ブレンド日記

世の中の出来事・木馬での出来事・映画の感想・本の感想・観るスポーツ等々ブレンドして書いてみました。

花見のはしご・・①

2007年04月02日 | 私ごと

   

 黄砂によるドロの小雨と、数々のアクシデントが鉛のように私の両肩に乗っかっている定休日、予てから計画していた、お花見に出かけた。色々なアクシデントをぶっ飛ばせ!とばかりに・・・

始めの写真は中国ではありません。山口市内です。黄砂でどんよりが見えますか?
今日のサンコー観光は常盤公園です。

 道中 山肌のアチコチや、道路の両サイドにほとんど満開に近い桜がこぼれんばかりにびっちりピンクに咲いている。満開の桜は枝が見えないよね。

そしてこの季節に車を走らせていると こんなにも国道のヘリに桜の木があったのかと、咲いたピンクの並木を見てはじめて気づく。毎年同じように咲いているのを見て、同じように気づき、そして同じ事を言う。「こんな所にこんなにたくさん桜の木があるなんて!」
こんな風に 春になって、世の中は色々な事があるけれど、それでもちゃんと桜が咲いているのを見ると、取り合えず安心する。
私は、少し言わせてもらえば、山桜も昔から風情があって好きだ。いや むしろ、山桜のほうが好きかもしれない。自然の中にあって静かではあるが、しっかりと自分をアピールしている山桜。
赤みを帯びた桜もち色した葉が優しげで、小さなピンクの花と相まって、まるで雪が積ったように、春風に揺れていい香りがするのだ。ソメイヨシノは昔の日本にはなかったんだし、西行が歌った桜だって、山桜なんだからね。控えめでいい。


 

 9時発ー12時半到着で、安光姫手作りのお弁当を 常盤湖が見下ろせる高台に広げて 食べた。いや~ 屋外で桜の木の下で食べるおにぎりはおいしいね。ビールも美味しいし、最高。昔子供達ともよくここの公園には来たよね。何しろ広い、駐車場もたくさんあるし、遊ぶところもたくさんあるし、遊園地の乗りものに、乗らない限りは無料なのもいい。

    

 

お腹が一杯になったから、腹ごなしに少し歩いてみる事にする。
雨は 霧雨が降っているが、気にならない程度、気温もそこまで寒さを感じないし、ぞろぞろと 人の流れにそって歩く。上を見上げたり、でもここの桜は満開じゃないね、7部咲きというところか?
山口のしかも暖かい瀬戸内海温暖気候のここらで、満開ではないとはやはり今年は可笑しい。いいにおいにつられて歩いていくと 屋台がたくさん出ていた。子供がいたら喜びそうだけど、たこ焼きとか、いか焼きとか、焼き鳥とか。

たこ焼き屋のお姉さんが綺麗でなんだか影がありそうで思わず写真を撮った。この写真を見て トンボが言った。
「この女性は、テキヤの女房で、17歳の時に親の反対を押し切って結婚したんよ、で、子供も出来て、それでも親は反対している。しかし娘が幸せならと しぶしぶ子供の面倒を見ているそんな家庭のにおいがする。」とか何とかいい加減なこと言ってた。なんでどこから17歳が出てくるんよ。変な人。

 

 次に 強烈な匂いとともに 動物園に行く。猿や チパンジー 桃色フラミンゴがいる。
私は動物園の生き物が 飛びまわったり動いたりするのを見るたびに、人間はこれらの生き物より少し複雑になっていて、ものを考え、その結果 自意識や、分別があるということが、人間の二本足でしか歩けない 変なぎこちない動きにしているんじゃないだろうか?
動物が岩から落ちて怪我する事はあまりないだろうし、このフラミンゴや、猿の軽快な動きを見ると、まるで踊りをおどっている舞台を見るようで、より動物の動きに近づく事が出来る人が、ダンスや舞踊がうまくて動きがスムーズなんじゃないだろうか?動物達の自然美の追求が、バレーや舞踊に繋がるし、そのために練習をするんじゃないだろうか?因みに私が ダンスや、踊りが特別に下手なのは、リズム感が欠落しているのじゃなくて、より進化した人間だからだと思うのですが、違うだろうか?
そんなことはない?ま、そんなことはどうでもいいが・・・

でまた くだくだと書くと、長くて読むのにくたびれるといわれるので、続きはまた明日のお楽しみに。

 晴れ でも黄砂で曇りみたいな一日 17度