こんなにも色々な経験をさせて貰ったシーズンはなかった。
短いシーズンオフ。
寒空の下のブルズカップ。
プレマッチとは言え、何も出来ない浦和に
小さな不安を抱えてしまった。
兎に角、寒かったな。
帰国後、休む間もなく始まった「ゼロックススーパーカップ」。
よもやの惨敗。
モチベーションの違いをまざまざと体験させられた。
開幕戦。
昇格組の横浜FC戦。
正直、僕は舐めていた。
あの先制ゴールが「僕の開幕時間」だった。
オージースタジアム。
初めてワールドカップを観戦した時のような緊張感。
堪らなかった。
「勝ち点1」の尊さと、奪うことの厳しさを教えてくれた。
擦り切れのビールが、英語圏だったな。
次々にやって来る試合。
レプリカを洗う暇すらないような、厳しい日程。
おかげで、国内アウェイが全く苦にならなくなったっけ。
「罰ゲーム」と揶揄されたA3。
長距離バス移動と光科学スモッグ。
勝負とは違う意味で「アウェイ」だった。
僕は「罰」だなんて思わないよ。
でも、済南にはもう・・・、勘弁だなぁ。
7、8月の万博。
大雨の中の惨めな試合。
テンパり過ぎてたリーグ戦。
折れそうになる気持ちを支えたのは、ACLやA3で得た経験が生かされていたと思うんだ。
大宮戦。
僕はもっと「ダービー」を意識した方が良かったかな。
来年へ向けて、反省点だね。
韓国、埼スタ、韓国、フクアリ、駒場。
胸突き八丁、選手たちの頑張りに胸が痛くなった。
僕の今年一番は、この辺りになるのかなぁ。
嫌いだった韓国が、行ってみると結構過ごしやすかったんだよね。
(あ、滞在時間は異様に短いんだった・・・)
ACL制覇、そしてリーグ連覇へ。
僕だって、少しも疑ってなかったさ。
ただ、選手や監督のせいにはしないよ。
一緒にくっついて遠征してただけの僕だって、
疲れは蓄積してたもん。
疲れてたと思う。
あれから1ヶ月経って、素直に言えるようになったよ。
また来年、達成出来なかった目標があった方が
遣り甲斐あるじゃない!?
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