「誇」-URAWA REDS-
共に…
 



とうとう高崎がスタメン落ち。
今節前の9試合で1得点。
2トップを組むダヴィが8得点を上げているのとは対照的。
JFKさんが記者会見で、
前線の選手の組み合わせについて言及していたようだから、
今後の使われ方に変化があるかも。
高崎、頑張れよ。

横浜FCは連勝、あの田原が得点を決めているだけに、
永井くんは厳しい立場に置かれつつあるかな。
先発のツインタワーと控えにキングカズ、
FW4番手争いが現状の評価か。

原一樹がスタメン出場、
後半ロスタイムに得点。
今季通算シュート14本で6得点って、凄いな。
鳥取では岡野が出場、
3失点後の投入って、カンフル剤なのかな、
それともホームの顔見世興行なのかな。

岡山は坂本和哉が再びベンチ外に。
ネクストへの登録変更があって、
岡山のトップ登録選手は22名、近藤は怪我で長期離脱中。
チャンスだと思うんだけど。


中村祐也と盛田剛平が今季初出場。
浦和から離れてずいぶん経つけれど、単純に嬉しいものだね。



[出場記録]
選手名(所属)出場試合数 ◎フル出場▽途中交代▲途中出場-出場機会なし×出場停止
GK中村隼(山形)------(00)-
MF宮沢克行(山形)----(08)▽71分
GK本間幸司(水戸)----(10)◎
MF西澤代志也(栃木)--(00)
MF林勇介(草津)------(05)▽58分
DF永田拓也(草津)----(05)◎
DF中谷勇介(東京V)--(04)▲61分
MF小池純輝(東京V)--(09)▲89分
MF鈴木慎吾(東京V)--(00)
DF堀之内聖(横浜)----(02)-
MF佐藤謙介(横浜)----(07)◎
FW永井雄一郎(横浜)--(04)
FW中村祐也(湘南)----(01)▲86分
FW高崎寛之(甲府)----(10)▲72分
DF盛田剛平(甲府)----(01)▲64分
FW黒部光昭(富山)----(06)▲73分
FW西川優大(富山)----(09)▽73分
FW梅田直哉(岐阜)----(03)▲85分
DF川島眞也(岐阜)----(00)
FW原一樹(京都)------(08)◎1得点
DF近藤徹志(岡山)----(03)
DF坂本和哉(岡山)----(00)
MF岡野雅行(鳥取)----(04)▲53分
MF吉野智行(鳥取)----(00)
MF青山準(徳島)------(03)
MF大山俊輔(愛媛)----(10)▲81分
DF堤俊輔(福岡)------(05)
DF畑本時央(福岡)----(08)◎

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )




予想最高気温28℃。
「昨日から急に暑くなって」
「豊田だったらいいのに」
「あっちは日陰になるけど蒸し暑いよね」

悔しい思い出ばかりの瑞穂、どうしても勝ちたい。
敢えてアウェイ待機列からはやや遠くなる、
西駅から競技場に向かう。
“逃げない”
勝手に決めて戦いに挑む。

GK加藤
DF坪井・永田・槙野
MF平川・啓太・阿部勇樹・梅崎・柏木・マルシオ
FWポポ
リザーブ山岸・濱田・峻希・宇賀神・小島・原口・ランコ
前節と全く同じメンバー。
運動量が求められるサッカーが、
この暑さをどのように克服するのか。

「行ったねぇ」
立ち上がり。
槙野が上がる、平川がシュートを放つ。
その直後、名古屋FK。
「嫌だなぁ」
闘莉王、増川、ブラジル人。
大柄な選手が聳え立つゴール前。
「キツイな…」
競り合いに勝てない。
槙野が闘莉王を抑え切れない。
「動いて来ないんだよな」
暑さ対策なのか、戦術なのか、
プレスの緩い名古屋。
「チャンスはあると思うんだけどな」
強烈な個を誇示する名古屋、
繋いで崩そうと策を講じる浦和。
前を向く、PA付近まで迫る、一気に跳ね返される。
強い、名古屋は強い。

「ポポ!!」
ゴールに向け突進するポポ。
DFに引っ掛けられる、倒される。
「PK!!」
「は?」
判定はノーファール、主審は扇谷氏。
「去年の続きか?」
豊田でのPKを思い出す。

順大から柏木、柏木から梅崎、ウメからマルシオへ。
「マルシオっ!」
「どうだ、打てるか!?」
中央に切る、DFの間をボールが抜ける。
「やった!!!」
23分、浦和先制0-1。
「凄ぇ…」
勝てるかも知れない、いや勝つんだ。
苦手な場所なんてないはず。
だから、ここでも勝てるはず。

低い位置からボールが入る。
「槙野!」
闘莉王がヘッドで逸らす。
「ノブヒロ!」
零れ球に順大が突っ込む、間に合わない。
27分、名古屋同点1-1。
「もったいない…」
瞬く間に追い付かれる。
「難しいな…」
やはり苦手なんだろうか。
意識がそうさせるのか、強く前に向くことが出来ない。
「焦らず行こう、しっかりやろう」

左右から攻める浦和。
「右が開くんだよね」
大きく開いた相手の右を突く。
柏木が交わす、ウメがクロスを通す。
「なかなかうまく行かないな」
セットプレーに活路を見出す名古屋。
「怖いな…」
悉く合わされる。
いつやられてもおかしくない展開。
「またかよ…」
激しいチャージに倒される、判定は名古屋にFK。
マルシオがボールを叩きつける。
「それにはカードかよ」
37分、マルシオに警告。
「そんなに荒れる試合してないのに」
主審が主役になり兼ねない様相になる。

アディショナルタイム2分。
名古屋が攻める。
「時間だよ!」
鳴らない笛。
「3分経ってるのに」

前半終了、名古屋1-1浦和。

直射日光が刺さる。
「蒸し暑くないからまあ、雨よりいいよ」
風はまだ、春の風。
攻め急がない。
バックパスにはもう、野次はない。
後半3分、名古屋32番に警告。
後半7分、坪井に警告。
「暴れ出すのか?」
スタンドから主審への怒りの声が木霊する。

「ヤバイ…」
DFの裏を取られる、追う坪井。
「追い付け!」
後からボールを狩る。
「ヨッシャ!」
気持ちの伝わるプレー。
「頑張ろう」
勝ちたい。
瑞穂だから、強い名古屋相手だから。

PA付近で細かいパスを繋ぐ。
「フリーだ!」
ポポの強烈なシュートはバーの上。
18分、啓太out小島in。
「打った!」
「小島でしょ?」
中央から狙ったシュートは楢崎セーブ。
ウメがクロスを入れる。
「当たった!」
「取ったぞ!」
ハンド、PK、田中隼磨退場。
「頼むぞ、マルシオ」
膝に手を当てる、屈んだままボールを凝視する。
「決まった!」
23分、浦和勝ち越し1-2。
「勝てる、勝てるぞ」
「しっかり、集中しよう」
強い日差し、焼けた肌が痛い。

24分、ポポout原口in。
「狙えよ、原口」
闘莉王が前線に残る。
「パワープレーか」
低い位置から次々とボールが供給される。
「頑張れ!」
必死に守るDF。
「原口にボールが渡れば…」
一人多い浦和、一人多いはずなのに。
「なんなんだ、名古屋…」
かつてウチがそうだったように、
強引に試合を決めに来ている。

マルシオが蹲る。
「足攣ってるな」
攻め込まれる、クリアする。
プレイを止めない名古屋。
「止めろよ、主審!」
38分、マルシオout濱田in。
「守り抜け、頼むぞ」

柏木が深い位置でボールを奪う、原口が走る。
「打て、決めろ!」
「ちくしょう…、楢崎上手いな」
もう1点あれば。
その1点が果てしなく遠い。
「危ない、ダメか?」
相手のシュートがポストに当たる、
跳ね返るボール、ゴールマウスが開いている。
「弾いた!?」
ラインを割るボール。
「助かった…」
いつまで続くのか、集中砲火を浴びる浦和。

「負けんな!」
水輝が闘莉王を潰す。
45分、濱田に警告。
「いいぞ、いい根性だ」
アディショナルタイム4分。
「もう少しだ、頑張ろう、集中しよう」
勝って帰浦したい、瑞穂で勝ちたい。
原口が抜ける。
「誰か、もうひとり来い!」
「どうする!?」
柏木に振る原口。
「何で…、フリーだったのに」
シュートポストの左に逸れていく。

「まだ?まだなの!?」
ベンチからスタッフが飛び出す。
「4分過ぎてるよな」
長い長いロスタイム、鳴らない笛。

「終わった…」
試合終了、名古屋1-2浦和。
瑞穂で、瑞穂で勝った。
強い名古屋を敵地で破った。
嬉しい、嬉しくてたまらない。
「あれ、あっちはブーイングしてるよ」

空が、青くて綺麗だった。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


瑞穂  


嬉しいね、嬉しいよ。

瑞穂だよ、瑞穂!

危ないシーンは沢山あったけど、
まだまだ叶わないけれど。

こういうサッカーを続けて、少しずつ自信を付けてくれたらいい。


勝って覚えることもある。
ひとつ勝ったくらいでと言うなかれ。



瑞穂で勝利した喜びを、今日だけは弾けさせて。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




いい思い出なんてほとんどない。

弱いときも、そうでもなかったときも。


来るたびに劣悪になるアウェイ側。

なんなの?


仕切りなおしの一年目。


僕らに出来ることを、精一杯に。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




少し前の話になるんだけどね。
なでしこリーグ開幕戦、狭山vs浦和戦の時にね、
小さな卒業式があったんだ。

元浦和レッズレディース、というより浦和レイナスかな。
昨年まで狭山でプレーした笠嶋由恵選手。
スーツ姿なんて見ないから、最初はスタッフかと思っちゃった。

自分の言葉で、
ひとつひとつ噛みしめるように。
こういうのって女性の方が美しく語ることが出来るような気がするな。
狭山への思い、浦和への思い。
12年間過ごしてきた選手生活。
人柄が滲み出ていて、温かい気持ちになったよ。

東京アルテミスというクラブで選手を続けるそう。
こうして「卒業」できるなんて。
AS狭山は素敵なクラブなんだろうね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




盛田剛平、中村祐也、坂本和哉が今季初のベンチ入り。
坂本は岡山ネクストに登録されたり、レンタル移籍を経験したりして
なかなかトップに絡めなかったけれど、
漸くここまで辿り着いたね。
横浜は前節フル出場の永井がベンチ外。
チームは2得点して勝利。
ちょっと厳しい立場になってしまったか。
対戦相手の京都は、原一樹がまた得点。
今度は後半ロスタイム5分。
これで5得点。
ウチにいてくれたらと、
だんだん本気で思うようになってきたぞ。

福岡・畑本くんはあの古賀正紘と組んで完封勝利。
レギュラーを掴んだかも。

[追記]
GK中村隼(山形)------(00)出場機会なし
MF宮沢克行(山形)----(07)後半20分途中交代
GK本間幸司(水戸)----(09)フル出場
MF西澤代志也(栃木)--(00)ベンチ外
MF林勇介(草津)------(04)出場機会なし
DF永田拓也(草津)----(04)後半30分途中交代
DF中谷勇介(東京V)--(03)後半31分途中出場
MF小池純輝(東京V)--(08)出場機会なし
MF鈴木慎吾(東京V)--(00)ベンチ外
DF堀之内聖(横浜)----(02)後半35分途中出場
MF佐藤謙介(横浜)----(05)後半7分途中出場
FW永井雄一郎(横浜)--(04)ベンチ外
FW中村祐也(湘南)----(00)出場機会なし
FW高崎寛之(甲府)----(09)後半20分途中交代
DF盛田剛平(甲府)----(00)出場機会なし
FW黒部光昭(富山)----(05)ベンチ外
FW西川優大(富山)----(08)フル出場
FW梅田直哉(岐阜)----(02)ベンチ外
DF川島眞也(岐阜)----(00)ベンチ外
FW原一樹(京都)------(07)後半7分途中出場1得点
DF近藤徹志(岡山)----(03)ベンチ外
DF坂本和哉(岡山)----(00)出場機会なし
MF岡野雅行(鳥取)----(03)出場機会なし
MF吉野智行(鳥取)----(00)ベンチ外
MF青山準(徳島)------(03)ベンチ外
MF大山俊輔(愛媛)----(09)後半33分途中交代
DF堤俊輔(福岡)------(04)ベンチ外
DF畑本時央(福岡)----(07)フル出場

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




C大阪戦、大宮戦と、
ウチも研究されて来てるなと感じる試合だった。
3バックの裏、縦に並んだ時のボランチの両脇。
槙野と坪井に食い付く、
もしくはサイドに広がった時の裏を狙う。
最終ラインから啓太に渡るボール。
啓太がリンクマンになった時に出来る、広大なスペース。
ボールを失うパターンも、この何れかかな。

失点するきっかけも、
中央でボールを失い一気に攻勢を掛けられるか、
薄くなったサイドを突かれ、ファーサイドに上がったクロスを決められる。
早く修正しないと、
ここ数年と同じように苦しいシーズンになってしまうかもな。

柏木がどのポジションを担うかによって、
チームの色も大きく変わることが証明された大宮戦。
ボランチに入るとタッチ数が増え、ボールが良く回るようになる。
シャドーに入ると上下動を繰り返して相手を惑わせたり、
決定的なチャンスを演出する。
いなくなると、どうなってしまうのか。
誰が出ても…、というサッカーにはなかなかなりそうもないね。

メンバーを固定して、戦術理解度を上げる時期に来たと思われる浦和。
ヒラとウメのポジションも、フル出場を続けるには厳しいからね。
ウガと峻希が控えに入るのは、そういう時期を想定してなのかな。
それだと暢久が弾かれちゃうんだけど…。

原口元気の使い方が難しそう。
果敢に仕掛けるタイプだと思うんだ。
でも求められているのはそうじゃない。
スピードや迫力はピッチでも一際目立つ存在なのに、
今年は未だ得点ゼロ。
C大阪戦で見せた裏への飛び出し。
これが出来れば1トップもありなのかな。
左サイドは守備に追われるから ちょっと厳しいだろうし。

外国人枠もね、
スピラがベンチにも入れない、
ランコかポポはベンチ。
勿体ないんだよな。
みんな真面目でいい選手。
だから問題にならないんだろうけど、
獲得枠のある「助っ人」だからね。
次の移籍市場で動きはあるのかな。

啓太がもっと巧ければ、
小島がもっと強かったら。
暫くは併用のような形になるのかな。
少しずつ小島の出場時間が長くなっていけば、
長谷部や細貝のように欠かせない選手になってくれるんだろうな。

7試合を消化して勝ち点13。
痛い敗戦と監督が語っているのは、
上位進出を狙うには勝ち点が欲しい試合だったということか。
優勝争いに絡むには、試合数×2の勝ち点が必要。
現時点で「1」足りない。
だから勝ちたかったってことじゃないかなぁ。

次は名古屋戦、苦手な東海地方。
高さも強さもあるチーム。
その後は調子の上がらない横浜。
そろそろ勝つ頃?なだけにイヤな相手。

次のステップに向け、
どんな戦いが待っているんだろう。

ウチは試合前にこういうのがあると、
ホントにダメだよなぁ。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




改善された待機列。
遅々として進まない入場、威圧的な警備。
しかもタレントを呼んで興行する。
「だったら埼スタでやればいいのにねぇ」
素晴らしいスタジアム、
小さい頃から知る土地、道のり。
お約束のように土曜日だけ寒い。
厚いコートを仕舞うことが出来ない春。

GK加藤
DF坪井・永田・槙野
MF平川・啓太・阿部勇樹・梅崎・柏木・マルシオ
FWポポ
リザーブ山岸・濱田・峻希・宇賀神・小島・原口・ランコ
リーグ戦用メンバー。
これに暢久や達也、矢島が絡む程度になるのか。

黒ユニ。
精悍なイメージがある一方、ウチではないような感じがする。
「あんまり意識してもね」
青では一度も勝ったことのない。
ただしそれは、赤でも勝てなかった頃の話。

柏木が押し込みCK。
「セットプレーで決められたら楽だな」
先制すれば負けない、早くウチのパターンに持ち込みたい。
右サイドを破られる。
「誰が誰に付くんだ?」
マークの受け渡しがはっきりしない浦和。
「良くないな…」
8分、その右サイドから失点。
ポストに当たったボールが内側に跳ね返る。
大宮先制、1-0。
「何それ?」
僕らに向かって挑発する相手選手。
「ダービーだから?」
こんなことを甘受するのはピチブー以来か。
「舐めやがって!」
気持ちに火が点る。

引いて守る大宮、崩せない浦和。
「もうドン引きかよ」
浦和のパス回しに食い付いて来ない。
「そう来るのか…」
ヒラのクロスにポポ、零れたボールに梅崎。
「いい感じだ!」
守り切れるほど甘くないはず。
「チャンスがない訳じゃないんだから」

相手陣内でファールを取られる。
「違うだろ!」
主審は苦手、飯田淳平氏。
素早いリスタートに追い付けない。
「ラファエルだ、誰か付いて!」
右からのクロス、槙野が反応し切れない。
27分、大宮追加点2-0。
「またか…」
同じ形でやられる、同じ相手にやられる。
「もう出て来ないぞ、向こうは」
引いた相手をどう崩すのか、どんな方策があるのか。
急角度から見下ろすピッチ。
「去年は追い付いたんだよな」
何とかなる、何とかしないと。

「慌てるな…」
引いた相手に対して攻め急ぐ。
打開策が見出せない。
「何がどう悪いって感じじゃないだけにな…」

前半終了、大宮2-0浦和。

HT、啓太out原口in。
「こじ開けるスペース、あるのかな」
柏木がボランチに下がる。
ほぼハーフコート。
後で回す浦和、自陣に籠る大宮。
柏木がボールを供給する、
サイドから中へ、中へ。
「どうしたらいいんだろう」
ポポのミドル、原口のシュートはGKセーブ。
「当たって来てるか…」
ブロックを形成する大宮DFを破れない。
「何人いるんだ?」
ゴール前、壁になる相手選手。

中にボールを入れる、サイドを揺さぶる。
「ちっ、誘われないのか…」
サイドからのクロス、弾き返される。
「デカい選手いないからな…」
「1点取れば変わる、1点取れば…」
その1点が届きそうで届かない。
「何でもいい、1点取れはひっくり返せる」
「ミドル、狙えばいいのに…」

28分、ポポoutランコin。
「これしかないんだよな」
切り札不在の浦和、流れを一変させる術がない。
「ヒラ!!」
GKファインセーブ。
「これが決まらないのか…」
最後の砦をこじ開けることが出来ない。
「打てる!」
阿部勇樹のシュートもGKセーブ。

「あと何分あるんだろう?」
後を振り返る。
「もうそんな時間なのか…」
「これだ、これを決めないと追い付けないかも」
PA付近からのFK。
「位置は左利きだけどな」
「頼む、決めてくれ」
マルシオのFKはブレーキが効かず。
「厳しいな」
諦めない、諦めることなんてない。
41分、柏木に警告。
「何でだよ…」
焦燥に苛まれる。

アディショナルタイム4分。
「ウメ!」
「駄目か…」
「打て、決めろ!」
阿部勇樹のシュートはDFに当たる。
「こんなのばっかだ、今日は」

主審の手が挙がる。
試合終了、大宮2-0浦和。
無言のゴール裏、選手を迎える。
中心から罵声と水飛沫。
「そっか、向こうホームで勝ってなかったんだっけ」
坩堝と化すホーム側。
狭い階段を下りる、直立する警官隊。
屈辱感を増幅させるコールが聞こえる。
「まあ、仕方ないよな」

この借りは埼スタで必ず。
僕らの本気、見せてやる。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




僕が現場で確認出来たこと。
・試合前イベントでは、耳障りになるようなブーイングはなかった
・1失点直後、相手選手の挑発行為があった
・試合後の選手への水掛けと、小さなブーイング

メディア情報から知り得たこと。
・試合前イベントでは大ブーイングが上がった
・相手のチームバスにツバを吐いた輩がいたこと
・試合後、チームバスを阻んだこと


これだから浦和は…、と思われるような結果になっているね。
少なくとも試合前イベントは、書かれていることと全く違う。
試合後のこともね、
僕は疲れている選手を待たせる行為そのものが
許し難い行為だと思っている。
試合中立つこともままならない監督を引き摺り出す必要があったのか。
再び長い旅を始めたチームに、コンセプトを変えてまで戦えと言うのは
どうなんだろうな、と。
でもね、
暴れたり囲んだりといった状況ではなかったとも聞いてるんだよね。

ダービーへの思いって、ウチはもともと強くなかったよね?
ダービーではないけれど、
大宮より鹿島、じゃなかったっけ?
大宮を強く意識するようになったのは、
サクのおかげだと思ってるんだけど、それは僕だけ?

ツバ吐きはもう、呆れてものが言えないよ。
個人の仕業ではなく、
集団心理が引き起こした行為だからね。
そういう危険、ウチらはいつも内包している。
煙草やゴミの散乱と根源は同じ。
非日常だから許されるなんてことは決してない。
顕在化するたびに嫌な気分にさせられるよ。
だからって得点後の挑発行為はいかがなものだろう、と。
だって、そんなことがあったなんて
大多数の人は知らないよ。
「何だアイツら、感じ悪いな」
としか思わなかったもん。


[追記]
過激な浦和、温厚な大宮。
ファンやサポーターに対して、
勝手に僕が抱いていたイメージ。
どうやら決してそうではないってことが分かったのも、
この試合の収穫だった。
今までは威圧的な運営にばかり腹を立てていたけれど、
違うんだなぁって。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




前半がすべてだったな。

誰が誰をマークするのか、

出てくる選手を誰が抑えるのか。


後半あんな守り方する相手に、
負けたくなかったなぁ。


ウチらがやると色々言われるのに、
あっちはいいのね。


なかなかね、
いつも上手く行くとは限らないけど、
あんな運営するクラブにやられたくなかったな。

コメント ( 7 ) | Trackback ( 0 )




福岡のピッコリ監督だったよね、確か。
リーグ戦とメンバーを入れ替えて臨んだのは。
あれから何年経ってるんだ?
当時とは状況が違うのに、
いつまでもこんな規定に拘束されるのは可笑しいよ。
ベストメンバーと謳っておきながら、
A代表抜きで決勝トーナメントを戦わせたり、
ニューヒーロー賞を設けているのに、
規定に縛られて若い選手の出場機会が制限されたり。

そのそも「ベストメンバー」であろうとなかろうと、
カップ戦の集客能力は著しく低下してるよね。
「U23の選手を6人以上使いなさい」
この方が道理だと思うんだけどな。

ウチはナビスコ杯1回休みの大宮戦を控え、
(そもそも1回休みってどうよ)
槙野と永田が前半で交代。
一番後ろの選手の2枚代えなんて、
とてもじゃないけど公式戦の戦い方じゃないよね。
メンバーを変えるにしても、
監督の意向に合わせたものにしないと、
カップ戦の魅力がどんどん薄れていくと思うな。

せっかく追いついたのに失点。
柏木陽介と阿部勇樹の存在意義がより大きくなった。
右DFもね、坪井じゃなきゃダメなのかなというほど、
濱田水輝の出来に不安が残ったね。
DFは試合に出続けないと感が鈍るのかな。
リーグ戦ではボランチ、しかも試合終盤での投入。
成長が阻害されなきゃいいけど。

やっとベンチ入りしたセルヒオ。
観たかったな。
ミシャサッカーに合う選手かどうかは別にしてね。
あの身体能力は魅力的だから。
去年のような働きが出来れば、
もうちょっと戦術眼があれば、
もうちょっと決定力があればね、
(随分あるな…)
代表だって夢じゃないと思うんだ。

ウガ。
思い切りよく突っ込んでは奪われ、
いい形で受けてもシュートをふかし。
後半はイージーなミスも多発。
このポジションもウメがいないと…、になってしまいそうだよ。

サイドに振って単独突破を繰り返す。
監督会見の発言と僕の印象はずいぶん違うんだ。
それは僕の見立てが間違ってるんだろうな。
だといいな。
うん、きっとそうに違いない。

それは次の試合で証明してくれる。
また一緒に頑張ればいいんだよね。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




この30分差がとても大きい。
水曜日、埼玉スタジアム。
職場から美園まで1時間。
19時過ぎ、ゆったりとしたゴール裏に到着。
理由はよく分からないけど、
親善試合と同じくらいの入り。
それでも戦い続ける仲間は、ここにいる。

GK加藤
DF濱田・永田・槙野
MF峻希・暢久・小島・宇賀神・原口・矢島
FWランコ
リザーブ大谷・野田・阿部勇樹・野崎・柏木・セルヒオ・ポポ
達也が肉離れを発症し離脱。
リーグ戦から8人入れ替えて臨む試合。
思い切った選手起用が魅力のカップ戦。
ベストメンバー規定により、
その醍醐味が半減していると思うのは僕だけだろうか。

「ぎこちないな」
連携面に不安を残す浦和。
後から上手く繋げない。
「大丈夫かな?」
しっかりとパスを回すC大阪。
前からのプレスに急いてしまう浦和。
「慌てるな!」
自信がないのか、慎重になりすぎているのか。
8分、小島に警告。
「磐田戦もこんな感じだったな」
ミシャのサッカーとは異なる内容。
「水輝!!!」
11分、C大阪先制。
「オウンゴールかよ…」
後手に回った守備、あっさり先制点を許す。

「キャプテンマーク、原口なのね」
その原口が腐心している。
「タメが作れないな」
「暢久のところだけかな」
原口が右PA付近で倒される。
「誰が蹴るんだろう、槙野?」
ボールをセットする原口。
「え、そうなの」
「あ、矢島みたいだよ」
矢島のFKはDFがクリア。
崩せない、崩されそうになる。
サイドに蹴り上げる、単独突破を図る。
「これじゃ違うペトロのサッカーだよ」

峻希が突っ掛ける、蹲る、起き上がれない。
「マズい…」
全力でぶつかる峻希、怪我が怖い。
「原口が呼んでるぞ」
縦に長いパス、原口が走る、サイドを抉る。
「決まった!」
42分、浦和同点1-1。
「誰?もしかして矢島!?」
「いい時間に追いついたね」
「さあ、これからだ」
「堪えろ、頑張れ」
「クリア、クリア!」
45分、混戦から流れたボールを決められる。

前半終了、浦和1-2C大阪。

HT、槙野・永田out野田・柏木in。
「2枚代えか」
「これって予定通りなのかな」
主力を休ませるためなのか、戦術的なものなのか。
「あっ」
DFが裏を取られる、GKと1対1。
「ノブヒロ…」
後半4分、セットプレーから失点、1-3。
「こんな簡単に取らせちゃ…」
厳しい。
いつか来ると覚悟していた、ミシャサッカーの弱点が暴露してしまうのか。
「落ち着け、しっかり」
ますます縦に急ぐ浦和。
「ウガ、行くな!」
「ウガ、行け!!」
追い付きたい気持ち。
相反する言葉が出てしまう。

15分、ランコout阿部勇樹in。
原口の1トップ、2列目に柏木が上がる。
「阿部勇樹も使わざるを得ないか」
2点差、予選突破には勝ち点が欲しい。
「今度はどっちだ!?」
FK、阿部勇樹か柏木か。
「惜しかったなぁ」
左足から放たれたボールはポストの右へ。

「乗れてないな」
何度も相手に振り切られる水輝。
「ウガ、ウガ!!」
宇賀神も上手く絡めていない。
「良くないな…」
落ち着かせようとする阿部勇樹。
リズムを奏でようとする柏木。
我武者羅に突き進む原口。
上下動を繰り返す峻希。
頑張ってる、頑張ってるけど…。

36分、C大阪4点目。
「バンちゃんかよ…」
阿部勇樹のFKが壁に当たる。
サイドに散らしても前線でパスが繋がらない。
「とうとう来たか…」
ずっとうまく行くはずがない。
心のどこかで思っていたことが、現実になる。
審判に八つ当たりする声。
選手を責める声。
空席ばかりのスタジアムに悲しい声が散乱する。

試合終了、浦和1-4C大阪。
静かなスタジアム。
「良かった、ブーイングするヤツいなくて」
僕らの意思を表すコール。
「だよね、そうだよね」

僕らはまだ、これからだよ。





コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




どうしてだろう?

同じ水曜日なのに。

みんな無理して都合つけてると思うんだけどな。

劣勢になると、雑言が目立つようになるのね。


どうしてだろう?

同じ水曜日なのに。

アウェイと雰囲気違うんだ。


選手たちは懸命に戦ってた。
誰も諦めていなかった。


僕らはまだ道の途中。
こんな試合もあるよ。
あ、これもミシャなんだって。


諦めないこと。
最後まで戦うこと。
選手だけじゃない、僕らもね。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




僕の家からは、埼スタよりNACKの方が近いという、
悲しい事実に気づいてしまった。
埼スタまでチャリで30分。
NACKは25分。
なんと嘆かわしい。

キックオフ1時間前に到着。
手作りの運営に好感が持てるアウェイ・狭山戦。
「大宮が運営するって本当なの?」
「来年かららしいよ」
運営スタッフの胸に栗鼠が付いてたり、
選手支給品らしきものにも栗鼠がいて。
女子チームが強化されるなら喜ばしいけれど、
もしそうなるなら、来年からは“敵”だな。
(今も敵だけど)

GK山郷
DF土橋・高畑・矢野・竹山
MF柴田・庭田・猶本・安田
FW吉良・荒川
リザーブ池田・和田・柳田・加藤・後藤
新加入の高畑と猶本がスタメン。
JFAアカデミー出身の和田がベンチ入り。
新しい風が浦和に舞う。

狭山のプレスに戸惑う浦和。
序盤は相手に押され、自分たちのサッカーをさせて貰えない。
「まだ連携がうまく行ってないのかな」

当たりに強く、落ち着いたDFを見せる高畑。
中央でパスを散らす猶本。
「いい選手取ったよねぇ」
次第に浦和がペースを掴む。

縦に長いボール、面白いように裏に進入。
「決めろ!」
「荒川行け!!」
あとは蹴るだけ、のように感じるシュートが入らない。
「実力差はあるのにね」
毎年緒戦は苦労する浦和。
今年もそうなってしまうのか。

20分、庭田のFK。
「当たった?」
「いや、そのまま入ったでしょ」
浦和漸く先制、1-0。

「柴田もいい選手だね」
去年よりも更に上手くなった気がするよ。
51分、右からのクロスに荒川のヘッド。
浦和追加点2-0。
「これで落ち着いて出来るかな」

その6分後、吉良が得点。
運動量が落ちる狭山。
自由にボールを回す浦和。
狭い所に速いパスを送る、鋭い出足でボールをカットする。
60分、荒川out後藤in。
「点、欲しいだろうね」
激しいポジション争いがチームを活性化させているのか。
緩むことのない浦和。

66分、庭田out柳田in。
「ヤナギの声は響くね」
この声を聞くと、試合が締まる気がして。
75分、吉良が2点目。
浦和4-0。

76分、吉良out加藤in。
「これで安田も点取りに行くでしょ」
止まらない浦和。
後藤のシュートの零れ球を安田が押し込み5点目。
「おいしいね、FWに入った途端だよ」

「後藤に取らせてあげたいな」
「そうすればこの試合完璧でしょ」

風が冷たくなって来た頃、試合終了。
狭山0-6浦和。

日程が被らなきゃ行けるのにね。
次は5月20日までお預け。
いいサッカーしてるからね。
もっと観てみたいんだけどな。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




交代後1分で決勝点を奪う。
前節に続いて劇的な得点を挙げた原一樹。
全て途中出場で4得点。
逃がした魚は大きかったか。
ウチにもそんな選手がいたらって、思っちゃうよね。

高崎はまた無得点。
全てスタメン出場で1得点。
ダヴィの活躍の陰に隠れてしまってるけど、
出場時間も短くなってるだけに、気になるところ。

岡山の近藤くんはまた大怪我。
今度は全治6~8か月。
復帰するまでクラブが待ってくれればいいんだけど。

横浜では永井雄一郎がフル出場。
監督が代われば評価も変わる。
使われているうちに結果が欲しいね。

J2は8節が終了。
レギュラーと言える立場にいるのは、
本間、高崎、大山、西川くらい。
メンバー表に名前のない選手もたくさんいて、
プロの世界の厳しさを感じるよ。

[追記]
GK中村隼(山形)------(00)出場機会なし
MF宮沢克行(山形)----(06)後半25分途中交代
GK本間幸司(水戸)----(08)フル出場
MF西澤代志也(栃木)--(00)ベンチ外
MF林勇介(草津)------(04)ベンチ外
DF永田拓也(草津)----(03)フル出場
DF中谷勇介(東京V)--(02)出場機会なし
MF小池純輝(東京V)--(08)後半26分途中出場
MF鈴木慎吾(東京V)--(00)ベンチ外
DF堀之内聖(横浜)----(01)出場機会なし
MF佐藤謙介(横浜)----(04)ベンチ外
FW永井雄一郎(横浜)--(04)フル出場
FW中村祐也(湘南)----(00)ベンチ外
FW高崎寛之(甲府)----(08)後半27分途中交代
DF盛田剛平(甲府)----(00)ベンチ外
FW黒部光昭(富山)----(05)ベンチ外
FW西川優大(富山)----(07)フル出場
FW梅田直哉(岐阜)----(02)ベンチ外
DF川島眞也(岐阜)----(00)ベンチ外
FW原一樹(京都)------(06)後半35分途中出場1得点
DF近藤徹志(岡山)----(03)ベンチ外
DF坂本和哉(岡山)----(00)ベンチ外
MF岡野雅行(鳥取)----(03)出場機会なし
MF吉野智行(鳥取)----(00)ベンチ外
MF青山準(徳島)------(03)ベンチ外
MF大山俊輔(愛媛)----(08)後半32分途中交代
DF堤俊輔(福岡)------(04)ベンチ外
DF畑本時央(福岡)----(06)フル出場

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ