OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

XTRX crowdfunding campaign

2017-12-02 12:14:11 | GPS Signal Simulator
LimeSDRと同じLime MicrosystemsのLMS7002Mを搭載したSDRである
XTRXのクラウドファンディングが始まった.

Crowd Supply: XTRX

基本的にLimeSDRと同じだけれど,GPS Disciplined Oscillatorを
内蔵しているし,アルミケースのデザインも素敵だ.

さらに,最大8台のXTRXをPCIeカードに搭載し,同時にアクセス可能.
XTRXのmini PCIeのインターフェイスにPPS IN/OUTやCLK IN/OUTの
ラインがあるので,時刻同期もできるのだろう.

これがあれば,受信機としてほぼ全部のGNSS信号にアクセスできそう.
シミュレータとしても多周波数,多システムに対応できる.
アレーアンテナによるCRPAも試してみたい.


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5 コメント

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Unknown (mars999)
2017-12-07 13:04:33
GRCon17....4台のRTL-SDRでGPS Beamforming
(ハードウェアを使ったClock同期なし)

https://www.gnuradio.org/wp-content/uploads/2017/12/Wil-Myrick-GPS-Beamforming-with-Low-Cost-RTL-SDRs.pdf
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Re: Unknown (osqzss)
2017-12-07 23:05:07
情報,ありがとうございます.
GNURadioのbeam formingには,こんなものもあります.
https://github.com/gnss-sdr/gr-dbfcttc
ちょっとハードウェアが本格的すぎて,手がだせません…
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Re: Unknown (osqzss)
2017-12-09 22:03:43
YouTubeに講演のビデオがありました.
https://www.youtube.com/watch?v=IsmCQs5KVCs
ソフトウエアでコード位相の同期を取っていますが,beamformingではないような?
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Unknown (mars999)
2017-12-10 17:26:27
beamformingの目的がジャミングからの回避だとNGかもしれませんね.1カ所からspooferが信号を発信している場合、どの衛星も位相の補正値が一緒になって、spoofingを検知できるのではないかと思うのですが?
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Re: Unknown (osqzss)
2017-12-11 08:40:46
Beamformingの根拠として,スライド20でアンテナの指向性によるS/Nの改善を示しています.
当然,S(I/Qベクトルのノルム)は増加しますが,同じようにN(I/Qベクトルのばらつき)も増加します.
スライド20では,RTL-SDRがひとつのときのNに対して,4アンテナのときのSを比較しており,S/Nの改善とは言えません.
どちらかといえば,Nが4アンテナ分増加して,S/Nは劣化しています.
何らかの信号の合成はしていますが,beamformingができているかどうかは疑問です.
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