ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

メダカのあとは金魚

2007年07月17日 | 木馬の事

 

 メダカが死んだ。
去年の6月ごろ飼いはじめて一年しかたってないのに、立て続けに5匹も死んだ。
ついに9匹もいたのに全滅してしまった。
死因はイリコさんが、踊りぐいで食べたのでは決してない。
あるメダカは朝来て見たら水面に浮いていた。またあるメダカは下に引いたジャリに頭を突っ込んで激突死していた。
そして あるメダカは行く方知らずで消えてしまっていた。一体どこに消えてしまったのだろう。まったく不思議だ。コロンボ刑事でもわからないと思う。

 お客さんがメダカの水槽を見るたび 「元気にしているか?おぅ!また数がへったのう。」と言う。

 しかしこんなにたくさんいっぺんに死なせてしまったのは、何か飼い方に原因があるのだろうか。みんなが水草とか入れてくれたり 新しいメダカを補充してくれたりしたから いけなかったんだろうか?

 お亡くなりになったメダカを一匹づつ お箸で救い上げながら丁重に土に埋めてあげた。アーメン、南妙法連げっきょう。
手を合わせながら色々考えたが確固たる死因は解明できないでいる。
メダカの死は 時間がたつにつれじわじわと、心の中に重くのしかかってきたというような大袈裟なものではないけれど、物言わぬメダカでもその存在感は、我々飼い主には大きかったようである。
メダカが泳いでいた水槽を綺麗に洗って、イリコさんは倉庫にしまってしまった。
思い出したくないというように・・

 そんなある日 今度は金魚を飼ってみないかとお客さんが言った。
メダカ全滅のことがあるから、二人で相談したけど 結局いただくことにした。
メダカの水槽じゃ少し小さいので 金魚用の飼育セット一式を買ってきた。
ランチュウ4匹くださった。
金魚は昔子どもが飼っていたので少しは経験もある。

 生後一年らしい。これが可愛いのよ、毎朝 木馬に来るたび楽しみが増えた。
眺めては癒されている。早速名前をつけようと、水槽の中で尻尾を振り振り泳ぐ金魚をイリコさんと眺めた。

 金色のボディで いちばん群の中で一匹狼的に自由気ままに泳いでいる金魚に「コラテツ」とイリコさんが命名した。そして 「コラテツ!なにしている意地悪するんじゃない。」と叫びながら「こりゃ鍛えがいがある、行儀が悪いから楽しみだ。」と息巻いている。
私は頭が赤くてボディが銀色のゆったりした金魚に「プリンセスその」と命名しようとしたら 大ブーイングで、結局レッドサンに、橙色の小さい金魚をプチトマト、赤い模様が背中にあるのを赤申(アカシン)と命名した。
アカシンはトンボが 木馬は赤色申告だからぴったりだという。まったく!

 あまりに可愛いので お客さんの相手もそこそこに眺めていたら、「なに見てるんかね、お客の相手もしないで、きんぎょ迷惑でしょうが。」

笑ってやってください。寒いオヤジギャグのおろかなトンボでした。
写真は左から アカシン、プチトマト、プリンセスそのじゃなくてレッドサン、コラテツ、です。よろしく!

雨 23℃ 梅雨は一体いつ開けるんでしょうね。まったく鬱陶しい。