「誇」-URAWA REDS-
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いつか見た風景。
朝の国立、列を為す人たち。
どうも勝手が違う千駄ヶ谷門。
決勝戦。
それが当たり前だった頃もあった。
「磐田戦もこうなるといいんだけどね」
「ならないよね、きっと」

開門と同時に走り出す。
「こうなっちゃうのか…」
積み重ねたものがまたひとつ、失われている。

GK加藤
DF暢久・濱田・永田・平川
MF柏木・啓太・直輝・梅崎・原口
FWセルヒオ
リザーブ山岸・坪井・スピラ・岡本・小島・峻希・ランコ
「暢久なんだ、やっぱり」
前日会見でスタメン出場を匂わせていた暢久がスタメン。
「守備的だよね」
「サイドに不安があるってことかな」
監督の個性を感じるベンチ入りメンバー。

「勝ちたい、勝たせたい」
次に繫がる試合を、と思っていたのに。
対面の色を見て、変わった。
眼下の白いユニを見て、変わった。
「あいつらだけには負けたくない」
栄冠を掴むためじゃなくて、立ち塞がる敵を倒したいから。

「重いなぁ」
「カップ戦、だよね」
慎重な立ち上がり。
人もボールも動かない。
「厳しい戦いになりそうだな」
予想より暑い、直射日光が眩しい。
「キツいだろうな」
消耗戦になりそうな様相。
12分、梅崎に警告。
「早いな、それで出すのか…」
主審は東城氏。
「この試合に東城さんはないよなぁ」

深く守り前線に託す浦和。
セルヒオの単独突破、ポジションを激しく動かす直輝、原口、梅崎。
約束事をしっかりこなす鹿島。
「そんなに怖くないんだけどな」
相手の落ち着きに飲み込まれそうな展開。
「ノブヒロっ!」
右サイドからクロス気味のシュート。
ノブヒロが右手一本で弾き返す。
「これがあるんだよね、鹿島は」
一瞬の隙が命取りになる。

「ウメ!!」
セルと原口が崩す、梅崎が狙う。
「枠に入ってたよね」
少ないチャンス、薄い攻撃から得点機会を伺う。
43分、相手15番に警告。
「やっと向こうにも出したか」
押し込まれる浦和、
何でもいい、何か有利な材料が欲しい。

前半終了、浦和0-0鹿島。

47分、直輝に警告。
「それはないだろ!?」
小さな体躯を挺し、相手に挑む直輝。
「えっ?何で??」
50分、直輝に警告、退場。
「厳し過ぎるだろ!?」
足の長いスライディング。
「注意くらいにしてくれればいいのに」
10人対11人。
相手は試合巧者、鹿島。
「磐田戦、直輝もいないのか…」
「延長まで覚悟しないといけないかもな」
守り抜いた前半、これからだと意気込んだ後半。
出鼻を挫かれる。
「大丈夫、大丈夫だよ」
俺たちがいる、俺たちが力になるから。

「惜しい!」
梅崎の強烈なシュートはサイドネット。
「そうだ、チャンスあるんだから」
圧倒的な強さは感じない、
それなのに、じわじわと追い詰められる感覚に襲われる。
「負けてたまるか」
気持ちは強く、選手を信じて。
引いて守る。
跳ね返したボールは、相手ボール。
「大丈夫、大丈夫だから」
何度もあった。
鹿島とはこんなこと、何度もあった。
「しっかり、大丈夫だよ」
信じて戦う、懸命に戦う選手たちを鼓舞するために。

76分、梅崎out峻希in。
「そっか、なるほどな」
より守備的な、よりフレッシュな選手を投入。
「120分、戦う気だな」
無失点に抑えれば勝機はある。
それが、堀くんの意図か。
原口のドリブル、1人交わす、2人交わす。
「シュートだ、シュートで終わるんだ」
「いいよ、いいぞグッチ」
左サイド、絡みつく15番。
「ファールだろ!」
80分、鹿島15番に警告、退場。
「これでイーブンだ」
厳しい判定、不服を露わにする彼の国。
「異議だろ、7番!」
11人なら面白い試合だったのに。
主審の演出に振り回される。

アディショナルタイム3分。
「もうこんな時間だったのか」
押し込む鹿島、疲労の色濃い浦和。

後半終了、浦和0-0鹿島。

91分、啓太out小島in。
「うまく捌いてくれよ、頼むぞ」
狭い通路、跳ね辛い。
広い大空、声が抜ける。
「頑張ろう、頑張ろう」

一方的に攻められる。
永田が、水輝がラインを破らせない。
「大丈夫、大丈夫だ」
ヒラ、暢久に駆け上がる余力がない。
「峻希!!」
原口のパスに反応した峻希のシュート。
「正面か…」
照りつく太陽、皮膚が痛い。
サイドに振られる、DFが翻弄される。
「あっ…」
延長前半15分、鹿島先制0-1。
「大丈夫、まだ大丈夫だから」
戦う選手たちに、勇気を与えたい。
俺たちがいるから、俺たちがついているから。

延長後半2分、暢久out坪井in。
「ん?どういうことだ?」
水輝が前線に上がる。
「パワープレイか」
左から原口のクロス、峻希が飛び込む。
「FWじゃないからなぁ」
ヘディングシュートは勢いなく外れていく。
いなす鹿島、諦めない浦和。
柏木が深い位置からボールを供給する。
「水輝!」
ポストをこなす、セルが原口がボールを拾う。
「打て!打て!」
中央でボールを受けるセルヒオ。
「決まってくれ!」
シュートはポストの左。
「チクショウ…」
枯れる声、強張る腕。

GKの遅延行為。
「あんな奴に負けたくないんだ…」

主審の両手が上がる。
崩れ落ちる選手たち。
「良くやった、良くやったよ」
この舞台で、今の状況で、これだけ戦った。
次は、僕たちがしっかりしないと。

残り4戦。
決勝戦は、これからも続くんだ。

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次、磐田戦。
啓太がいない、直輝を失ってしまった。
120分の激闘、木曜日のリーグ戦。

倒れ込む選手たち、号泣する梅崎司。
最後までチームを牽引し続けた柏木陽介。
エスクデロセルヒオ、原口元気の執着心。
相手の攻撃を防ぎ続けた永田充、平川忠亮。
前線で一度も負けなかった濱田水輝。
加藤順大の右手一本。
101試合目、山田暢久。

久し振りなのかな、と感じられる人も散見したスタンド。
選手たちに、浦和に何かを感じたなら、
力を貸して欲しい。
次、磐田戦。
心臓と要を欠いて戦わなければいけない。
大きな舞台で戦う喜びを伝えてくれた選手たちに、
前を向く力を与えて欲しい。

大切な、大切な磐田戦、仙台戦。
クラブの未来を左右する、大きな試合。
苦笑いでもいいから、笑って終われるように。


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次に繋がる試合をしてくれればいい。

それは、嘘だった。

優勝出来なくて悔しい?

それもあるけど、

彼の国に負けたことが悔しい。


力負けだけど、認めたくないんだ。

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MDP、買った?

広告、ないんだよ。

その代り、カードは挟まれてるの。

ナビスコ杯だからね。
J主管試合だからね。
いつものMDPじゃ、国立で販売出来ないものね。

それでも、発行された。
しかも、競技場内売店で販売される。

色々な人の努力と協力があって、
僕らの“戦闘紙”が出来た。


みんなが出来ることを少しずつ。
浦和だから出来ること。
口を開けて待ってるだけじゃ手に入らないもの。
誰かを批判することでは生まれないもの。


さ、行こうか。

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2008年、日本代表・梅崎司加入。

2010年、日本代表・柏木陽介加入。

大きな希望を胸に、ビッグクラブと言われる浦和へ。

こんなはずじゃなかった。
試合出場もままならない。
スタメンを勝ち取る頃、チームは崩壊への道を歩み始める。
そして、怪我との戦い。

これでいいのか。
航海の道筋は間違っていない。
けれど、目的地はどこにあるのか。
春先のダッシュ、夏場の停滞、秋口の寂寥。
調子乗りが、調子に乗れない。


せっかくウチを選んでくれたのに、
大きな野望を抱いていたのに。
苦しいシーズン、苦しい試合ばかり。
背負うものばかり大きくて、
大きく羽ばたくきっかけになっていない気がして。

こんなところで燻ってる選手じゃない。
未来への扉を開ける日に。
こんな浦和でも、懸命に戦ってくれるふたりのために。

頑張ろう。




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寒い朝。
浦和市内より1~2℃低いかな。
日差しが嬉しい季節になったんだな、と。

たくさんいたよ、今朝の埼スタ。
これはいつも埼スタに参じている人なのか、
それとも今回限りなのか。

誰にとっても“いいきっかけ”になるといいな。
「勝ってくれ」じゃなくて、
「勝とう」になれば、
ウチは元の位置に戻ることが、出来るような気がするんだ。

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ずっといい試合ばかりじゃない。
横浜戦もね、ラッキーなPKがなかったら、
相手の術中に嵌っていたかも知れないし。
週末は、堀くんが監督になって2戦目の試合。

「国立行くぞ、約束の地に戻るんだ」
厳しい戦いが続くリーグ戦があっても、
カップ戦がきっかけになるなら、
試合数は多い方がいい。
勝って自信をつけて欲しい。
だから、
寂しいスタジアムで、声を枯らしていた。
でもね、
目を吊り上げて叫んでるリーグ戦よりも、
代表選手のいないカップ戦の方が、気楽だったのも事実なんだ。
人が少ない分、余計な野次も少なかったし。
6戦負けなしで決勝進出。
フロックでこの成績は残せない。
何回も言うよ。
これは選手と前監督、スタッフのおかげ。
僕らは何もしていない。
この舞台に誘ってくれたことに、感謝しなくちゃ。


どんな気持ちでその日を迎えるのだろう。
きっと、いつものように勝ちたい気持ちが湧き起るだろうな。
そう思っていたけれど、
どうやら違うみたい。

上手く利用して欲しい。
磐田戦に繫がる良い準備をして欲しい。
もちろん、勝って勢いに乗って欲しい。
それとね、
出来ることなら、
勝ち試合を見に来た人が、
その後の4試合は勝たせるために来場してくれるようになればいいな、と。

勝敗に関係なく、強い疲労が残る大きな舞台。
直後の試合には、足が止まることもあるだろう。
そんな時、僕らの声であと一歩が出せるなら。
ナビスコ杯の恩返し、しようよ。
週末とその後の埼スタ3試合は、セット券だよね。


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何かいいこと、あるかも。

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限定レプリカ。
胸元に湿疹が出そうなデザインだよ。
変な字が書いてある。
やだ、もう。

試合翌日に選手イベントだって。
フル出場した選手も参加したのね。
悪いことではないけど、
選手は試合に集中してくれればそれでいいんだけどな。
選手が観たいなら、スタジアムに行けばいいんだし。


何かが変わった。
目指すものが変わった。
大切にすべきものが変わった。
別に浦和じゃなくてもいいことばかり。


その潮流に流されるべきなのかなぁ。
僕は嫌なんだけど、
そうしなければいけないものなのかなぁ。
何もしないことイコール、
サービスが悪いとは限らないと思うんだよなぁ。
何故やらないのか、
何故そうするのかを明らかにすれば、
それも特長になると思うんだけど。
間違ってるのかなぁ。

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10月末なのに、何でこんなに暑いの。
デブの夏は、いつ終わるんだろう。
あついあついあつい。

だから、デッカイ肉を食うよ。

ワイルドだよ。
柔らかくないよ。
ACLのとき、シドニーで食べた肉みたいだよ。

ちょっとコピーしようとしたら、
こんなの貼ってあったぞ。
『新』ってどれだ?
『旧』は使えるのか?
伊藤くんもOKなのか?

まさかね。


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コレオが標準仕様にされていたり、
毎試合くれてたお菓子が、
決勝戦当日だけにもらえる特別なものになっていたり、
親善試合でも国際試合でもないのに、
よりにもよって何でアレと同じ素材に収まらなきゃいけないの?
というグッズが販売されていたり。

浦島太郎だよ、もう。

一応ね、4度目ともなると
特別な興奮はなくなるもんだね。
(本当は別な試合のことで頭がいっぱいだからだけど)

金曜日も土曜日も早起きして。
最初は調子に乗り過ぎて、酔っ払い放しだったけど、
2回目は落ち着いて万全の準備で臨んだけど、
3回目は、、、あれ?どうだったっけ?


4回目は、どんな気持ちでその日を迎えるんだろう。



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「来年は来れないのかな」
大きなスタジアム、ちらつく影。
やってやる、やらなければ。
そう思ってるけど、不安なものは不安なんだ。

いつもとルートを変えようとしたけれど、
向く足は結局、無意識にいつもと同じ道。
切羽詰ってる。
堀くんが監督に就任してわずか2日。
何が出来るのか、
どう導いていくのか。
もし失敗したら、また罵詈雑言を浴びせる輩が現れるのか。
やりきれない気持ち、割り切れない気持ちを抱えたまま
いつもと違う、1階席に向かう。

GK加藤
DF平川・濱田・永田・宇賀神
MF柏木・啓太・直輝・梅崎・原口
FWセルヒオ・
リザーブ山岸・坪井・スピラ・小島・峻希・高崎・マゾーラ
ランコがいない、スピラはベンチ。
啓太の前に直輝と柏木。
セルヒオの1トップ。
「堀くんのサッカーだよね」
「2トップが機能してただけに、どうなんだろう」
「啓太がどこまで頑張れるか、かな」

繋ぐ意識の強い浦和。
「だよね、そうなるよね」
パスは回る、後は誰が決めるのか。
「しっかり、頼むぞ」
ここで躓けば、限りなく希望が潰える。
気合が入らない訳がない。
「真ん中空けるな!」
DFにスペースが出来る。
「あっ!」
4分、横浜先制1-0。
「やってないからな…」
監督就任3日目。
出来ることは限られていたはず。
「負けられない、頑張ろう」
萎えたら負ける、希望を捨てたら負ける。
選手たちと共に、戦い続けるんだ。

「啓太が起点になってるんだよな」
扇の要になる啓太。
「捌ける選手じゃないから、キツイんじゃないかな」
攻める浦和をコントロールする横浜。
「慌てるな」
前に向かう意識が強過ぎるのか、攻め急いでいる。
「ゆっくり、落ち着いて」
やってることは間違いじゃない、きっと追い付けるはず。

「出せよ!」
相手25番が倒れる、試合を止める。
「自爆だろ?」
主審は山本氏。
ナーバスな笛、接触プレーは悉くファール。
「やり辛いな」
直輝から原口にボールが渡る。
「打てる、打てるぞ!」
シュートはクロスバー直撃。
“形”が現れるようになる。

「もう25分か…」
中心から声が消える。
「何で?ワザとなのか?」
急いているのは、僕の方かも知れない。
ウガが上がる。
「うわっ!」
「シュートだよね?」
大きく上に外れていくボール。
「どうする?打つのか?」
「またか…、今度はシュート?」
積極的に駆け上がる宇賀神。
「もうちょっと枠に飛ばないかなぁ」
数少ないチャンス、何とか生かしたい。
45分、平川に警告。
「痛いな、これは」

前半終了、横浜0-1浦和。

「ボランチの所かな」
「前に急ぎ過ぎてるかもね」
選手たちから強い気持ちが伝わる。
その気持ちがちょっと、空回りしているかも知れない。

右サイドからクロスが上がる。
PA内、直輝が競る、倒される。
「よっしゃ!」
スポットを指す主審。
「今日の基準だとPKだよな」
「誰が蹴るんだ?」
「セル?柏木?」
「直輝だ、得意じゃないよな確か」
ぱらつく拍手。
「静かに!」
GKが弾く、柏木が詰める。
「押し込め!頼む」
原口がこぼれ球に反応。
4分、浦和同点1-1。
喜びに沸く選手。
「戻れ、早く!」
まだ追い付いただけ。
勝つ、勝つんだ。

57分横浜、渡邉out小野in。
「嫌な奴が出て来たな」
苦手が去り、苦手が入る。
ゴールキックは相手ボール、セカンドボールも拾えない。
それでもボールに食らい付く。
「セル、いいぞ!」
「柏木!啓太!」
永田、濱田も最終ラインを割らせない。
「頑張れ、しっかり」

早いリスタート、梅崎が右サイドを駆ける。
「あるぞ、どっちにする?」
セル、原口がゴールに向かう。
半身で下がるDF。
「打っちったか…」
「入った!!!」
狭いニアサイド、ミドルシュートが突き刺さる。
61分、浦和逆転1-2。
「やった!やったぞ!」
次々に仲間たちとタッチを交わす。
「勝てる、勝つぞ!」

相変わらず煩い笛、プレーが止まる。
止まる度に流れが横浜に傾いていく。
「頑張れ、頼むぞ」
あらぬ限りの力をピッチに注ぐ。
スタンドが、ひとつになる。

67分、宇賀神out峻希in。
「なるほど」
左に流れる相手のケア。
理解し易い采配。
「セル!!」
右サイド、セルヒオが抜け出す。
「そのまま、そのまま突っ込め!」
「打ったのか…」
ロングシュートはバーの上。
68分、啓太に警告。
「異議だよね」
「気持ちは分かるけど、勿体ないな」
「代わりのいない選手だからね」
タテに裏に、ワイドな展開に持ち込む横浜。
競り合う、笛が鳴る、横浜のFK。
「何で、それで?」
厳しい判定に泣かされる浦和。

直輝から長いボールが前線に。
「グッチ!!!」
全速力で走る原口。
「追い付いた!」
「惜しい!!」
シュートはポストに嫌われる。
「凄いよ、これだよこれ」
あの世代が、輝いている。

80分、梅崎out高崎in。
「高崎、頼むぞ」
前線で身体を張る高崎。
「負けたっていいんだ、時間稼げ」
85分、直輝に警告。
「仕方ない、仕方ない」
FK、FK、FK。
右から、左から浴びせられるFK。
「ノブヒロ!」
「そろそろスピラじゃないのかな」
44分、セルヒオout坪井in。
「そっか、なるほどな」
峻希が1枚上がる、その後に坪井が入る。
「ツボ!」
ウチには、頼もしいベテランがいる。

アディショナルタイム4分。
「そんなに!?」
相手のパワプレー、必死に守る浦和。
「まだか?」
4分を経過しても笛は鳴らない。
「早く、早く終わってくれ」

横浜1-2浦和。
堀くんのもとに選手、スタッフが集まる。
「優勝したみたいじゃん」
毒づく口先、にやける口元。
苦しい時だから、みんなで戦うんだ。
浦和なら出来る。
「あと4試合、4試合だ」
広げるマフラーの横をすり抜ける。


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決勝も大事な試合だけど、
こなさなきゃいけない試合なら、
勝つために戦うけれど。
お祭りムードはどうかと思うけど、
リーグ戦と同じテンションで戦うのも、
ダメージが心配になるね。

次節対戦する磐田は惨敗。
その次に対戦する仙台は、ホームで川崎と引き分け。
甲府と大宮は敗戦、新潟は勝ち。
福岡は今年の目標を失った。
こうして一喜一憂しながら最終戦までもつれるのかな。

ウチは週末にカップ戦を戦った後、中3日でリーグ戦。
後半70分くらいかな。
僕らの目線でも運動量が落ちたことを感じるのは。
土曜日に国立に行く人は是非、
その後の埼玉スタジアムにも足を運んで欲しいな。
どの試合も大事だけど、
僕らのアドバンテージを生かせるのはね、
ホームスタジアムだから。

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痛いなぁ。
いつもと違う場所が痛いぞ。
おかしいなぁ、こんなとこ使った記憶ないのにな。

余計な力が入ってたんだなぁ。
リキみが逸りにならなくて良かったよ。
言葉だけの世界では伝わらない、
言葉だけのヒトには分からない、
「浦和」というキーワードを大切に思う人たちが、
全員で掴んだ勝利だったね。

いい試合とは言い難いけど、
手放しで喜べる状況ではないけれど、
選手たちの思い、監督・スタッフの思いが
伝わって来たよ。

あと4試合。
決勝戦はまだまだ続く。
土曜日を挟んで、次は11月3日。
ホームで戦うことが、有利になるように。
浦和だから言えることだったはず。


僕たちに出来ること。
今やらずに誰がやる?


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まずひとつ。
これでひとつクリア。

あと4つ。
まだまだこれから。


頑張ること。
諦めないこと。
全員で戦うこと。


どんなことがあっても、
どんな結末が待ち受けていようとも。
100%戦うだけさ。

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