「誇」-URAWA REDS-
共に…
 



曇天の埼玉スタジアム。
北側はいつもと同じ風景?
“売店しょぼいな…”
今日はアウェイ、白ユニの埼スタ。
“いつもと勝手が違うなぁ”

GK都築
DF坪井・闘莉王・内舘
MF永井・啓太・長谷部・アレックス・暢久・ポンテ
FWマリッチ
リザーブ山岸・堀之内・酒井・平川・横山

“達也の代わりはカニなんだ”
“結果出したからだね”
試合開始30分も前から「跳ねる」南ゴール裏。
“やり慣れないことすると疲れるよ、普段は子供がちょろちょろして「まったり」してるんだから”

積極的に責める浦和、「気合」入れ込んでいる大宮。
突っ掛けて来る桜井。
“サク、目イっちゃってるよ”
3分、右からのFK。キッカーはアレ。
綺麗な放物線はネットの中へ。
“やっと取れたよ、アレ”
“ちょっと休ませて上げればこれ位できるんだよね”
先制され、更に入れ込んで来る大宮。
7分、トゥットのスルーパスに桜井が反応。
“オフサイド! じゃないんだ…”
1-1、同点。
“いいんだ、また最初からやり直そう”
追いつかれた途端、ぎこちなくなるシステム。
動けない。ルーズボールを拾えない。
“焦るな、ゆっくり、落ち着け”
カウンターからスルーパス。
大宮のやることは分かっているのに止められない。
20分過ぎ、桜井のヘッドはポスト直撃。リバウンドはアレがクリア。
“アレ、いいよ今日は”
互いのFWが互いのDFを追い回す。得点の匂いが遠ざかる。
“坪ちゃんが目立っちゃ駄目なんだけどな”
攻めてもミスが多く繋がらない。
手や体を使って止めに来る「窮栗鼠」。
“少しイエロー出して欲しいな”
“でも、まだまともかな、奥谷(主審)”

ハーフタイム、オーロラビジョンに流れる前半のダイジェスト。
“あれ、やっぱりサクのゴール、オフサイドじゃないかな”

後半、暢久がボランチ、長谷部が2列目に。
“この方が落ち着くかもね”
積極果敢にボールを追う浦和。
“ギドに怒られたのかな”
53分、CKから闘莉王。1-2。
“いいゴールだ、これで行けるよ”
調子づくゴール裏、ボルテージが上がる。
CKからの坪井のヘディングはタッチを割る。
“明後日の方にいっちゃったよ”
前半のウチのように、バランスを崩す大宮。
苦しんでいたアレの裏も啓太、暢久がフォロー。
桜井がジリジリ下がってくる。
突っ掛かってくる藤本主税。
63分、チャンスの芽を摘んだ啓太に警告。
“4枚目?2試合(停止)…”
67分暢久out堀之内in。
“暢久なんだ、啓太1枚(警告)貰ってるんだけどな”
そのままボランチに入るホリ。
69分、トニーニョのボールを長谷部がカット、永井からマリッチへ。
角度のない所からシュート。1-3。
“いいねぇマリッチ、ストライカーだよ”
苛立つ大宮、審判への抗議が鼻につく。
“どっちもどっちじゃないの? 奥谷のジャッジ”
啓太、マリッチ、ポンテ…削られる度に冷や汗が流れる。
“もう怪我は勘弁してくれよ”
81分ポンテout酒井in。
“3ボランチ?”
永井がピッチに倒れる。
“足攣ったんだ、それだけだよね?”
88分永井out平川in。
セットプレイ、闘莉王が上がる。
右足で放ったシュートは枠の外へ。
“もういいから、分かった分かった”

ロスタイム4分。
危ない場面もなくそのまま終了、1-3。
“ウチが良かった訳じゃないよね”
本物のダービーになるには「伝統」が足りないな。


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