも刹那の歓喜の名残なのか・・・

 毎日同じような水玉の写真でごめんなさい。
雨で あっちこっち撮りに行けないんです。木馬のプランタンの写真です。

 でも子供の頃、雨が大好きだったことがある。
小学校の2年生の時 フルカワ先生が雨が降ると、必ず一時間お話をしてくれるのだ。朝 雨だと学校に行くのがとてもうれしかった。
先生はオリジナル(先生作)の話もあったけど本もよく読んでくれた。
「アンドウさん、そんなに大きな眼で見ないでよ。先生恥ずかしい。」と冷やかされた。私は雨の日のお話しの時間になると 机に両腕を突いて前かがみになって、頭をうんうんと振って せかすようにフルカワ先生の顔を見つめていたから。

私が今でも覚えている話は、「仁王と賀王」力比べをする仁王と唐の国の賀王のお話で観音様の前で門番をしている鉄の棒を持っているのが仁王様 口を大きく開けているのが賀王様 と言う話。(これはフルカワ先生がお話しながら顔が仁王になる)と「海の水はなぜからい」 塩を出しながら石臼が回り続けているから と言う話だけど、私は少なくとも小学校の間はこの話を信じていた。

多分 柳田国男の日本昔話だと思う。先生がチョーク箱の下にこの本を抱えてくると、わくわくしたもの。

子供の頃好きだった雨も こう毎日じゃ ほとほと嫌になる。

話は変わるが 昨日は 松坂は敗戦投手になり、杉山愛選手は負け、大学野球の斉藤投手は負け
アジアカップのサッカーは負けに等しい引き分けで すっきりしない。

 さてさてそんな雨の暇な木馬の昼下がり
近頃 すっかりとらたぬのお株を奪ってしまった感のある愚かなトンボです。
年金の不払いが入ったら、あれも買う、これも買うといきまいている。
「えっちゃん 年金が入ったら世界一周しようよ。」
「えー はとバスツアーは?」
「それも行こうじゃない、大型バイクも買って、三江線も貸し切り列車で行こうよ。」
「そんな夢みたいな話しより スカートが欲しい。」
「スカートなんて安いものよ、書き出ししときんさい。欲しいものを、スカーット買って上げる。」
「私もズボン買って!」とイリコさん
「ズボンの事はズボンで買いんさい。」
「一体いくら入るの?」
「足りんにゃ 木馬売ればいいんだけぇ。」
 
いくら入るんでしょうね。わたしゃ9月が恐ろしいわ!

雨 大雨 終日大雨 ほとほと嫌になる。27℃