「誇」-URAWA REDS-
共に…
 



大分空港に着陸した瞬間。
アストラムラインが地上に出る辺り。
新大阪駅、御堂筋線のホームに上がったとき。
農協の駐車場に車を入れ、エンジンを切ったとき。
新横浜駅、改札へ向かう階段。
ジーコ像を掠め、待機列に向かう頃。
前日抽選の列に並ぶとき。
試合へ向けて、最初のスイッチが入る。

House of Loveが終わる。
(アウェイなら、席詰めのとき)
ビールを煽り、足腰を軽くストレッチ。
ここが2つ目のスイッチ。

ピッチを見つめたまま、試合開始時間を待つ。
主導権を握らせるため、ギリギリまで力は温存する。
「90分+α」に全てを賭けるため。
ボールが動くと同時に入る、最後のスイッチ。

それまでは思い思いに過ごして来た人たちがひとつになるとき。
主審の笛が鳴れば、そこは戦いの場に変わる。

大宮側のゴール裏、試合前から気合入ってた。
でも、そんなに早くからやってると、肝心なとき疲れちゃう。
代表なんかただの「お祭り」に堕落してるし。

全ては勝たせるために。
試合前はバラバラだっていい。
「最後のスイッチ」は一緒に押そうよ。
“集中!”
選手たちだけじゃなく、僕たちもね。
長いリーグ戦もあと6試合、6試合しか楽しめないんだ。
欲張りで行こう。

[追記]
特別な試合は、前日からテンパッちゃってね。
つい飲みすぎたりしちゃう…悲しい性だね。

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“今日は鍋にしよう”
“デザートも食べたいな”

僕はスペシャルショート。

相方はマロンショート。
秋だからって、ハロウィンだからって、
栗とカボチャばっかりなんだもんなぁ…、コージーコーナー。

ジャンボシュークリームも食べちゃったよ。
“た、食べ過ぎた…”

“すみません、調子に乗りすぎました…”

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