OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

HackRFでシミュレーション

2015-06-19 17:28:57 | GPS Signal Simulator
HackRFで再生できるGPS信号ファイルをgps-sdr-simで生成してみました.

HackRFのUSB 2.0のインターフェイスでは,4MHzのサンプリングレートは
厳しそうなので,2.6MHzに変更.

量子化ビットも,bladeRFの12ビットから8ビットに変更.

bladeRFでは,12ビットの信号を各2バイトでI,Qの順番に読み込んでいます.
HackRFでは,8ビットの信号を1バイトで読んでいるので,こちらも変更.

とりあえず,生成したファイルをHackRFで送信してみます.
再生の手順は,Record & Playbackのときと同じです.



ubloxのLEA-6Tで受信すると,問題なく測位できました.

 (クリックで拡大)

ただし,HackRFに搭載されている基準クロックは,温度補償されていない
水晶発振器なので,GPS信号としては周波数が不安定.

そのため,信号のQiが5~6とやや低めです.

一度は挫折した外部クロックをまた設計してみるか.
多分,バッファを入れれば,ドライブできるはず.

【追記】jitterが気になるので,とりあえずクロックバッファを選ぶ.
これとか,どうかな?

CDCLVC1102: Low Jitter, 1:2 LVCMOS Fan-out Clock Buffer
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