「誇」-URAWA REDS-
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駅を降りた瞬間、
気持ちがギュッと締まる。
この緊張感が堪らなくて、
スタジアムまでの道のりを急いてしまう。
消化試合と言うなかれ。
どんな試合にも楽しみ方はあるんだ。

GK山岸
DF濱田・暢久・槙野
MF啓太・小島・峻希・野田・柏木・矢島
FWランコ
リザーブ加藤・永田・岡本・阿部勇樹・野崎・原口・達也
「そっか、野崎はスタメンじゃないのか」
「お、暢久スタメンだ!」
「野田と峻希か、懸けるものあるだろうな」
予選リーグ敗退が決まっていても、
出場機会に恵まれない選手たちには、期するものがあるはず。

「負けてるよ」
いつもと逆、南から北に攻める前半。
「ガチだ…」
全く同じシステム。
全ての局面でマッチアップする両チーム。
広島に、開幕戦ほどの連動性、迫力がない。
「向こうも選手替えてるからね」
“成長の度合い”が測れない。

「おぅ」
山岸がシュートを弾き出す。
「ちょっと遅れたのかな」
「でもギシくん得意の距離だったよね」
中盤での探り合い、せめぎ合い。
共にチャンスらしいチャンスを迎えることが出来ない。
「あれ?ウチってシュート打ったっけ!?」
勝利に固執していない分、視野が広がる。
「広島は誰がいないからこうなってるんだろう?」
柏木のクロスからランコ。
「これで少し優位に働くかな」
矢島が倒される。
「吹かないの?」
主審は福島氏、4審は岡部氏。
「ヒサトがいるから主審じゃないのかな?」
試合が動く気配のない展開。
「どうやって仕掛けるんだろう?」
一方的にいなされた開幕戦から、
ウチは成長しているのかも知れない。

「打った!」
「啓太!?」
鋭いミドルがDFに当たる。
相手選手がピッチに倒れている。
「暑いんだね、やっぱり」
選手たちが一斉に水分を補給している。
「前半はこのままなのかな」
互いの意図を強く感じる練習試合のよう。

柏木が受ける、前を向きかけて戻る。
左にボールを流す、槙野が抜ける。
柏木が縦に走る、ボールが渡る。
「踏ん張れ!」
タッチライン際、グラウンダー。
「やるじゃん!」
ニアに合わせたランコ。
43分、浦和先制1-0。
「綺麗だったなぁ」

前半終了、浦和1-0広島。

HT、槙野・柏木out阿部勇樹・達也in。
「2枚代えたか」
「向こうもヒサト代えてるし」
ベストメンバー規定さえなければ、
もっと自由に、色々な選手を楽しむことが出来るのに。

達也がキープ、走り込んだ峻希にパス。
「力入っちゃったか…」
シュートは枠の外。
「監督、繋げって言ってない?」
峻希の評価が気になってしまう。
「達也、いい動きするよね」
ボールを引き出す、前を向く、裏を狙う。
前線が活気づく。
水輝が持ち上がる。
「ちょっとたどたどしいかも」
ここまでチームとしてやってきたことを表現する選手たち。
「やっぱり良くなってるよ、ウチは」

達也が倒される。
「達也だけは勘弁してよ」
FK。
「阿部勇樹がセットしてるね」
綺麗な放物線を描くボール。
「決まった!」
後半18分、浦和追加点2-0。
「野田じゃない?」
「野田だよね!?」
磐田戦、悔しさを露わにしていた野田が決めた。
「良かった、本当に良かった」
嬉しい、嬉しいよ。

20分、啓太out永田in。
「野崎は出番なし、か」
暢久がボランチ、永田がリベロに入る。
「このライン、怖くない?」
とんでもないポカをするかも知れない。
「しかもGKギシくんだし」
達也が遠い位置から狙う、シュートは枠の外。
「これで達也も決めてくれたら」
調子を上げてリーグ戦に臨んで欲しい。
達也が復調すれば、怪我さえなければ。

「危な」
ミドルがポストを叩く。
「失点すると慌てるからな」
出来るなら無失点で、いい感触を保ったまま長居に乗り込みたい。
ランコが倒れる。
「大丈夫、だと思うけど」
担架が入る、それには乗らずピッチ外に出る。

「来た!」
ランコのパスに矢島が反応。
35分、浦和3点目。
「ユースの時みたいだ」
気持ちいい試合、勝ってる試合は気持ちいい。
「峻希!!」
ボールを追う、相手選手を追う、奪う。
「いいぞ!」
入場者数がアナウンスされる。
様々な声が聞こえる、被せるように声を張る。
「何人なんて関係ないよ」
少ないことは分かっていたんだから。

アディショナルタイム3分。
「ま、いっか」
45+2分、ランコに警告。

試合終了、浦和3-0広島。
野田のインタビュー、嫌々をする暢久。

「さあ、次は大阪だ」




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人数が減ると雑音も目立つようになるのか。
選手への指示、審判批判。
「落ち着け!」
それは貴方だよ、みたいな。

リーグ戦の出場機会を求めた“戦い”。
結果を残した選手と、
頑張りが空回りしてしまった選手。
みんな活躍して欲しい、
みんないつまでもウチに残って欲しい。
そう思うんだけどね。


行けない試合はあるけれど、行かない試合はない。


いい言葉だね。

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どんな気持ち?

リラックスしてるよ。

意味のない試合なんてない。

けれど、

どうしても勝たなければいけない試合、でもない。

点差以上に大きな差を感じた開幕戦から3か月。

自分たちの立ち位置がどのあたりなのか。

出場機会に恵まれない選手たちが、

夏から秋にかけてどれだけリーグ戦に絡んでくるのか。

公式戦で見極めることが出来る最後の試合。


それはそれで面白いと思うんだけどな。


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梅崎はウメ、梅田はウメちゃん。
トライアウトからウチに入って、
一番強い時期だったからね、
出番には恵まれなかったけれど、
「いい人」だったって印象があるんだ。
今期4試合目の出場。
前所属の鳥取でもイマイチだったけど、
次の行き先が見つかるのは、
何か光るものがあるからなんだよね。

水戸対京都戦ではPK2発、
どちらにもカードはなし。
主審はあの、岡部拓人氏。

上位が拮抗するJ2。
最下位を巡る戦いも厳しい。
岐阜、鳥取、富山、町田が勝ち点4差で19位から22位。
岐阜対町田戦の選手コメントに「大事な試合」を書かれていて
気付いたんだ。
JFLに降格すると、
チームの存続が危うくなる可能性もあるんだよね。


[出場記録]
選手名(所属)出場試合数 ◎フル出場▽途中交代▲途中出場-出場機会なし×出場停止
GK中村隼(山形)------(00)-
MF宮沢克行(山形)----(15)▽64分
GK本間幸司(水戸)----(21)◎
MF西澤代志也(栃木)--(01)
MF林勇介(草津)------(15)▽61分
DF永田拓也(草津)----(16)▽89分
DF中谷勇介(東京V)--(10)▽53分
MF小池純輝(東京V)--(16)-
MF鈴木慎吾(東京V)--(00)
DF堀之内聖(横浜)----(06)
MF佐藤謙介(横浜)----(16)▲46分
FW永井雄一郎(横浜)--(04)
FW中村祐也(湘南)----(07)-
FW高崎寛之(甲府)----(19)▲46分
DF盛田剛平(甲府)----(05)
FW黒部光昭(富山)----(14)
FW西川優大(富山)----(11)
FW梅田直哉(岐阜)----(04)▲66分
DF川島眞也(岐阜)----(00)
FW原一樹(京都)------(16)-
FWサヌ(京都)--------(05)
DF近藤徹志(岡山)----(03)
DF坂本和哉(岡山)----(00)
MF岡野雅行(鳥取)----(08)▲82分
MF吉野智行(鳥取)----(06)
MF青山準(徳島)------(04)
MF大山俊輔(愛媛)----(20)▽63分1得点
DF堤俊輔(福岡)------(12)◎
DF畑本時央(福岡)----(15)-

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久留里線の終点、上総亀山駅から安房鴨川に抜ける。
数年前までは路線バスが走っていたけれど、
今はそれも廃線。

終点まで行って折り返すのは嫌だなと思って調べたら、
簡単に検索成功、ネットって便利だね。

駅から徒歩5分。
亀山・藤林大橋バス停から高速バスに乗って30分。
本数を合わせてれば使える!
楽なスケジュールで行動するには、夕方に鴨川に着けばいい。
そうすると、ここでの接続待ち時間は50分。

「なんにもないね」
「近くにダムがあるから行ってみる?」
のんびり歩いて10分。
途中、村人とすれ違うことはなし。

「マダムだって!」
「何言ってんの?」
「だって書いてあるもん」
「どこに??」
「ほら!」

亀山ダム。
千葉県で一番大きなダム。
「でしょ、マダムでしょ」

「違うよ」

散策するには時間が足りない。
かといって他にすることもなく。
バス停で待つこと15分、漸くカピーナ号が姿を現す。

ガラガラの車内。
僕らを入れて5人。
何もない山道を下る、
うつらうつらしてると窓外は鴨川市郊外に。

「結構お店はあるみたいに書いてあったんだけどな」
靄で霞む街。
「駅前にはないのかな」
「改札口のある方に何かあるかも」

なかった。

少し歩いて、なければイオンで何か買って部屋飲みか
と、諦めかけたら。

あった。
地魚創作料理 風神

17時過ぎ。
誰もいない店内。
「早まったか!?」

「旨い!」

その後、次々と地元のお客さんが。
そっか、そういうお店なんだ。

酔い過ぎないうちに、
たっぷり食べて。

ホテルに入って温泉浸かって。
地ビール飲んで。

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「晴れてるっていいね」
劇的な勝利の後、ホームに帰って来たこと。
久しぶりの埼スタ、心地良い風、冷たいビール。
順位を3位に上げた浦和と、首位・仙台との対戦。
「負けたらつまらなくなるから」
離されないように、シーズン終盤まで期待を抱けるように。

GK加藤
DF坪井・永田・槙野
MF宇賀神・小島・阿部勇樹・梅崎・柏木・マルシオ
FW原口
リザーブ山岸・暢久・濱田・峻希・達也・矢島・ランコ
平川が離脱、啓太も復帰出来ず。
「セルも怪我したんだよね」
スピラは今日もベンチ外、ランコはリザーブ。
「少し入れ替わるのかな」
夏の移籍期間、ウチはどう動くのだろう。

「いいね、出てくるね」
積極的にプレスを掛ける仙台。
いつものように慎重な立ち上がりの浦和。
「潰しに来てるのか?」
阿部勇樹が倒される、笛は鳴らない。
主審は西村国際主審。
「なるほどね」
修練された攻守のバランス。
仙台が何故首位にいるのか、納得してしまう。
「1点勝負かな」
気が緩んだ方が負ける。
東京戦とも違う緊張感が走る。

「いいぞ、原口!」
裏を狙う、副審の旗が上がる。
「そうだ、狙っていこう」
小島が、阿部勇樹がパスを散らす。
「しっかり、集中して」
丁寧に繋げばチャンスは必ず訪れる。
それを信じて跳ねる、声を張る。

CK、クロスボール。
「怖いな…」
仙台の簡素な攻撃、ウチが苦手とする形。
「あっ、やってないからな…」
ウガからのバックパス、永田と呼吸が合わない。
「ヤバイ!しっかり!!」
CKからの零れ球、シュートはクロスバーの遥か上。
「こんなもんなんだよ、本当は」

「そこでかよ!?」
39分、宇賀神警告。
「流してたじゃん、今まで」
決定機を作れない、作らせない。
互いの特徴を消している。
「さあ、誰が蹴る?」
左からのFK。
「ほう、なるほどね」
サインプレーから槙野のシュート、
跳ね返りを詰めるも枠の外。

前半終了、浦和0-0仙台。

「何だよ」
後半、笛が鳴る直前に北側ゴールネットの補修。
緊張の糸をもう一度紡ぐ。
このちょっとした緩みが厭らしい。

「抜けた!」
マルシオがDFを交わす。
「ちっ…」
ニアを捉えたシュートはポストに嫌われる。
「惜しい、惜しいなぁ」
最初のビッグチャンス、ものに出来ず。
「流石に追いかけて来ないな」
前半のような追い回しがなくなった仙台。
「やり辛くなったな」
後半も簡単にポスト目掛けて蹴ってくる。
「それだけなんだけどな、それだけなのに」
圧される浦和、鳥栖戦と同じような展開。
「気持ちで負けるな、負けるか!」
同じ轍を二度も踏みたくない。

ウメが上がる、中央から宇賀神に、クロスが上がる。
「ウメ!」
クロスバー直撃、マウスに吸い込まれそうなボール。
「ウメ、まだだ、ウメ!!」
決められない。
「惜しい、もうちょっとだったのに」

小島から原口へ、オフサイド。
マルシオから原口へ、オフサイド。
懸命にDF裏を狙う。
「そうだ、もうちょっとだ」
この相手に負けてはいけない。
このチームに勝たせたくない。
26分、原口・小島out達也・暢久in。
「2枚代えか…」
勝利を手繰り寄せるため、負けないため。
ベンチから“懸命”が伝わる。
「頑張ろう、勝とう」

達也が動く、相手DFを攪乱する。
「達也に繋がれ、達也に渡せ!」
暢久から縦にパスが出る。
「やった、決まった!」
ネットが揺れる、副審を覗く。
「オフサイドか・・・」
どこで、誰が?ゴール裏からでは判別が付かない。
「もう一回、崩せるぞ」
39分、マルシオout矢島in。
「切り札がいればな…」

宙を舞うクロスボール、聳え立つタワー。
跳ね返す坪井、永田、槙野。
「槙野の気迫、凄いな」
勝ちたい、勝たせてやりたい。
PA内、達也が倒される。
「取ってくれないか…」
クロスボールに身体を投げ出す。
「達也!」
「怪我するなよ、これ以上」

アディショナルタイム4分。
「しっかり!」
カウンターを浴びせる仙台、凌ぐ浦和。
「ウガ、上げろ!」
「ウメ、ウメ!」
「シンヤ!!!」

試合終了、浦和0-0仙台。
奪った“1”なのか、失った“2”なのか。
それは分からない。
ただ、戦い抜いた選手たちが誇らしかった。

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勝ちたかったな。


勝たせてやりたかったよ。

いい頃の浦和に戻って来てる。

この順位にいてもいいんだって、
選手たちが証明してくれた。


足りないものは何だろう。

もっともっと、頑張らなきゃ。

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程よく埋まったゴール裏。

今後の戦いを左右する大切な試合。


負けないよ。

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ポストとバーに救われて、
ノブヒロのスーパーなプレーに救われて。
相手GKの拙さにも助けられて。

「前半は寝ていた」

そんな印象の試合だったんだよね。
自分たちのサッカーが、上手くいかない。
タテパスを通そうとすると中央の門が閉ざされる。
強引に狙って奪われる、カウンターを喰らう。
サイドを深く抉るロングパスを狙う、梅崎が追い付く。
1対1の勝負を仕掛ける。

「あれ?去年のサッカーみたい」

シュートチャンスがなかなか訪れない。
じっくり焦らずに。
分かるんだけどもどかしい。

夏の戦いを前に、怪我人が増えて来た。
メディカルからバツが出た平川。
右はね、ウガと峻希がいるからいいけど、
浦和の太陽にもしものことがあったら、
ウチはヤバイんじゃないかな。
前半停滞したのは、
柏木が前を向けなかったことが大きかった。
「調子悪いんなら出さなきゃいいのに」
と思ったほど。

現地では坪井もアウトだったことは知らなかった。
「監督、随分早く仕掛けたな」
右サイドを抑えきれないから交代だと思ってた。
マルシオも矢島と交代。

ただね、
これが当たるから面白いんだね。
身体を張る原口の周りでこぼれ球を狙う。
ここでリズムが生まれて柏木が蘇る。
中盤でボールを持てるようになると、
対応に追われた相手の運動量が落ちていく。

二川の交代が裏目に、と書かれていたけれど、
ウチの激しいチェックに苛立ってたからね。
あのまま使ってたら退場してたかも知れないし。

85分を過ぎても決定機は訪れず、
「引き分けでもいい」
と感じてたんだ。

それがね、やっぱり柏木。
あんなパス出す力が残ってるなんてね。


次は仙台戦。
万博で勝ったから勝てる、
3位に浮上したからって気持ちでいると
あっさり負けるよ。
ウチはそんなに強くない。

肝に銘じておかないと。

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実はまだ、住吉神社にも行ったことがないし、
大阪城も随分前に1度行っただけ。
本当に万博と長居のまわりとしか知らないんだな、と。

天候のすぐれない日なのに、
朝からにぎわう大阪天満宮。

「あ、日本語じゃない…」
お宮参りや参拝客以外、中国語が堪能な人ばかりだった。

繁盛亭。
この日のトリは桂小枝師匠。
相方のモノマネ18番。
「やってやって!」
「カツラコエダデスッ!」
52人目の桂小枝くらい似てる。


これ、なんだろう?


長い長い商店街。
時間が経つにつれ、行き交う人が多くなっていく。
東京では寂れていくところも沢山あるのに、
大阪は違うんだね。

信号が赤でも渡れると思ったら渡る。
さすが。

僕もこういう人だから、分かるなぁ。

お昼を食べたらもう、空港に向かう時間。
阪急電車で蛍池に。
梅田駅の雰囲気、好きなんだよね。
東横線渋谷駅より大きくて、
小田急新宿駅みたいにごちゃごちゃしてなくて。

伊丹で見かけた神戸プリンの宣伝。

危うく買うところだったぞ。

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岡山、非常事態。
怪我人続出でベンチ入りメンバー16人、
うちGK3人、
リザーブに入ったフィールドプレイヤーは2人。
チームマネジメントを疑ってしまうような出来事。
監督は元浦和の影山さん。
他のクラブでも、
リザーブに5人しか入れなかったりすることがある。
遠征費や登録選手数、恵まれない練習環境。
もう少しプロクラブとしての体裁を整えないと、
リーグ全体の繁栄には繋がらないんじゃないかって思うんだ。

甲府ではスタメン落ちした高崎が2得点。
1点リードした展開から追加点。
ダヴィがハイペースで得点を稼いでるのに対し、
リーグ戦が約半分過ぎて、たった3得点だったからね。
水戸時代の得点感覚を思い出せたかも。


横浜FCが止まらない。
その勢いの中にホリや永井があまり絡んでいないことが寂しいよ。


[出場記録]
選手名(所属)出場試合数 ◎フル出場▽途中交代▲途中出場-出場機会なし×出場停止
GK中村隼(山形)------(00)-
MF宮沢克行(山形)----(14)-
GK本間幸司(水戸)----(20)◎
MF西澤代志也(栃木)--(01)
MF林勇介(草津)------(14)▽68分
DF永田拓也(草津)----(15)◎
DF中谷勇介(東京V)--(09)
MF小池純輝(東京V)--(16)▲90+1分
MF鈴木慎吾(東京V)--(00)
DF堀之内聖(横浜)----(06)
MF佐藤謙介(横浜)----(15)▽69分
FW永井雄一郎(横浜)--(04)
FW中村祐也(湘南)----(07)▽55分1得点
FW高崎寛之(甲府)----(18)▲61分2得点
DF盛田剛平(甲府)----(05)-
FW黒部光昭(富山)----(14)
FW西川優大(富山)----(11)
FW梅田直哉(岐阜)----(03)
DF川島眞也(岐阜)----(00)
FW原一樹(京都)------(16)◎
FWサヌ(京都)--------(05)
DF近藤徹志(岡山)----(03)
DF坂本和哉(岡山)----(00)
MF岡野雅行(鳥取)----(07)-
MF吉野智行(鳥取)----(06)◎
MF青山準(徳島)------(04)
MF大山俊輔(愛媛)----(19)▽54分
DF堤俊輔(福岡)------(11)◎
DF畑本時央(福岡)----(15)

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毎年2、3回は訪れている。
だからもう、
することないからサッと行ってサッと帰って来る。
USJかNGKか、それとも他にどこか寄ってみようか。
そんなつもりもなくて、
13時の便で行って、翌日13時の便で帰る。
万博も長居もそうしちゃった。

「はらへった」
ホテルにチェックインする前に「天ニ」で買い食い。

いつも行列が出来てるって噂だったから、
諦めていたのに、先客はふたりだけ。
中村屋のコロッケとメンチカツ。
肉やの味がするメンチと、甘いコロッケ。
どうかな、行列してたら別にいいかなって感じかな。

「ちょっと気になる」
相方が向かいのお店に目を奪われる。
「100円だって」
「お好み焼きは300円だ」

で、お買い上げ。
一銭屋本家一銭屋本家の一銭焼とお好み焼き。
「いかぴっちゃんとかゼリーフライみたい」
「胡散臭いってこと?」
「スタジアムにあったら売れるよね」

またつまらないもので満たしてしまった…

試合後は、もちろん祝杯。
鱧と水茄子。
冷たい生ビールと湿ったシャツとウメのゴール。
勝つって素晴らしいね。

翌日は日本一長いと言われるアーケード街を散策。
おいしそうなお店は他にもたくさんあったのにな。
まさかココがチェーン店だったとは。
しかも六本木と草加にも支店があるなんて。

満月ポン。
これも大阪行くと買ってる率高い気がするなぁ。

あ、今回はみっくすじゅーちゅ飲まなかった!

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「もしかして、雨止む?」
真っ黒な厚い雲の隙間から、どんよりとした灰色の雲が覗く。
「やっぱり駄目か…」
梅雨、蒸し暑い大阪。
大粒の雫が競技場を濡らす。

GK加藤
DF坪井・永田・槙野
MF平川・小島・阿部勇樹・梅崎・柏木・マルシオ
FW原口
リザーブ山岸・暢久・濱田・宇賀神・達也・矢島・ランコ
啓太、ポポが離脱。
坪井、マルシオ、柏木も直前まで別メニュー調整。
中断期間をリカバリーに充てることが出来なかった浦和。
石垣島でキャンプを張り、巻き返しを図るG大阪。
「向こうはヤットと今野、ベンチなのか」
相手を眠り続けさせるには、ここで叩いておきたい。
次に繋げるために、勝ちたい試合。

「何やってんだ?」
11番のシュートがポスト直撃。
腰が引けたような守備、前を向けない攻撃。
「どうして?」
タテパスが入らない、繋がらない。
「しっかり!」
右サイド、14番に手を焼いている。
「ノブヒロっ!」
強烈なミドルを浴びる、順大が抑える。
「鳥栖戦より悪いな」
マルシオ、柏木が消えている。
真ん中を自由に操られている。
「啓太がいない、ってことか」
誰かひとり欠けるとうまく行かなくなる。

「またか…」
ミドルを浴びる、GKが防ぐ。
「耐え切れるのか、これで!?」
15分、CKからあっさり失点。
G大阪先制、1-0。
「競り負けてるよ…」
同じことの繰り返し、また同じ過ちを犯してしまう。
降り続く雨、濡れたピッチ。
戦う気持ちが萎えそうになる。

後手に回る守備、
坪井が、永田が必死に喰らい付く。
「二川、異議じゃないの?」
激しい当たりに苛立つG大阪。
「ヒラ、だ…」
平川がピッチに倒れる。
「バツ、か…」
担架に乗せられピッチを後にする平川。
夏の連戦に向け、不安材料が増える。

22分、平川out宇賀神in。
「良くないなぁ」
チャンスらしいチャンスが訪れない。
「向こう、代表2人いないのにな」
戦術の中で萎縮しているようにさえ見えてしまう。

縦にボールが入る。
「前向け、柏木!」
原口にパスが通る。
「打て!!」
「よし!」
29分、浦和同点1-1。
「ワンチャンスかよ」
「繋がれば入るんだよな」
これで振り出し、勝負はここからだ。

左サイドに大きく展開、ウメが仕掛ける。
「それじゃ去年と変わらないよ…」
連動しない攻撃、奪われて逆襲。
「危ない!」
打って来るG大阪。
クロスボール、マークを離す浦和。
「何なんだ、いったい」
再びポストに救われる。
「またツキが残ってる、そういうことにしよう」

前半終了、G大阪1-1浦和。

「ヤット出すのか…」
二川に代えて遠藤。
決める力を持つ選手が円陣の中にいる。
激しくなる雨。
積極的にシュートを放つG大阪。
「打てばいいんだよな、ウチも」
右からのクロス、原口のヘッドはクロスバーの上。
「決められなかったか…」
1トップらしい仕事をこなす原口。
懸命さが伝わる。

「凄いな」
叩き付ける雨、ピッチが霞む。
張り上げる声、雫が口に入る。
「強くだぞ、強く」
濡れたピッチ、勢いを失うボールを奪われることが怖い。
「誰?阿部勇樹!?」
G大阪CK、水色のスパイクが倒れている。
後半16分、マルシオout矢島in。
「阿部勇樹は大丈夫ってこと?」
これで2枚、切れるカードはあと1枚。
「柏木も坪井も状態良くないんだよね」

原口が中央で身体を張る、粘る。
「シンヤ!」
ゴール前に飛び出す矢島。
「オフサイドか…」
矢島が前線を活性化させる。
19分、坪井out暢久in。
「坪井もいっぱいだったか…」
打てる手は打った。
後は残された選手と僕らが戦う、それだけだ。

GKにチェイシング、原口に当たったボールはポストの左。
「いいぞ、グッチ!」
一番欲しかったもの、
一番伝えて欲しかったもの。
“戦う気持ち”を原口が体現する。
「さあ、勝とう!」
真上から叩き付ける雨、濡れた身体が重い。

「ウメ、ウメ!」
左からのクロス、矢島が合わせる。
「惜しい!」
GKファインセーブ。
「いいシュートだったのになぁ」
何とかなる、何とか出来るかも。
動きが鈍るG大阪、柏木の動きが活発になる。

「汚ねーよ、もう一回だろ!」
素早いリスタート、戻り切れない浦和DF。
「よっしゃ!」
順大が1対1を止める。
アウェイ、1-1、残り10分。
「引き分けでもいいのか」
勝ちたい気持ち、負けたくない気持ち。
「勝ち点1でも拾うべきか」
ヤットの憎いパスに脅かされる浦和。

アディショナルタイム3分。
「ヨウスケ、ヨウスケ!」
「ウメ!!!!」
「やった、やった!!!」
45+2分、浦和逆転1-2。
「集中、集中しよう」
「まだだ、まだ終わってないんだ」
これで勝てるなんて思えない。
最後まで、最後まで戦おう。

「勝った…」
試合終了、G大阪1-2浦和。
降り続く雨、濡れた身体。
揚々と歩く駅までの道。
「やべ、びちゃびちゃじゃん」
滝のように流れる水に気付かないほど、興奮していた。

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頑張った。

選手も、僕らも。


激しい雨、波状攻撃。

耐えたから、
諦めず前線から追い掛けたから。


たまにはね、
こんなこともないとさ。


万博にいた全ての赤者に、感謝。

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いつもとルートを変えた

敢えて、変えた。


マナーの悪い車内。

こっちのスタンダードなのか?


試合前はこんな些細なことさえ、アウェイを感じる。

リーグ戦再開。

厳しい夏を迎える最初の試合。


波に乗るために、勝ち点3を。

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