2009年も、同じような言葉が並べられていたんだ。
それがあっという間に反故にされたんだよね。
みんな我慢できなかった。
「今度こそ」
今の気持ちを忘れないでね。
直ぐに駄目だとかヤメタとか、勘弁してね。
「チームのためにプレー」
「浦和には個人の能力が高い選手が」
「浦和の全員の力を集めれば」
「しっかりとした土台を」
「決して簡単ではない、厳しい仕事になる」
「それはすごく難しい課題ではあると」
「攻撃的で魅力あるサッカーというものを」
「これが浦和のサッカーだ、とすぐにイメージできるような」
「我慢は必要です」
「サッカーというのは積み重ねることによって」
「ベースを築いていく」
「常に走ること、そして考えること」
おんなじだよね、あの時と。
資金力にもチーム力に対しても
“強く激しく外連味なく”に限界を感じたから、
走ること、動くことで新たな時代を切り開こうとしたんだよね。
同じ過ちを繰り返さないように。
クラブじゃなくて、自分たちが。
[追記]
「良い土台があれば、1階、2階、3階と建てられますし、
土台がしっかりしていれば高い家を建てられます。」
2階まで建てたところで突貫工事しちゃったから。
直ぐに立派なおっきいビルになったけど、
崩れるのも早かったんだ。
今度はね、
過去の経験も土台のひとつになると思うんだ。
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