アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

日本刀の切れ味は世界一!?

2010年09月03日 | Weblog
  現在、死刑制度のある国はおよそ70カ国。処刑方法は…
 絞首刑… 日本、イラン、イラクなど。
 銃殺刑…中国、ベトナムなど。
 薬物注射…中国、アメリカ(ネブラスカ州をのぞく)、グアテマラ、タイ。
 斬首刑…サウジアラビア。
石打ち…イラン。
 電気椅子…アメリカのネブラスカ州
注1 複数の執行方法を採用している国があります。
 注2 公開処刑は、中国、北朝鮮、イラン、サウジアラビア
注3 G7(日本・アメリカ・イギリス・イタリア・カナダ・ドイツ・フランス)で死刑制度のある国は、アメリカと日本だけ。

 死刑囚にとって、一番辛いのは、石打ちでしょう。死ぬまで石を投げつけられるのですから。イランでは現在も行われているとは聞いていましたが、この夏(8月16日)、アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンが若い男女が不倫したとして、石打ちによる公開処刑を実施したという…。

 石打ち以外の方法は、瞬時に決着がつく。痛いとか苦しいとか感じている暇がない。その中で気になるのが、斬首刑です。
 なぜか日本的なものを感じる。切腹の時に介錯人がつきましたが、いわば「斬首人」。話では、首の皮を一枚残して斬るのが上手な斬首人なのだそう。斬り落としてしまうと、首が転がって血が散らばるからか?
 拝一刀(おがみ いっとう:大五郎の父親)は、公儀介錯人でしたから…さぞ、上手だったんでしょう。なにしろ、公儀介錯人の地位をめぐって柳生一族と争ったぐらいですから。

 そこで一つの疑問が出てくる。拝一刀の場合、日本刀を使った。サウジアラビアではどんな刃物を使うのだろう?西洋剣(ヨーロピアンロングソード)では、斬首は無理。そんな疑問を持つ人など、「おらんやろ」ってかぁ?
 サウジの、「斬首の刃物」を時系列でまとめると…
 1 処刑用の剣(一般の剣よりナタに近い感じ)
 2 斬首用の斧と断頭台(斧なら首を飛ばせる)
 3 処刑用の剣(16世紀のナタに近い処刑用の剣とは、かなり違う)
 注:1と2の間に、ギロチンが入った可能性もあります。

 日本刀がいかに優れたものであるか、この斬首刑用の刃物の変遷からもうかがえる。日本刀なら、変遷もヘチマもありませんから。それが書きたくて、ここまで引っ張ったのかって?はい、最近日本に係わるグッドニュースがないので、日本刀の凄さを国民の皆様と分かち合いたくて…(なんちゃって)。
 イギリスには死刑制度がないと書きましたが、…ありました。「自殺したら死刑」という条文を発見。自殺は神に背く行為ですから、当然死刑ですね。それにしても、「自殺は死刑」…凄い法律。日本もマネルといいのにね。