今や 日常生活の中に日本のみならず海外までも、グロテスクな目を覆いたくなるような情報が飛び交っている。
朝一番に新聞を見ても、テレビをつけても、やれピストルが何発どこに命中したとか、何人打たれて殺されただとか、・・・・そういった気の重たくなるような話題ばかり。
私は政治的なことや難しい心理的なことはさっぱりわからないけど そういう生々しく具体的な話に、今は いちいちぞーっとしたり、腹立たしく思っているが、やがてそういう話題に慣れてきて、何が「普通」で、何が「残虐」な事か、人々は判断がつかなくなるんじゃないだろうか？
マスコミや世間はガツガツとそういった怪奇残虐話を貪っているが、ミイラ取りがミイラになるたとえがあるように、頭の中にしっかりとした抵抗力を養っておかないと、みんなこの怪奇残虐ウイルスに犯されてしまい、またか？また何時もの同じ出来事？と無関心になるんじゃない？
そうならないように正気を保てるような確固たる良識、強い正義感、様々な物にたいする美意識、モラル、しっかりとしたバランス感覚を養っておかないと・・・・
もっとも 今回のアメリカの大学の銃乱発事件は、アメリカの銃規制がしっかりと出来ないという国の事情もあると思うけどね・・。
そんな暗い、考えたくない事件が心に充満してしまったら、今度は反対にうれしいこととか、楽しい事とかたっぷりと蓄えて心のバランスを取らないと、とんでもないことになる、人間の真実から、遠ざかってしまう。気分を変えて・・・
さぁ 今日はいいお天気だし 張り切ってお仕事、お仕事。笑顔、笑顔。ニィー！
木馬に出勤して準備、パソコンのスイッチを入れて、お掃除の合間にメールチェック、星高山のご機嫌チェック。何時ものように。（鍵のありかを忘れて少々パニ食ったが、）
ミクシィのメールに新着ありの印が・・・なになに？うん？誰？ミラクルだぁ～
「モーニング何時まで？」おっ！と返信するつもりが空メールが～～。ごめんね。
ミラクルと綺麗な奥様と、切れ味四枚刃さんと、またまた綺麗な奥様とミラクルの自慢の可愛いチビちゃんが来てくださる。
イリコさんなど久々に若いお客さんで 張り切ってさかんに「いいねぇ 若いという事は、」とため息をつく。
ジンちゃんが 「木馬に若いお客さん久しぶりだよね。赤ちゃん可愛いよね。みな何歳くらい？」
「私の半分よ。」といったら、「二十歳代か？」
「おいおい、ジンちゃん それはあんまりよ、わたしゃうれしいがね。」と大笑い。
私達にもあった若いころ。
ただもう若いというだけで、怖い物なし、なにをしても許される、そういう人生の中で一番充実した、一番オーラのある時代、随分昔のような気がする。
頑張る３０歳代、日本の屋台骨をこれから支える３０歳代。しっかりしてな３０歳代。
思わずエールを送るそのちゃんでした。
ほんとうにありがとうございました。
でも 時々こんな日がある。それは珍しいお客さんが今日に限って来てくださるという。
買い物に出かけていたら、イリコさんから緊急呼び出しのメールが。
懐かしい 警察の所長さんが 浜田に用があったからとわざわざ回って顔を見に来てくださったのだ。このように昔のお客さんがわざわざ足を止めて、木馬に来てくださる、店主冥利に尽きるとはこういうことをいうんだね。
いい一日だったけど、イリコさんの評価はレベル３でした。やれやれ・・
晴れ 朝５℃（露霜）午後１８℃ やっと暖かに・・