「誇」-URAWA REDS-
共に…
 



籠る熱気、まとわりつく汗。
「でも、そうでもない?」
埋まらないスタンド。
「オリンピックがあって越谷と隅田川が花火なんでしょ!?」
「あ、なでしこの試合もあるのね」
数多ある誘惑の中で、
浦和は何番目に位置しているのかということ。
「まあ、いいんじゃない?」
僕は変わらずここにいる。
それでいいことにしたんだ。

GK加藤
DF坪井・永田・槙野
MF啓太・阿部勇樹・宇賀神・梅崎・柏木・マルシオ
FW原口
リザーブ山岸・濱田・暢久・野田・小島・達也・ポポ
平川が負傷欠場、代わりに野田がベンチ入り。
「磐田戦か、巡り合わせってあるんだね」
今年最も印象に残る試合、ヤマハのナビスコ杯。
野田に出場機会があれば、悔しさをぶつけて貰いたい。

「いきなりか、なるほど」
We areから始まるゴール裏。
「で、跳ねるのね」
3位と4位の直接対決。
厳しい夏の戦いを意識させる立ち上がり。

「蹴ってるね」
後ろから繋ぐだけではなく、ロングボールを織り交ぜる浦和。
「向こうは追い掛けて来ないな」
過去2度の対戦で見せた、前線からのプレスが緩い磐田。
「暑いからなぁ」
90分間走り抜くことは不可能。
どちらが自分たちのサッカーを貫くのか、
どこかで現実を見据えるのか。
「11番が面倒だな」
前田の周りを嗅ぎまわる。
「ここまではやらせてないね」
相手FWを抑え込む坪井、永田。
「そっか、あっちは山田がいないのか」
宇賀神が自由になるシーンが目立つ。

「大丈夫、大丈夫」
ノブヒロが弾いたボールにロゴリコソウトが反応。
「全然大丈夫だよ」
オーバーヘッドは枠の外。
阿部勇樹、永田が最終ラインからパスを捌く。
「随分楽に通るなぁ」
啓太が囲まれる、交わす。
ウメが受ける、槙野が上がる。
柏木が、マルシオが相手の出足を止める、前を向く。
「ウガ、行け!」
右サイド、宇賀神が中央に切れ込む。
「追い付いた!」
原口がルーズボールに喰らい付く。
「いいねぇ」
カウンターが牙を剥く。

縦にボールが入る、コンビプレーから原口へ。
「上手い!」
走り込む柏木にパスが通る。
「左足だ!」
36分、浦和先制1-0。
嬉しい。
夏の戦い方を覚えたかのような得点。
「これで磐田は前に出てくるぞ」
ますますウチの術中に嵌りそうな予感がする。

「なんだよ!」
競り合った33番が倒れる。
「当たり前だよな」
磐田DFに警告、主審は山本氏。
「何やってんだ!?」
無駄に時間を使う。
「時間使って損するのはそっちじゃないの?」

PA手前、原口が倒される。
「柏木かなぁ、マルシオでも面白いと思うけど」
左足から巻いたボール。
「惜しい!」

前半終了、浦和1-0磐田。

他会場の結果がアナウンスされる。
沸くスタンド。
「余所は関係ないのに」
まだ折り返したばかり、一喜一憂するには早過ぎる。
「何で浮ついてるんだろう?」
“軽さ”が気になってしまう。

「右だなぁ」
ウガのクロスが決定機に結びつかない。
「それでファールか…」
磐田FK。
後半5分、柏木に警告。
「4枚目だ、次アウトか…」
「異議ってこと?」
「だったら前半の松浦も出さなきゃ」
次節、浦和は太陽を失う。

「走れ!」
縦に長いパス、諦めずに追う原口。
「グッチ!!」
「あっ!」
「PK!PKだろ!?」
原口がGKと交錯、頭から落下、蹲ったまま動かない。
GKへの罵声、中傷が飛ぶスタンド。
(煩い、静かにしろ)
もう少しで、口走りそうだった。

キッカーはマルシオ。
騒然とした空気が抜けないスタジアム。
(もう少し間を置いた方が…)
左に蹴る、左へ跳ぶGK、弾かれる。
「リズムが…」
止まないGKへの罵声。
「謝れって、誤りゃ済むのか?」
落ち着かなければ、落ち着かせなければ。
選手たちではなく、スタンドを。
「やっぱりダメか…」
原口が首筋を抑えたままバツを出す。
14分、原口outポポin。
「これで原口まで失うのはちょっと…」

阿部勇樹が倒される。
「カードは??」
槙野が倒される。
「カード出せよ!」
仕切れない審判、試合が荒れる。
「何だあいつ、自爆でしょ?」
24番が倒れる、担架が呼ばれる。
「それにカードは出さないの?」
ピッチに戻る、再び倒れる。
「駄目じゃん、それじゃ」
悪い流れを断ち切りたい。
声が響かないスタジアム。
絶対数が足りないのか、それとも集中出来ていないのか。

ウメがクロスを入れる、細かいパスが繋がる。
「マルシオ!」
「まだだ、まだある!」
阿部勇樹の前にボールが転がる。
「打て、打てる!」
33分、浦和追加点2-0。
「決まった、これで決まっただろ」
肩に入っていた余計な力が抜ける。
「さあ、ゼロで行こう」

40分、梅崎out野田in。
「ミシャって、そういう監督なのかな」
磐田戦にノダコウジ。
「野田、頼むぞ!」
44分、マルシオout小島in。
「水輝でも暢久でもないんだね」

アディショナルタイム4分。
「4分しか取らないんだ、ラッキー」
WBが下がる、ボランチとDFがブロックを作る。
「もうちょっとだ」
時計の針を見上げる。

笛が鳴る。
小さく拳を握りしめる。
試合終了、浦和2-0磐田。
完勝。
ねじ伏せる強さはない。
けれど、仕留める力はある。

人気のないコンコースを、胸を張って歩いた。



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直接話す機会があるのかないのか。
そこが大きな違いかな。

『浦和』を巡るメディアも大変だと思うんだ。
埼スタが半分も埋まらない数を
相手に商売しなきゃいけないんだから。
自分たちのアイデンティティをどこに置くか。
たい焼きをお腹からガブッといくのか、
端から丁寧に食べるのか、
成分分析まで徹底するのか、
それとも食べずに批評するのか。

「何を今さら」かな。

選手は試合に集中して欲しい。
試合以外の余計なことはして欲しくない。
それはゴール裏も同じ。
勝つために、選手を鼓舞するために。
まずは90分、戦い抜くこと。

だからって、今のやり方を否定はしないよ。
同調したくないなら、そっとその場を離れるだけ。
減った観客動員数。
それを僕らが考えるのは筋違いだけれど、
それなりに危機感はあるよね。
だから、変えてもいい部分は変えてもいいと思う。
試合後の凱歌もね、そのひとつかなと。
(僕は特別な時しか歌わないけど)

本質は変えずに、少しずつ。

それが出来れば苦労しないけど。


[追記]
それよりも執拗な「八田○○○!」の方が気になったな。
ゴールキック時にブーイングは分かる。
あの展開なら当然だと思う。
ただ、それ以外でも集中砲火だったから。
味方を鼓舞しなきゃいけない場面でも、
「ハッタハッタ!」

肩組もうぜ、ブーイングしようぜ、謳おうぜ。
源流が同じじゃなければいいんだけど。



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昇格プレーオフとJFL降格。
このふたつがJ2を活性化させている。
これまでは昇格を狙うチームが選手を獲得、
もしくはJ1に選手を送り出すチームがある程度だったのに、
夏の移籍市場で多くのクラブが選手を補強。
高崎や中村祐也、岡野はその煽りを受け、出場機会を失ってしまった。

峻希は残念ながらベンチ入りせず。

徳島では、漸く青山がスタメンに定着か。
これで3試合連続先発出場、
チームも勝ち点を着実に拾うことが出来るようになった模様。
コメントから推測すると、
ボランチが捌けるようになったから、ということかも。

【J2:第25節 徳島 vs 北九州】試合終了後の各選手コメント 

[出場記録]
選手名(所属)出場試合数 ◎フル出場▽途中交代▲途中出場-出場機会なし×出場停止
GK中村隼(山形)------(00)-
MF宮沢克行(山形)----(17)-
GK本間幸司(水戸)----(25)◎
MF西澤代志也(栃木)--(02)-
MF林勇介(草津)------(18)▽60
DF永田拓也(草津)----(19)▽93
DF高橋峻希(千葉)----(00)
DF中谷勇介(東京V)--(15)◎
MF小池純輝(東京V)--(17)▲6
MF鈴木慎吾(東京V)--(00)
DF堀之内聖(横浜)----(10)◎
MF佐藤謙介(横浜)----(19)-
FW永井雄一郎(横浜)--(04)
FW中村祐也(湘南)----(08)
FW高崎寛之(甲府)----(21)-
DF盛田剛平(甲府)----(09)◎
FW黒部光昭(富山)----(15)
FW西川優大(富山)----(11)
FW梅田直哉(岐阜)----(05)
DF川島眞也(岐阜)----(00)
FW原一樹(京都)------(20)-
FWサヌ(京都)--------(06)-
DF近藤徹志(岡山)----(04)
DF坂本和哉(岡山)----(00)-
MF岡野雅行(鳥取)----(17)-
MF吉野智行(鳥取)----(08)
MF青山準(徳島)------(07)◎
MF大山俊輔(愛媛)----(23)-
DF堤俊輔(福岡)------(15)◎
DF畑本時央(福岡)----(16)-

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急にハッタくんに友だちが増えて。
せっかく貰ったPKはスタンドとマルシオのリズムが合わず。
ブーイングすることに精を出し過ぎたね。

日本の夏らしい戦い。
焦れたのは磐田、流れを掴みきれないのは浦和。
落ち着いて決めたのは阿部勇樹。
目指すサッカーと勝ち点の積み重ね。
ずっと乗り越えることが出来なかった課題。

今年は単位を取れそうかもね。



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そっか、五輪に召集された選手のいるクラブは大変だな。
ウチは良かったな、関係なくて。

同じ年代の選手が脚光を浴びている。
悔しいだろう?
見返してやりたいって思うだろ?
浦和みたいなちっぽけな器で満足する輩じゃないはずだ。

磐田戦、18時埼玉スタジアム。
強い気持ちを胸に戦うヤツがいる。


そいつを観に行かないか?



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ナビスコ杯があることは、なんとなく知っていた。
関係なくなると同時に、忘れていた。

女子日本代表があることは、知っていた。
カテゴリーに関係なく、強い興味を持っていたはずなのに、
関心が薄れている。
以前ベレーザの選手で構成されていた時と同じ感覚なのかな。
“INACジャパン”は、リーグ戦では憎々しく思っているからかな。

熱くなるには、熱くなる何かが足りないんだよね。

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後半日程。
ナイトゲームが多くて楽だな~、と眺めていたら。
案の定、天皇杯初戦は真っ昼間。
駒場の西日がキツいんだよなぁ。
まっ正面から太陽が照りつけて、手摺りが熱くて持てなくなるくらい。
ここを突破すれば、初めての佐賀県陸上競技場。

試合後、博多に戻るべきか。
それとも佐賀市内に留まるべきか。
平日だからチケットの心配はないけれど、
早く手配した方が安いし。

そんな勘定しててもさらっと負けるのが
ウチのクオリティーだったりするんだよね。

あとは仙台13時か。
夜中に車で出るか、
前日に新幹線で入るか。

土日分散開催の是非が問われているけれど、
曜日が固定されている分だけ、
先の予定が立てやすい一面もあるかなと。

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大阪に行った。
直ぐ帰って来た。

大阪行った。
帰れないから飲んだ。
次の日、お昼に帰った。

万博、長居に京都に神戸。
することないなぁ、と思っていたけれど。

仲間に教えられた美味しいお店。
スタジアムに行く前に、腹ごしらえ。
試合前にイベントを盛り込むと勝率が落ちる。
多分そうなんだけど、誘惑に勝てず。

「ご予約は?」
「い、いえ・・・」
まだ16時、まさかね。
「4人なんですけど?」
「それでしたら大丈夫です」
着席するや否や、次々と来客あり。

「焼肉食いて~!!」
色々おいしそう。
でも試合があるからね。


「か、辛っ!」
「う、旨いけど辛っ!」

冷麺館 心斎橋店

今度また、ゆっくり来たいね。

微妙なドローゲームの翌日。
「このあたりだと、ココかココが美味しいんだって」
朝10時。
商店街をぶらぶら。

「もう並んでる人いるよ」
長い長い商店街を行って戻って。
「お、もうこんなに並んでる!」
11時。
「開店はいつだろうね?」

「あ、開いたみたいだよ」
11時半。
「らっきー!!」
並ばず座れた。

洋食の店 もなみ

「ハンバーグじゃないよね、もはや」
「神戸牛のミンチ、だね!」
これは美味い!
並ぶのは苦手だけど、並んででも食べたい気持ちが分かるよ。

「ここのカレーも気にならない?」
「い、今はムリ!」
「今じゃないって!」

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横浜vs千葉を観た。
ホリがいて佐藤謙介がいる横浜と、
峻希が加入した千葉。
千葉の右サイドは誰が出ていて、
どんな使われ方をしているのか、
峻希が入り込む隙はあるのか。
そればっかり気にしながら観てた。

守備をしっかりこなせれば、チャンスはありそうかな。


栃木はヨシヤが途中出場、これが今期2試合目の出場。
リードしている場面、チームの活性化と守り切る為に投入。

【J2:第24節 栃木 vs 町田】試合終了後の各選手コメント

夏の戦い。
出場機会が増えるといいんだけど。

東京V。
エイコの出番が減っている。
ベンチ入りはしているものの、
攻撃的な選手を出場させる展開にならないほど、
チームが好調ということか。

福岡・畑本が出場停止の選手に代わり久々の出場。
最終ラインに入って3失点。
厳しい結果になってしまった…

【J2:第24節 山形 vs 福岡】試合終了後の各選手コメント


高崎がベンチ外。
怪我!?

サヌは試合後、家庭の事情で一時帰国。
帰国は未定って、どういうことだろう?


[出場記録]
選手名(所属)出場試合数 ◎フル出場▽途中交代▲途中出場-出場機会なし×出場停止
GK中村隼(山形)------(00)-
MF宮沢克行(山形)----(17)-
GK本間幸司(水戸)----(24)◎
MF西澤代志也(栃木)--(02)▲18分
MF林勇介(草津)------(17)▽70分
DF永田拓也(草津)----(18)◎
DF中谷勇介(東京V)--(13)▽65分
MF小池純輝(東京V)--(16)-
MF鈴木慎吾(東京V)--(00)
DF堀之内聖(横浜)----(09)◎
MF佐藤謙介(横浜)----(19)▽67分
FW永井雄一郎(横浜)--(04)
FW中村祐也(湘南)----(08)-
FW高崎寛之(甲府)----(21)
DF盛田剛平(甲府)----(08)◎
FW黒部光昭(富山)----(15)
FW西川優大(富山)----(11)
FW梅田直哉(岐阜)----(05)▲2分
DF川島眞也(岐阜)----(00)
FW原一樹(京都)------(20)▲3分
FWサヌ(京都)--------(06)-
DF近藤徹志(岡山)----(04)
DF坂本和哉(岡山)----(00)-
MF岡野雅行(鳥取)----(17)▲14分
MF吉野智行(鳥取)----(08)▲6分
MF青山準(徳島)------(06)◎
MF大山俊輔(愛媛)----(23)▲39分
DF堤俊輔(福岡)------(14)◎
DF畑本時央(福岡)----(16)◎

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浦和に住んでいなかった頃。
古びた改札を抜けて五差路から本太小に。
浦和橋から続く大きな通りを跨いで坂上へ。
横断歩道じゃなくて歩道橋を渡って西ゲートまで25分。

浦和に移り住んでからも暫くはサブグランド経由、北ゴール裏だった。

いつまでも変わらない風景、目に焼き付いた景色。
久しぶりにこの道を歩いただけで、
懐かしさでいっぱいになったんだ。

ここはテント時代や前抽の時、必ず通った場所。
ラジオ体操を聴きながらチャリで向かう東ゲート。
時には井上興業(エコ計画)さんのモツ煮に舌鼓を打ったりして。

懐かしいなぁ。


駒場スタジアムリニューアル。
僕らしく手摺りにしようかと思ったんだけどね。
西日がキツくて日焼けが痛いこと、
気温が上がると手摺りが掴めないこと、
思い出しちゃって。

南祐三。
最後はVファーレン長崎だったかな。
近藤くんが試合開始早々負傷退場した後に、
浦和で最初で最後の出場を果たしたんだよね。

千島徹。
「9番が欲しい」だなんて、僕らのハートを鷲掴みにした選手。
U23の頃は、松井大輔より出場機会多かったんだよね。
最後は狭山ラトルズFCでいいのかな。

都築龍太。
何も語る必要はないよね。
引退しても浦和に残ってくれたことに、
感謝してるんだ。

三上卓哉。
左からクロス、綺麗な弾道が好きだったんだ。
あの頃4バックだったら、ウチにずっといたのかな。
熊谷での涙、一生忘れないよ。

西村卓朗。
三菱養和出身。
ウチでは出番がなくて大宮に移籍。
引退後にウチに戻って来るなんて、
びっくりしたよ。
MLSから札幌に、昨オフ引退。

早川知伸もセレモニーの対象者だったんだって。
今、横浜FCユースコーチなんだね。

煩いふたり。
整列だっていうのに9番は自由人だよな、相変わらず。

ザ・ミイラ。
ラモスは巧いね。
失点続きに本気で怒ってたのも、らしかったよ。

浦和OB。
今回は44名。
懐かしい顔ばかりでもう、涙腺が緩くなってしまうよ。

柏ヘッドコーチと世界チャンピオン。
井原は3番じゃないの??

おちゃらけたノブヤスも好きだけど、
小さな身体で懸命にボールを追うノブヤスも好きだったんだ。

望月三起也先生と菊原伸郎先生と、都築龍太先生?
カメラの先はみんな笑顔。
駒場はいいね、浦和はいいね。

紹介された時、大きく沸いたけど
そこからパニックにならない所も浦和らしいな。
俳優さんより浦和OBのおっさんの方が人気があるなんて…

17番。
ほぼ90分出場してた気がするんだけど。

気が付くとこのふたりはいつも一緒、隣り合わせ。
ミシャの後、選ぶ権利が僕にあるのなら、
このふたりがいいな。

つっちーはともかく、
ギドの腹まわりが。。。

山内直さんも“復帰”。
オジェックの通訳もして欲しいね。
でもそうしたらギドが来ないかも。。。

試合後は引退選手を胴上げ。
浦和が好きで良かったと、心から思えた。

またこうして会うことが出来る幸せ。

いつまでもいつまでも。

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千葉がいいサッカーしてる。
しっかり繋いでサイドからクロスを上げて。
「オーロイに当てて何とかしよう!」
から完全に脱却、J1昇格の有力候補になってる。

峻希の登録はDF。
どうやらSBとして期待されているのかも。
現在のレギュラーは大岩、
スピードと上下動の激しさなら活路を見いだせそうかも。

カップ戦に敗退し、
リーグ戦ではベンチ入りも儘ならない状況では、チームを出る選択しかない。
それがプロの世界。
分かってるんだけどね、
心躍らせてくれた高円宮杯優勝メンバーだけに、
寂しさはあるな。

いつまでも走り続ける体力、
左の原口と右の峻希以外、活路を見出せなかった昨シーズン。
体制が変わった矢先の怪我。
堀くんのサッカーとも異なるミシャのサッカー。
成長を促すための移籍だと思いたいね。


黄色いシュンキかぁ。
馴染めないんだろうな・・・

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フクアリ。
途中出場でガツガツ行って、やり過ぎて。
イエロー2枚喰らっていなくなっちゃったけど、
大きな可能性を秘めた若者がユースから育ってきたと。
負けてしまったけれど、
将来ウチのエースに、試合を決める選手になるって思ったんだよね。

怪我、体重、戦術理解。
他を圧倒する迫力があるのに、ゴール前で慌てたり弱気になったり。
そうそう、守備もさぼったりね。

憎めない選手なんだ。
何かやってくれる。
根拠のない期待を抱かせてくれる選手なんだ。
あの時、五輪代表に選ばれていたら。
変わっていたのかな。

まさかの海外移籍。
しかも買い取りオプション付きとは。
FCソウルは韓国らしくない、パスを繋ぐチーム。
向こうがオプションを行使したくなるような、
ミシャが戻したくなるような活躍をしてくれ。


怪我するなよ。
肉ばっか食わないで野菜も食えよ。

また会えるよな?


[追記]
感傷に浸ったり、移籍を嘆く気持ちもわかるけれど、
短い選手生命をずっと大原で過ごすべきなのか、
ピッチで自分を表現すべきなのか。
答えは簡単だと思うんだ。
選手にとって一番良い選択であって、
クラブにとっても有効な手段であれば、
移籍は喜ばしいことでもあるんだよね。


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浦和から東北道、北関東道経由で関越に乗り約4時間。
羽生付近で混雑した以外は順調に流れ、12時前にスタジアム前を通過。
ちょっと寄り道して14時、駐車場に到着。
浦和より北だから、雪国だから涼しいはずと期待してしまうけれど、
決してそんなことはなく。
蒸し暑い新潟。

GK加藤
DF坪井・永田・槙野
MF啓太・阿部勇樹・平川・梅崎・柏木・マルシオ
FW原口
リザーブ山岸・濱田・暢久・宇賀神・小島・達也・ランコ
固定メンバー。
95年のオジェックもこういうやり方だったなぁと、
今さらながら思い出す。

勝って優勝争いに喰らい付きたい、
下位で苦しむ新潟を叩いて、勇気と希望を確固たるものにしたい。
「勝たないとね、ここは」
黒ユニだから、は関係ない。
それを負けた時の言い訳にしたくない。

「固いな、新潟」
サイドに蓋をされ、中盤を封じ込まれる浦和。
「これは簡単に点取れないかも」
自陣で奪ったら前線の3人で一気にゴールに迫る。
「ブラジル人と愉快な仲間たち、か…」
ウチが苦手とする厄介な戦術。

「ちょっと遠いかな」
マルシオのFKはGK正面。
平川のクロスからマルシオ、決まらない。
「気合入ってるな、やっぱり」
古巣との対戦。
「永田はどうなのかな?」
「何にも考えてないんじゃない!?」

16分、平川に警告。
「早いな、ちょっと」
ウチの生命線のひとつにカードが出される。
ブラジル人のコンビネーションからミドルシュート。
「これだとボランチ出て行き辛いよな、多分」
“事故”が怖い新潟の攻撃。

網を掻い潜る浦和。
ウメ、槙野が左を崩す。
マルシオが下がってボールを受ける、
柏木が運動量を上げる。
「先制すれば行けると思うんだけどな」
「そう言えば1回しか跳ねてないね」
肌に纏わりつく湿気、汗が絡み付く。

ボールを支配する浦和。
「研究されてるよな、やっぱり」
タテパスを封じる、
縦に入ったらサイドに流させない。
「ストライカーがいないんだよなぁ」
決める選手がいたら…。

ウメが深い位置からパスを送る、決められない。
柏木から槙野にラストパス。
「トラップが…」

前半終了、新潟0-0浦和。

後半立ち上がり、ミドルシュートを浴びる。
「これが怖いんだよ…」
順大がセーブ。
「グッチ!!
右から平川のクロス、原口が競る。
「惜しいっ!」
GKに弾かれる。
左から槙野が中央に持ち上がる。
「どうだ!?」
これも決まらない。
「右から攻める気なのか?」
坪井が上がる、パスを捌く。

クロスボールが流れる。
「決めてくれ!」
マルシオのオーバーヘッドは枠の外。
「合わないのか…」
中央から仕掛ける。
「どうする?どうする?」
阿部勇樹、マルシオ、柏木が絡む。
「フリーだ!!」
平川が狙う。
「ったく、もう!!」
左に流れるボール、ネットを揺らすことが出来ない。
「マズいだろ、これは」
攻めても攻めても決められない。

19分、梅崎に警告。
「それを出すのか…」
両WBにイエロー、不吉な予感がする。

「しっかり!」
カウンターに晒される浦和。
ベンチの動きが慌ただしくなる。
29分、平川・啓太out宇賀神・小島in。
「2枚代えか…」
中盤を省略する新潟と、中盤の構成力を強める浦和。
「ウチはウチのやり方がいい、そうなんだきっと」
勝ちたい、勝たなければならない。
こんなところで足踏みしたくない。

「マルシオ!」
決められない。
「気負ってるのかなぁ」
柏木が原口とマルシオのポジションに指示を出す。
「マルシオがFWか?」
ベンチには達也がいる。
「使わないのかな…」

押し込む、決まらない。
カウンターを受ける、必死に防ぐ。
「今の小島だったんだ…」
ゴール前の混戦、突っ込んだのはボランチの小島。
「ウメ!!」
「ウガ!!!」
シュートはGKセーブ。
「どうなってんだ、いったい…」

アディショナルタイム3分。
「もうそれしかないのか…」
ウガが突っ込む、DFに引っ掛かる。

「終わりか…」
笛が鳴る。
試合終了、新潟0-0浦和。
「勝ち切れないな、どうも」
決める選手がいたら…。






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ずっとずっと一緒に戦っている仲間たちと。
懸命に声を上げ続けた“元”選手たちと。
何もかも懐かしくて。

古い人間だから。
9番と堀くんが仲良く話していたり。
ロボが千島を弄っていたり。
山内さんがギドの通訳をしていたり。
ノブヤスと水内は相変わらずで、
大柴が2年前より痩せていてびっくりしたり。


うれしくてうれしくて。

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試合後の選手たちは、疲れている。
現地で共に戦った仲間ならば、
気象条件や行程も同じ環境を共有したはず。

それならば、
選手・スタッフとの距離をどのように保てばいいか分かるはず。
バス囲ったりスタジアムに籠城したりすることと、
「行為」そのものは何ら変わらないと思う。

他クラブがどうか知らないけれど、
その距離感も「浦和らしさ」だったはず。


一番欲しいものは何?


勝って欲しいから。
強い浦和であって欲しいから。
そうなるために最良の選択をする。
選手が練習に集中できるように、
試合の疲れを少しでも早く回復できるように、
プライベートはリラックスして過ごせるように。

“浦和ファン”ならば仕方ないかも知れないけど、
“サポーター”と名乗るなら、考えて欲しいな。


[追記]
「だから黒ユニ(青)は…」
と溜め息ついた人の中に、
19年前の惨状を目の当たりにしていた人って、
どれくらいいるのかな。
ユニフォームのせいじゃないくて、
そう思うことがもう、負けてるんじゃないのかな。

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