「誇」-URAWA REDS-
共に…
 



建設中のビルにPARCOの文字。
フェンスには・・・。



浮つきそうな心を鎮めて、
逸る気持ちにブレーキを。
全てを賭けて、戦おう。

そんな気持ちにさせてくれるよ。

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あと2日なんだなぁ。
この1週間、長いような短いような・・・。
踊る紙面と微妙な感覚で数日を過ごす僕。

いつもより少し早めに上げていこうかな。
そんな気分になってきたよ。

ワシントン得点王&優勝のW戴冠だ(スポニチ)
三都主、加地つぶす…開幕戦の雪辱誓う(スポーツ報知)
浦和の“スーパーサブ”小野、「ワンチャンス」にかける!(サンスポ)
浦和非公開練習にDF坪井も参加(日刊スポーツ)

[追記]
これはまだ、気が早いね。
浦和12・17Vパレードは史上最大規模(スポニチ)

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赤く染めることも、特別な何かも、
僕は出来ないや。
今までもね、気合入れすぎて空回りしちゃったこと
沢山あったから。
いつものように、いつも以上に。
焦らず、騒がず、熱く、冷静に。
90分間に全てを賭けて戦うさ。

心はひとつ、だよ。
選手たちが喜ぶ顔、見たいもの。

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仕事を片付け一路、味スタへ。
キックオフ1時間前、いつもより多い観衆。
「いよいよ」感が漂うスタジアム。
“そんなにテンパるなよな”
今まで、余計な力が入るとロクなことがなかった。
“いつも通りやろうよ”
周囲のボルテージが上がるほど、僕は冷静になっていく。

GK山岸
DF内舘・闘莉王・ネネ
MF平川・啓太・長谷部・アレックス・暢久・ポンテ
FWワシントン
リザーブ都築・細貝・相馬・伸二・永井・達也・岡野
前節と全く同じメンバー。
“勝ってるから弄らない、ギドらしいよね”

東京の右が活発に動く。
“18番?石川直宏だ・・・”
固いディフェンスとサイド攻撃に、全くリズムが掴めない浦和。
“アレ、下がりすぎじゃない?”
暢久、ロビーからシトンへ。
もう1枚がいない。
“ちょっと薄いなぁ”
浮き足立つように、テンポアップするコール。
“みんな、落ち着けよ”
跳ねていても合わなくなるリズム。
“何なんだ?慌てるなって”
逸る気持ちが焦りに変わらないように、
焦る気持ちが選手に伝わらないように、
そればかりが気になりだす。
“硬くなってるよね、ウチの選手”
慎重に、確実にボールを繋ぐ。
ウチらしい速さが消えている。

10分過ぎ、PA内でギシが相手選手と交錯。
“アフターだろ、今の!”
起き上がれない山岸。
頭にテーピングを施しピッチに戻る。
“出血してたのか!?”
“ギシ、しっかり!”
強い当たりに選手が倒れていく。
チャージを受けた平川が転倒、ノーファール。
“止めろよ、審判!”
主審は扇谷氏。

“厳しいな、やっぱり”
セットプレーから訪れる好機も思うようにならない。
激しさを増す相手のマーク。
中央付近で選手が傷んでいる。
“・・・、またヒラがやられてる・・・”
楔のボールが入らない苦しい展開。
“シトンに渡らないな、なかなか”
今野のミドル、ルーカスのシュート。
主導権を握った東京の波状攻撃。
“ギシッ!”
守護神がゴールを死守する。
“ロスタイムは2分、か・・・”
啓太の低い弾道は惜しくも枠の外。

前半終了、0-0。

今度は左から攻めてくる東京。
内舘が必死に守る。
“厳しいな・・・”
鋭い攻撃に翻弄される浦和。
“何とか、しなきゃ”
今日、決めたい。
早く、楽になりたい。
“このノド、このアシ、くれてやる”
周りの動向なんて、気にならなくなっていた。
“勝ちたい、勝って決めたい”
暢久が左から突破、GKを交わす。
“ノブヒサっ、決めろ!”
“こんなチャンス、もう来ないかも知れないのに・・・”
右から平川のクロス、シトンに合わず。
中央からロビーへ、これもダメ。
長谷部のシュートはGKキャッチ。
“動き、まだ固いよね”
いつものウチらしくない時間がここまで続いている。
“俺たちも、落ち着かなきゃ”

70分暢久out伸二in。
“暢久交代かぁ”
“伸二入れるならもっと早く入れてくれればいいのに”
“伸二、(流れを)変えてくれ!”
少しずつ少しずつ、リズムが生まれる浦和。
“ルーズボール、拾えてる”
“これなら、何とかなるよ”
80分、執拗に付き纏われた今野に警告。
“いいぞ、その調子だ”
闘莉王が前線に上がる。
“今だ、今が勝負どころだ”
84分アレックスout相馬in。
“・・・?達也じゃないんだ”
“ガンバ、負けてるのか!?”
引いてカウンター狙い、攻め込まれるとクリアで逃げる。
“このまま行けばOK、ってこと!?”
いつもより高く、強く跳ねながら横目でベンチの動きを追う。
“どうなの?どっちなの!?”

「勝って決めたい」
そんな贅沢な気持ちは消えていた。
サンドバックのようにされる山岸。
“負けだけは勘弁だ、堪えてくれギシ”
ロスタイム3分。
“お預けなのか? どうなってるんだ?”
セーフィティなプレーに終始する浦和イレブン。
“引き分けでもいいってこと!?”
“勝ちたいよ、本当はさ”

挨拶に来る選手たち。
ベンチから姿を消す控え選手たち。
“持ち越しだったんだ、よね!?”
親切に他会場の結果を知られるアナウンス。
“そっか、そうなんだ・・・”
足腰に疲れが襲う。
“そっか、そうか・・・”

もう一度、あと一度頑張らなきゃ。
最後まで、戦うんだ。
浦和らしく、最後まで。 



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一度寄ってみよう、と思い続けてはや半年。

落ち着いた感じがいいね。


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疲れてるね、さすがに。
決まったら浦和に凱旋、
僕んちで「海鮮鍋&おでんで祝勝会」のはずだったけど、
まっすぐ帰浦するのは気が引けてね。
新宿で途中下車、2軒はしご。

横浜FCにジェラシー感じちゃったりして・・・。
それなりに僕もテンパってたんだよなぁ。
“味スタで決めるんだ”
そう思って乗り込んだんだから、当たり前なんだけどさ。
落胆してないと言ったら嘘になるよ。

次は最終戦。
相手関係は関係ないんだ。
「勝てばいい」じゃなくて「勝つんだ」よ。
浮つかず、落ち着いて戦おう。
もっともっと厳しい局面も経験して来てるんだ。
できるよ、僕らなら。

太鼓に合わせて、逸らずに。
威風堂々、ウォリアーはゆっくりと、重厚に。
相手への圧力と、浦和を鼓舞するために。
僕らの快楽のためではなく、選手たちの歓喜のために。

あとひとつ。

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本当に100%だったのか?

相手監督にブーイングする余裕があるって、どういうことなの?

浮かれてんじゃねーよ。
ウチはまだ、挑戦者なんだ。
次の算段なんて100年早いんだよ。
顔洗って出直しだ。


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ま、いつもどおりやるだけさ。
慌てず、騒がず。


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本当にね、いろんなことがあったから。

“W杯決めた男”岡野、浦和でも悲願のJリーグ制覇決める!(サンスポ)

ちょっとでも油断すると踊ってしまいそうな僕のココロ。
まだまだ、何が起こるか分からないんだから。
落ち着いて。
地に足をつけて。



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毎年、あの日が来ると思い出すんだ。
僕らが一生背負う「あの日」。
決して忘れてはならない「あの日」。
古い人にとっては誰もが、それは忘れられない日なんだ。

あれから7年。
もう7年も経つんだね。
あの日の仲間たちは今も、一緒に戦っている。
僕にとって特別な仲間たちなんだ。
苦しい時を共に過ごした仲間。
かけがえのない仲間。
大きくなって「浦和らしさ」が薄まりつつあっても、
そこだけは昔と変わらない。

「90分に全てを賭ける」
「僕らの喜びのためではなく、勝たせるためだけに戦う」
「勝てば選手のおかげ、負けたら僕らのせい」

ずっとずっと、おんなじなんだ。

屈辱の日から7年、浦和が狙う初王者(日刊スポーツ)

[追記]
インナー、無理して着てくれなくてもいいなぁ。
いつものように、いつも通りに戦ってくれれば、
それで十分だよ。
寄せ書きによってインナーシャツとしての機能が失われていたら・・・。

余計な心配かな。


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僕はね、
特別なことはいらないんじゃないかな、って思うんだ。
余計なプレッシャー掛けたくないしさ。
これから毎年あることなんだから。

いつものように。
それが一番じゃないのかなあ。


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天気予報は雨。
“望むトコロだ”
埼スタには雨が良く似合う。
“陽が差してきたよ”
点呼、先発を仲間に任せ、遅い「出勤」。
シーズンの終わりを告げる冷気が舞い込むスタジアム。
「あと3試合」。
僕に出来ることを精一杯、やろう。

GK山岸
DF内舘・闘莉王・ネネ
MF平川・啓太・長谷部・アレックス・暢久・ポンテ
FWワシントン
リザーブ都築・細貝・相馬・伸二・永井・達也・岡野

動く、走る甲府。
素早いチェックにボールが足につかない浦和。
“固くなってるのかな”
“3バックだね、今日は”
平川が右ウイング、内舘が右DFに入っている。
4分、啓太に警告。
“もう出したよ、カード”
“嫌な感じだな”
主審は岡田正義氏。
耳障りな笛が試合の流れを遮る。
“五月蝿いんだよ、まったく”
強いボディコンタクトに弾かれる相手選手。
“いいぞ!”
直後に吹かれる笛。
勢いに乗りそうな所でプレーが中断する。
“リズム、掴めてないな。ウチ”

右斜めから狙い済ませた暢久のループは枠の外。
ロビーのシュートはGKセーブ。
シトンのヘッドもGKキャッチ。
“ドンピシャだったのに・・・”
徐々にウチらしさが窺い始める。
アレックスからのクロス、平川の3人抜きドリブル。
揺さぶりを掛ける浦和。
“ヒラ、速いねぇ”

34分、相手陣内でロビーが倒される。
レッドカード、PKスポットを指す主審。
“もらった!”
キッカーはワシントン。
中腰になり「その瞬間」を待ちわびる。
右へ飛ぶボール、右へ飛ぶGK。
PK失敗。
“・・・・”
“一人多くなったんだ、落ち着けば(点を)取れるよ”
37分、再びPK獲得。
“あれ?カード(警告)出さないの??”
キッカーはワシントン。
“右に蹴るなよ”
“右に蹴るんだろうなぁ”
右へ飛ぶボール、右へ飛ぶGK。
PK失敗。
“だから言ったのに・・・”
“さっきの方が(ボールに)勢いあったよね”
溜息が出そうになるのを堪え、試合に戻る。
“先制点、欲しいな”
名古屋戦の展開が頭を過ぎる。

前半終了、0-0。

後半開始早々、ウチらしいパスワークが蘇る。
46分、暢久のクロスにワシントン。
浦和、先制。
“PKの方が簡単なんじゃないの?”
“今日シトン、3点目だよ(笑)”
緊張していた僕らにも笑みがこぼれる。
両サイドからヒラ、アレックス。
中央を荒らす長谷部、暢久、ロビー。
中盤の底を支える啓太。
一人多いアドバンテージは闘莉王が「利用」する。
“戻んなくなってるよ、闘莉王”
ボールを支配する浦和、カウンターからチャンスを生み出す甲府。
“もう1点取れればいいんだけどな”

64分、暢久がPA内で相手を交わしシュート。
サイドネットを揺らすゴール、2-0。
“前半も同じようなやつ、あったよね”
“暢久、いいよねぇ。どうしちゃったんだろう”
68分、アレのCK。
“決めろ!”
叩きつけるヘディングシュート、シトン2得点。
“簡単なのは決まらないのに、これは決まっちゃうんだもんねぇ”
3点差、ようやく僕の肩の力が抜ける。
“もう大丈夫、かな”
“得失点差、広げるチャンスだよ”

キレが戻ったロビーに集まるボール。
次々に生まれる決定機。
あとちょっと、が決まらない。
“ロビー!”
74分ネネout細貝in。
“傷んでたからかな、ネネ”
“萌ちゃん、頑張れよ”
シトンが相手選手と交錯、プレーが止まる。
“痛そうだよね、かなり・・・”
判定への苛立ちを隠さないシトン。
“落ち着いてくれ、頼むよ”
足を引き摺ったままピッチに戻る。
“代えないのかな”

78分平川out永井in。
“永井、魅せてくれよ”
攻守の切り替えが早くなる。
互いにシュートを放つも、決められず。
“無失点で終わろう”
“貪欲に追加点、狙おう”
そんな思いが交錯する。

86分アレックスout相馬in。
“達也、伸二に出番なし、だよ”
シトンのヘッドはバーの上、ロビーのシュートも決まらず。
“決まらないなぁ”
甲府のシュートはバー直撃。
“向こうのマウスは入らないんだね、きっと”

ロスタイム4分。
“そんなにあるの・・・”
時計とピッチを交互に追う。
主審が笛を咥える。
“良し、終わりだ”
“サンゼロか、得失点稼げたかな”
仲間から入る吉報。
“川崎負け、ガンバ引き分け”

“次か、次で決まるのか・・・”
夢が現実になる時が来る。
“次だ、次で決めよう”


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すべてを賭けて。
願いは必ず叶うんだ。

一気に、決めてしまおう。


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電車使う人が存外に多いってこと、初めて知った。
京浜東北線ホームは「赤」で溢れてるよ。

今、僕は不思議なくらい落ち着いてるんだ。
「あの頃」の切羽詰まった毎日に比べたら、
なんて心地よい緊張感だろう。

今日も「幸せな時間」噛み締めよう。


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