乙女高原ファンクラブ活動ブログ

「乙女高原の自然を次の世代に!」を合言葉に2001年から活動を始めた乙女高原ファンクラブの,2011年秋からの活動記録。

乙女高原案内人養成講座 1日目

2024年05月26日 | 乙女高原案内人
 乙女高原養成講座第1日目は、万力公園北の山梨市民会館が会場でした。スタッフに立候補くださった9人が早めに集まり、会場作りや受付の準備をしてくださいました。会館のエントランスは1階ではなく2階、会場は3階です。初めて来られた方が迷わないように、スタッフの駒田さんと鈴木さんが案内板を持って受講者を誘導してくださいました。
 受講者は23名。申し込みは30名ぴったりで、「これだったら誰かに受講お断りの連絡をしなくて済むな」と喜んだのも束の間。キャンセルが続出し、結局23名になりました。23名の皆様、これから三日間よろしくお願いします。

 開講式は、代表世話人・三枝さんのあいさつに続き、スタッフ全員の自己紹介。式に続いてオリエンテーションです。今日の日程や留意事項等を植原が説明しました。

 トイレや準備の時間を取り、いよいよ今日の「1時間目」インタープリテーション野外実習が始まりました。植原は「スタッフ」と書かれた名札をひっくり返して「講師」の名札にしました。

 行ったアクティビティは2つ。一つ目を行うために2列に並んでもらい、そのまま、ちどり湖畔に移動しました。ここで暫く目の前の同じ風景を二人で「観察」します。前列の一人はとにかく一生懸命に風景を覚えます。後列の人は相方に出題するクイズを3つ考えながら見ます。クイズには2つ条件があって、一つは「はい・いいえで答えられる」こと、もう一つは「知識を問わないこと(たとえば「白い木はありましたか」はセーフですが、「シラカバはありましたか」はアウト)」です。3分ほど黙って風景を眺めた後、「クイズを出される側」前列が回れ右して、相方と向き合い、クイズを受けてたちました。どこからも和やかな声が聞こえてきました。

 この「風景描写ゲーム」は、自然観察というと視野が狭くなりがちな私たちの意識を広くすることと、知り合って間もない人たちに会話する機会を「強制的に」作って場を和ませる※という二つの目的で行った」ことを説明しました。
 さあ、攻守交替です。同じ「風景」をネタにしたのでは面白くないので、場所を移動して2ラウンド目を行いました。

※緊張を解くという意味で「アイスブレーキング(氷を解かす)」アクティビティと呼ばれることがあります。

 二つ目のアクティビティは、湖畔の生垣の中からいつの間にか自然に生えてきた木をネタにしました。「生垣から若い木がいくつか出ていますね。生垣のここからここまでの間に何種類の若い木があるかを数えてください。何本…ではなく、何種類ですよ」しばらく時間をとった後に聞いてみると、4種類から8種類ありました。同じ自然を見ているはずなのに、なんでこんなに違うんでしょうね?…それには触れず、次に進みます。
 受講者の皆さんにバインダーとワークシートを配り、トランプを引いてもらいました。この作業はスタッフに音頭をとっていただきました。その間に、私は、若木の幾つかに番号の書かれた荷札をくくりつけました。受講者には、自分が引いたトランプと同じ番号の若木のところに行ってもらい、ワークシートに沿って、まずは葉っぱ1枚をスケッチしてもらいました。
 次に、その若木と「想定問答」してもらいました。想定問答とは、公務員の仕事言葉で、たとえば県議会で議員さんからどんな質問が来るかを予測して、その返答を事前に用意しておくことです。自然は自らしゃべってくれません。ですから、自然観察では、相手の生き物などに聞きたいことを自分で考え、それに対して相手からどんな答えが返ってくるかを観て察しなくてはなりません。それってまさに想定問答だと思いませんか?想定問答の内容もワークシートに書いてもらいました。

 ある程度時間を取って、二つのワークに取り組んでいただいてから、今度は、同じ番号を引いた人、つまりは同じ若木を観察した人で、想定問答の中身を披露しあいました。一人ひとりでスケッチしたり想定問答したりしたのは「自然観察」ですが、それを分かち合えば「自然観察会」です。
 インタープリターとは、何かを教える人・講師…というより、このように、人々が自然に触れ合う機会を作ったり、自然観察したことを他の人と分かち合えるように促したりする人のことです。
 ところで、「若木が何種類あったのか」の答え合わせはしませんでした。受講者の皆さんには、もやもやが残ってしまったかもしれませんね。このように、最後に答えを言ってしまわないような終わり方をオープンエンドといいます。もやもやが次の観察につながります。
 万力公園には立派な森もあるのですが、そこには行かず、会館の玄関から10m以内でプログラムが終了しました。自然観察はどこでもできるんです。

 市民会館の会議室に戻り、2時間目、植原の「講義・インタープリテーション」があり、お昼になりました。午後からは3時間目、伏見 勝さんの「講義・自然の保護」と、

4時間目、古明地登吉さんの「講義・乙女高原の歴史」がありました。

「講義・インタープリテーション」で出てきたワードが再度「講義・自然の保護」でも出てきたことに気づかれましたか?

 全3日間の養成講座の1日目がこうして終わりました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学校の子どもたちを乙女高原案内

2023年09月05日 | 乙女高原案内人

 山梨市内の学校が乙女高原を訪れて自然観察学習するのを「乙女高原案内人」がサポートする・・・というのをもう21年続けています。旧牧丘町内の全3小学校を案内する年も7年間続きました。旧牧丘町内の小学校は「笛川小学校」に統合されました。雨で中止になった年はありますが、統合後もずっと5年生を案内しています。


 今年はさらに「日下部小学校」からも案内のリクエストがありました。喜んでお引き受けしました。とはいえ、案内人の減少と高齢化は止められません。これを読んでいる方で「子どもたちと一緒に自然観察を楽しみたい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひご連絡をいただきたいと思います。『教えてうえちゃん・乙女高原スペシャル』動画や『乙女高原の自然観察』ガイドブックで事前に「研修」しておくことができますし、なにより、「子どもたちと一緒にお散歩しながら自然を楽しむ」という気持ちが大切だと思います。「何かを教えよう」という態度だと、かえって子どもたちも楽しめません。

 さて、笛川小学校の5年生20人が引率の先生と一緒にスクールバスでいらっしゃったのは9月5日(火)でした。ですが、8月31 日に植原が笛川小学校を訪れて、子どもたちにスライドの写真などを見せながら、乙女高原の今の様子や、草原保全の要となる草刈りの意義や歴史、乙女高原のキーストーン種であるマルハナバチの説明などをしました。こういうのを事前学習といいます。また、このときに担任の先生と打ち合わせをしたので、その結果をもとに、参画する乙女高原案内人の打ち合わせをマルハナバチ調べ隊の終了後に行いました。このような準備をして、当日を迎えたわけです。

 トイレを済ませ、一休み後「はじめの会」が始まりました。司会は子どもがしていました。案内人から一人一言、自己紹介をしました。事前に子どもたちは一人一人の希望をもとにを3つの班に分かれていました。その班ごとに自然観察ハイキンに出発しました。途中で水分補給することを徹底しました。
 ブナ爺班は、案内人の角田さん・松林さんと一緒にブナ爺さんのもとに向かいました。ブナ爺さんのウエストを巻き尺で測って、同じ大きさのわっかがどれくらい広いか確かめていたようです。谷地坊主班は植原がお相手をしました。途中、「なぜ、ここの遊歩道を使わなくなったのか」や「この小さな四角い柵は何なのか」などの説明をしながら、谷地坊主を見に行きました。草原満喫班は芳賀さんや駒田さんと一緒に、草原でじっくりお花たちやマルハナバチを見て来たようです。
 どの班もペットボトルで作った昆虫観察グッズが大活躍。普通、昆虫観察器というとカップ状になっていて、上からしか覗けないのですが、これは全方位から見ることができます。虫を入れる時も口が広いので入れやすいし、このような容器の中に入っていると、虫嫌いな子も顔を近づけることができます。なんといっても、虫を子どもたちの魔の手から(!?)守ることができます。これは滋賀県在住の自然観察指導員が考案したものです。自然観察会でとっても重宝しますよ。

 自然観察ハイキングから帰ってきたら、一休みして、あとは各自で自由に自然観察する時間にしました。各班で帰ってくる時間はまちまちですし、学校でこのような「校外学習」を企画すると、たいがい次から次へとスケジュールをこなすようになっていて、子どもたちの自由時間などないからと考え、設定しました。
 ところが、初めて乙女高原を訪れる子が多かったし、高原とはいえ暑かったので、ほとんどの子は木陰で休んでいました。こういうときは、先生方が「ガキ大将」の役割をして子どもたちを積極的に「追い出す」「誘って連れ出す」のがいいかなと思いました。

 「おわりの会」も子どもたちが司会進行し、私たち案内人も一言ずつ感想を述べさせてもらい、子どもたちとさよならをしました。子どもたちを見送って後、みんなでお昼を食べながら歓談しました。「なかなか孫に会えないからねー。孫と一緒に歩けたようで楽しかったよ」という話が印象的でした。

 日下部小学校の4年生56名が引率の先生方と乙女高原に来られたのは9月12日(火)でした。流れは笛川小とほとんど同じでしたが、もちろん学校によって、例えば児童数や学年、学習のめあてなどが違うので、学校に応じてカスタマイズしています。


 たとえば、日下部小は56名と子どもの数が多いので3班ではなく、4班にしました。ブナ爺班:角田・松林、谷地坊主班:植原、草原満喫班:駒田のほかに、案内人の鈴木さんにお願いし、草原が森に変わらないヒミツを探っていく草原の謎班を新たに作りました。
 また、日下部小の方が笛川小より遠いので、後半の自由時間が少なくなりました。しかも、結局、大人数でトイレの時間がかかり、自由時間はほとんどとれませんでした。でも、臨機応変でいいのです。スケジュールは絶対的なものではなく、あくまで目安です。とはいえ、「終わる時刻」は厳守です。

 子どもたちを見送った後、案内人のみんなでお昼を食べました。来年、もっと多くの学校から案内リクエストがあるといいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乙女高原案内人●夏休み中の案内活動 7/22,23,29,30, 8/5,6

2023年08月06日 | 乙女高原案内人

乙女高原ファンクラブには「乙女高原案内人」を養成して、乙女高原で活動していただくというプロジェクトがあまりす。案内人の皆さんはファンクラブの活動を中心になって支えてくださっていますが、夏休み中の週末に交代で、乙女高原で案内するという活動も行っています。

今年の活動日は7/22~8/6までの週末6日間。今日で無事終わりました。案内の様子を角田さんがユーチューブにアップしてくださいました。ぜひご覧ください。
https://youtu.be/_kwO9ikOyms

なお、案内人活動と並行して、外来種の駆除作業を行いました。

メマツヨイグサとヒメジョオンです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

笛川小学校の乙女高原自然体験学習

2022年09月02日 | 乙女高原案内人

 笛川小学校は乙女高原に一番近い小学校です。2016年にこの地域にあった4つの小学校が統合してできた、新しい小学校です。笛川小学校では毎年5年生が「総合的な学習の時間」を使って乙女高原について調べ学習を行い、その一環として、実際に乙女高原を訪れ、体験学習をしています。そのお手伝いを乙女高原ファンクラブ・乙女高原案内人が行っています。
 ところが、ここ2年間、新型コロナ感染拡大や天候不順のために、子どもたちが実際に乙女高原を歩くことができていませんでした。今年は3年ぶりのリベンジだったわけですが、コロナ感染は高止まりしているし、台風11号と秋雨前線のせいなのか、雨ばかり降っています。今回も実施は危うかったのですが、なんとか実施することができました。子どもたちはとてもいい顔で、乙女高原内を歩いていました。ここでは、その準備段階からレポートしたいと思います。

■8月22日(月)、子どもたちの指導をすることになった三枝さん、芳賀さん、植原で乙女高原に集まりました。まずは、当日、雨の場合や、具合が悪い子が出たときのために、ロッジのホールを3人でそうじしました。大きなアブの死体が床やテーブルの上にたくさんあって、びっくりしました。
 その後、テーブルに座って、子どもの人数や指導時間を3人で確認し、どんなプログラムにするかを話し合いました。子どもたちは27人も来るので、全員一緒だと目が行き届かないし、細かいものを観察するのが全員では難しいです。また、同じルートを使うと待ち時間が生じてしまいます。そこで、子どもたちをあらかじめ3グループに分けてもらい、それぞれに案内人がついて、違うコースで観察することにしました。「ブナ爺コース」「谷地坊主コース」「草原満喫コース」の3コースとし、それぞれ三枝さん、植原、芳賀さんが担当することにしました。コースによって帰ってくる時刻が違ってしまうので、早く帰ってきたグループから、自由に草原を歩いていいことにしました。そのほか、こまごまとしたことを決めた後、草原を一周、下見をしました。

■8月23日(火)には、植原が笛川小を訪れ、5年生の担任の先生と打ち合わせをしました。前日、案内人で話し合ったことを提案し、最終的にどうするかは学校側で決めていただくことにしました。以前に観察指導したときは、乙女高原の歴史等も説明していましたが、乙女高原に滞在している間は、できるだけ乙女高原の自然にじかに触れさせたい・・・との思いで、歴史等は当日前に植原が教室に出向いてお話させていただくことにしました。

■8月31日(水)の4校時に、5年生の教室でお話をさせていただきました。まずは歴史の話。今年=2022年を基点として、少しずつさかのぼっていきました。以下は私の授業メモです。

 ・・・ボランティアによる草刈り(草原保全のため)・・・
 2022年(今 年) 23年目・21回目の草刈りボランティア
 2000年(22年前) 第1回草刈りボランティア

    ・・・自分たちが草刈りしないと、草原が森になる!

 ・・・スキー場のための草刈り(雪の上に枯草が出ないように)・・・
  2000年(22年前) 乙女高原スキー場の終了
 1951年(71年前) 乙女高原スキー場オープン

    ・・・スキー場のための草刈り開始

 ・・・生活のための草刈り(肥料にしたり飼料にしたり)・・・
  明治~戦前   西保の人たちの草刈り場・・肥料として、馬の飼料として


   ※途中で大事件が起こる!(官民有区分~恩賜林)
 1911年(111年前) 恩賜林(=県有林) 山梨県の面積の1/3、森林の1/2
 1907年(115年前) 明治40年の大水害 峡東で死者233人、全壊・流失家屋5767戸
 1877年(145年前) 天皇の土地(御料林)になった・・・立ち入り禁止・世話もできない
  江戸時代   西保の人たちの草刈り場(入会地)・・・肥料として、馬の飼料として

 これに沿って、黒板に書きながら説明しました。下から1生活のための草刈り➝2スキーのための草刈り➝3草原保全のための草刈りと、目的は変わっていますが、草刈りが連綿と続いてきたことが分かります。
 次に、乙女高原の今の景色と、これから季節がかわると、それがどのように変化するかを映像を見せながら説明しました。乙女高原の草刈りボランティアが毎年11月23日に行われることも紹介しました。

■9月2日(金)。このところずっとぐずついた天気で、これからもそれが続く予報。朝は明るかった空も、だんだん暗くなり、9時過ぎには雨が降り始め、子どもたちを迎える9時半少し前には本降りになりました。雨具を着て、覚悟を決めたのですが、子どもたちが到着するころには雨が上がり、結局、子どもたちが帰るまで雨には降られませんでした。本当にラッキーでした。
 一昨日に話すことは話してあったので、案内人の自己紹介をした後、さっそく草原の中を歩き始めました。植原が担当した谷地坊主コースは10人。草花を紹介しようと「お花のフィールドガイドを出して」と言ったら「教室に忘れてきちゃいました」という子が続出。仕方がないので、忘れずに持ってきている子のフィールドガイドをまわりの子と一緒に観てもらいました。フィールドガイドに載っているお花には番号が付いています。「この花は何番だ?」と尋ねれば、「10番じゃないの?」「いえ、20番でしょう!」と話し合いができます。花の形や色、咲く時期を手掛かりに調べてもらいました。マルハナバチが登場すると、大盛り上がりです。「刺さない!?」と聞きながら、恐る恐る手を出す子がいます。意外かもしれませんが、マルハナバチはハチですが、めったなことでは人を刺すことはありません。 
 私が子どもたちに強く伝えたかったことは3つです。
 一つは、ツツジコースのシラカバです。「ここは23年前にボランティアによる草刈りが始まったときには若い森でした。この斜面はスキー場として使われなくなっていたからです。23年前にそれらの木を切ったら、レンゲツツジが息を吹き返し、花の時期には斜面全体が真っ赤に見えるくらいになりました。ここに3本ほどシラカバの木がありますが、その時に切らずに残しておいた木です。もし、23年前に切らなかったら、この高さの森になっていたはずです」
 二つ目は、閉鎖した遊歩道です。「ここはもともと遊歩道でしたが、雨が降ると川のようになってしまい、土まで流されてしまっていました。だから、23年前に刈った草を入れて、遊歩道として使わないことにして、草が生えてくるのを待ちました。23年経って、こうなりました」
 子どもたちから「今歩いている道にも枯草が敷いてあるね」という気づきが出されました。「いいところに気づいたね! 今も草刈りのときに、刈った草をこのように遊歩道に敷いて、遊歩道の土が流れないようにしているんだよ」
 三つ目は谷地坊主の成り立ちです。話の中味は省略しますが、乙女高原のいろいろな条件がうまくかみ合って、谷地坊主が作られていることを話しました。「奇跡だね」と言ってくれる子がいました。
 今回、「各コースとも1時間半をめどに歩いて、ロッジに戻ったら休み時間を取って、個人で自由に草原内を歩き回れる時間をとろう」という計画を立てました。谷地坊主コースの中に、「ゆうれいくさを見たよ」という子がいたので、自由時間に案内してもらいました。そこにはなんとギンリョウソウモドキ(別名アキノギンリョウソウ)がありました。「秋に咲く、ギンリョウソウにそっくりな植物がある」という話は聞いていましたが、乙女高原で見たのは初めてでした。子どもたちが見つけてくれたわけです。それがとてもうれしくて、子どもたちが帰る前に案内人が一人一言ずつあいさつをしたのですが、その中で紹介させていただきました。


 三枝さんのコースと芳賀さんのコースも、それぞれ楽しい体験をいっぱいしたようです。なんとミヤマクワガタのオスを見つけた子もいたそうです!!

 蟹の爪そっくりのカニノツメというきのこもありました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏のボランティア案内活動

2022年07月24日 | 乙女高原案内人

7月23日から「夏のボランティア案内活動」 が始まりました。

夏休み前半の土日を中心に、乙女高原案内人が交替で乙女高原グリーンロッジの駐車場にて、いらした方々の案内をします。

日程は、①7月23日(土)、②24日(日)、③30日(土)、④31日(日)

⑤8月6日(土=マルハナバチ調べ隊と同日)、⑥7日(日)、⑦11日(木/祝)

の7日間です。

第1日目の23日には角田さん夫妻が案内(インタープリテーション)活動をしてくださいました。二日日の今日はウエハラが行いました。

 

ウエハラが行った活動は以下の通りです。

 

◎案内活動の準備

 グリーンロッジに保管させてもらっているテーブルやちらし等を出して、セットします。

 

◎パンフレットの配布

 これが活動のメインになると思います。来た方に「乙女高原のお花のパンフレットはいりませんか?」と声を掛けます。たいていは「ください」という答えです。それをきっかけに会話が盛り上がることもあります。

 

◎ロッジ玄関の掲示板の更新

 ロッジ玄関にある「掲示板」の植物カードの更新。当日撮影するのを忘れてしまったので、写真は以前のものです。

 

◎雑用として・・・1

 マルハナバチがいっぱいいたので、ラインセンサス調査をしました。93頭。たくさんのマルハナバチが観察できました。

 

◎雑用として・・・2

 昨日も草原内の外来植物の抜き取りを行いましたが、まだまだあったので、今日も行いました。草原を散策している方々の誤解がないよう、「調査中」の腕章を付けて行いました。写真はヒメジオンです。

午前10時から午後3時まで行いました。途中でお弁当を食べたのですが、そのテーブルを訪問したゴマダラオトシブミです。

 

さて、ここからは、「手の内公開」です。

ロッジ内に保管されている「案内活動グッズ」です。買い物かごに入れてあります。そのまま、外に持ち出して、組み立てたテーブルの上に並べてください。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする