OSQZSS

オープンソース準天頂衛星(QZSS)受信機

Sonnet Liteで解析

2013-05-12 15:56:47 | ロケット
終日稼働中の実験機器を見守る傍ら,sonnet liteでwraparound antennaの解析を進める.

昨日,勢い余って購入したアンテナ入門の本は,付属CDにsonnet liteのインストーラが
入っているだけでした.各章で紹介されているプロジェクトも入っているものだと期待して
いたのに残念.正直,説明されていないことが多くて,同じ結果を出すのに一苦労.

特にパッチアンテナの解析では,Boxの設定でBottom MetalをLosslessに設定しなければ
ならないことにしばらく気づかず,はまってました.

それでもなんとか,それっぽい結果が出たような出ないような?





リターンロスはGPSの周波数あたりで小さくなっているけれど,電流分布が期待して
いたものとやけに違う.基本的にパッチアンテナなので,radiatorの上下端面で電流が
ゼロになり,半波長方向の中心部で最大になるような帯状になるのでは?

メッシュサイズの関係で,Boxがやけに小さいのも問題かもしれない.
メモリサイズを削減するためにedge meshingもないし,subsectionsも粗い.

正解が判らないので,とりあえず単体のパッチアンテナを作ってみた.



こんな感じを期待しているのだけれど,違うのかな?

【追記】給電の方法が間違っている気がしたので修正.電流分布は帯状になった.
共振周波数がずいぶんと低いけど,メッシュサイズの関係で寸法の丸め誤差も
大きいので,こんなものかな?




コメント
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