まさかとは思うけど、
素人の声を本気にした訳じゃないよね。
「○○イラネ!」
なんて味方の選手に平気で言う輩や、
スタンドから怒号を浴びせる声に反応したんじゃないよね。
確かに、エメやワシントンとは違った。
卓越した技術もなければ、
超越したスピードや力強さがあった訳でもない。
印象に残るゴールも少ないかな。
競れないと言われてるけど、
DFの前に出る、相手マークを引き付ける力はあったんだ。
動かないと言われているけど、
守備にまで奔走するブラジル人FWなんて、いないよ。
裏を抜ける能力は、間違いなくあった。
それを活かし切れなかったのは、
浦和の方向性がいつまでも定まらなかったから。
今の浦和に彼以上のFWはいない。
クリスマスにも帰らない、震災でも日本に留まるなんて、
今までいなかったんじゃないかな。
得点の匂いがエジからしか漂わない中で、
孤立する前線で心無い野次に苦しめながら、
3人に囲まれてロストしてもブーイング。
逆境、だったよね。
貴方がいなければ勝てなかった試合が、
どれだけあったことか。
こんな形で“9番”を失うなんて、
ウチは何処に向かおうとしているのだろう。
どんな言葉がいいのかな。
ごめんなさい、かな。
ありがとう、かな。
うまく言葉が見つからないや。
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