ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

イチローのこと

2007年07月11日 | 四方山話
          
 まだあどけない水玉が 戯れ遊ぶのが楽しくてしょうがないと言うように ころころ風の旋律にあわせてダンスをしている。

賑やかに歓声をあげるでもなく、故意に装いを示すでなく、あるがまま、自然に風に身を任せ、静かに 自己アピールをしている。
オーロラのような水晶玉は地球破壊を嘆いているように見えたけど・・・。

QLDさん、木馬の近辺の畑にもサトイモ畑がありました。ビロードのような葉っぱの舞台で 穢れをしらない水玉は踊っていました。

雨も上がりねずみ色の午前中 撮って来ました。滴シリーズ まだまだ続きそうです。すっかり嵌ってしまいました。

さて いつも言っているように、私のこの仕事は、リアルタイムでテレビが見れるという最大のメリットがあるが いやー 今日の大リーグのオールスター戦 すごかったですね。何が?イチローが素晴らしかったんです。

 第78回オールスターゲームが、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地で行なわれ ア・リーグの「1番・中堅」で先発出場したイチローは、第1打席、第2打席で連続ヒットを打つと、1点を追う5回には走者1人を置いてライトへ逆転のランニングホームランを放った。これは大リーグのオールスターでも初で 勿論本人も初めての経験だったとか、その結果MVPを取ってしまった。

流石にヒーローインタビューでは 興奮気味ながら、こみ上げてくる喜びを隠し切れないような それでも冷静に自己分析しているところが憎いというか、凄いというか、とにかくイチローの静で剛健、質実剛健といってもいいかな、そんな中に最近は感情表現に自信が溢れる様になったなぁ、顔付が変わってきた。
よく言われるように天才が努力をするんだから怖いものなしだと。
とにかくしてやったリ、というような 遊び(ゆとりの)の部分が入った顔になってきた。昔は負けん気の強いしかし不安も混じった顔だった。

人間 いい風に成長すると光り輝くものですね。

人生なんて長いようで短い。
私のように人生ながーい事やってると、薄ぼんやりと あるいははたはたと、あるいはピカーッとわかることがある。
しかしピカーッとわかったときにはもう遅い。もう手遅れだ。

その点 イチローは偉い。
自分の目標を掲げたら 自分がまだまだ出来るそのようなゆとりのある時に実現してしまうのだもの。

自分が若いとき、自分の若さを充分使い切るというような才覚は少なくとも私にはなかった。(あれば 場末で喫茶店などしてないか・・)
若いとき人生の目標をしっかりと定め「よし これだ」と膝を打っても手遅れというか、ものにならなかったことがほとんどである。若さなんていうものも失って初めて、勿体ないな と気づくのだ。
今 若さを返してあげようといわれたら、よーし!今度こそ あたら若さを無駄遣いにはしないぞと思っても 今となってはねぇ。

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