小さなグループが、出会いを経て少しずつ大きくなって。
きっかけは、
愛鷹だったり駒場のサブグランドだったり。
ネットで知り合う仲じゃないのは珍しいって、
あるジャーナリストに言われたことがあるけれど、
僕らにはそれが当然なことで。
だって、みんなスタジアムにいるんだもの。
記念写真に納まっているのに、
その時はまだ他人。
それが数時間後には仲間になっていたなんて、
知る由もなかったよ。
森さんに初めてお目にかかったのも、
浦和じゃなくて福岡だったんだよね。
今の僕らがこうなったのも、福岡が始まりだったんだ。
「○○に入れてください」
なんて挨拶する人なんて、ひとりもいない。
(あ、ひとりいた!)
いつの間にか一緒になってる。
田舎に帰っても転勤しても、仲間は仲間。
育児や仕事でたまにしか来れなくなっても、仲間は仲間。
だから、週末は楽しい。
それを齎してくれたのは『浦和』。
苦しい時も辛い時も、
灼熱の中東も、渇いた済南も、
浦和があったから経験できた。
チームが苦しんでいるなら、共に苦しみ、頑張るだけ。
仲間がいるから、大丈夫。
福岡で、決める。
僕にとって特別な思いがある場所だから。
下を向くことが多かったシーズン。
再び前を向いて進めるように。
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