アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

ドッジボールおよび雪合戦の禁止について

2014年01月25日 | Weblog
 日本の小学校、体育では平気でドッジボールが行われます。冬になれば雪合戦が平気で行われる。米国の、「ドッジボール」「雪合戦」の扱いを見ると、「日本はこれでいいのか?」と、思ってしまいます。

 米国のノースカロライナ州では、「音痴は違法」。これが、日本でおもしろがられております。これは、「公共の場で、音痴の人が歌うのは違法」ということでして…例えば国際試合の開会式で、音痴の人が国家を独唱するのは違法ということ。音痴の基準ですか?まあ、州政府の「音痴判定委員会」の判断でしょう。どんな刑罰があるか?懲役はないと思いますがね。

 コネチカット州では、「車内で飲食してはいけない」という法律があります。コネチカット州は、北からニューヨークへ入る時に通る州なので交通の要衝。マサチューセッツ州、メイン州、ニューハンプシャー州の車が頻繁に通ります。これに目を付けたわけです。まず、スピードの取り締まり。コネチカット州のナンバーを付けた車は目こぼしして、他州のナンバーを付けた車をバンバン捕まえて罰金を取る。凄い収入源ですよ。そうこうしているうちに、道路へ「食い物の残骸、あきびん、ゴミなど」を捨てる車が目立つようになってきた。そこで、「車内飲食禁止」とした。そうとは知らない他州の車は、バンバン捕まる。結構な収入源となっているようです。
 なお、真偽の程は不明ですが、コネチカット州には、「犬に刺青をする時は、警察に届出しなければいけない」という法律もあるのだとか。と、いうことは、チャイニーズクレステッドドッグやペルービアン・へアレスドック(インカ犬)のような「無毛犬」のルーツは、コネチカット州にあるのか?だって、毛の生えた犬に刺青してもどーしょうもないでしょう?

 フロリダ州では、「18時以降、公共の場での放屁を禁ずる」という法律があります。音が出ない屁(早い話がスカシッペ)の場合はどんな扱いになるのでしょうか?ゲップはバッドマナーという話はよく耳にします。オナラの場合は、風上でなければ無視してもらえるという話もありますが…。ホントカネェ?
 フロリダへ行ったら、放屁は18時前に済まさなければ。

 で、いよいよ雪合戦問題。前置きが長いってがぁ。
 ミズーリ州では、「雪合戦をしてはいけない」という法律がある。破った場合、な、な、なんと、「逮捕!」というのだから…雪合戦撲滅に対する州の決意の程がうかがえます。勤務中の飲酒に寛大で知られるミズーリ州がなぜ雪合戦を目の敵にするのか?それは、銃による犯罪を抑えるための施策ですね。雪合戦は、相手(人)を標的にして雪玉を撃ち込む。この遊びを容認しておけば、銃を持ち出して平気で人々を撃つ。そんなわけで、制定された法律ですね。
 ドッジボールも、同じ意味で「禁止」にする州がどんどん増えています。2014年内に全ての州がドッジボール禁止となるのではないかと思います。
 日本では、のんきに、「雪合戦」も「ドッジボール」もやってます。そろそろ考えたらいいんじゃないかなあ。実は、銃社会になったらどうこうということではないのです。「合法的ないじめ」の要素があるのですよ。特定の子をねらう…。一人に対し複数の子が攻撃するのを、「いじめ」と、いうのです。体育の授業中なら、合法的…。これはないでしょう!

 なお、ドッジボールのドッジは、「身をかわす」という意味。えっ?そんなことみんな知ってるって?私が行く小学校の1年生は、知りませんでしたけどね。「ゲーム前にセンターサークルで審判がボールを投げ上げて、どっち(ドッチ)のボールにするかをきめるから、ドッチボール。それが訛って、ドッジボールっていうんだ」と、言ってました。